- 2016年4月6日 10:30 CAT :
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餓鬼
春。もう何日も経ってる。
と言う事で、貧しい我が家では、毎年の恒例行事。晩ご飯のおかずにお散歩がてらにたんまり「つくし」を取って来た訳でございます。
いやね。何年か前に散歩しててたまたまメッチャ「つくし」のはえてる所を見つけたもんで、毎年そこに行っては「つくし」を取ってきて、晩ご飯のおかずにしているんだよ。
もう娘の育ち盛りと言う事で、山のようにたんまり取ってきた。
前に、近くの産直市で買った時は、この半分以下で200円以上したので、多分、500円以上分はあると思う。
まぁ、茹でたらガッツリ減るんだけどな。
で、娘と一緒にセコセコとハカマ取り・・・
ホントは、その後一晩水に浸けたりなんなりと下処理せねばならんのだけれども、そんな面倒くさい事をうちの子どもたち(オレを含む)が待てるわけ無い。
熱めのお湯に浸して手でシャバシャバ・・・ある程度胞子が出たらもう鍋へGOだ。
で、しんなりする位まで茹でて、茹で湯を捨てる。もう一度軽く洗った後は、もう味付け。
適当に水に出汁の素入れて、砂糖、醤油、みりんをぶち込んでコトコト煮る。
佃煮と言う位なんだから、水気がなくなるまで煮込むべきなんだろうけど、そんな面倒くさい事をうちの子どもたち(オレを含む)が待てるわけ無い。
ある程度味がしみ込んだだろうと言う所で完成じゃ。
むしろ最近は、この少し残った胞子のほろ苦さもうまいような気がしてきた。
菜花とか、ふきのとうすら食べられる娘も、美味しかったらしく(ちょっと繊維の硬い所は苦手みたいだけれども)山のように取ってきた「つくし」はあっと言う間に無くなってしまった。
今年も、おかずのある晩ご飯を食べられて良かったです。
来年もよろしくお願いします。
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