- 2016年4月27日 23:39 CAT :
-
ジャズピアニストは肉離れ
初恋の人がいたけれども、実はその人は、学校の地下にある誰も寄り付かなくなった古びた教室の中で、この世の悪意を育てていた。
オレは、その悪意と戦う。
だが、そのためには、初恋の人を殺さなくてはいけない。
・・・そんな夢を見た。
夢を見てる間は、すごく悲しく、すごくドキドキしてた訳で、目を覚ました時には「これは傑作のマンガになるネタなんじゃねえか?!!」と思ってんだけど、時間が経つにつれて、凄く陳腐でありきたりな話のような気がしてきました。
この話。実際の所はどうなんだろう・・・王道の少年マンガ的な感じなんだろうか?
まぁ、どうでもいいや。
いやね。もう、少年マンガの場合は、ありきたりで良いと思うんだ。
今の時代に、ドラゴンボールと全く同じ展開のマンガがあったとしてもそれを読むのは、ドラゴンボールを読んでた子どもじゃないんだから。
少年マンガの展開は、70年代に完成されていると聞いた事がある。
「あしたのジョー」と「リングにかけろ」さえなぞっていけば、それで良いらしい。
「あしたのジョー」の展開やキャラ配置をほぼそのままなぞった上で、「リングにかけろ」的な戦いをうまく融合させた「マキバオー」は未だに語り継がれる稀代の名作だと思う。
他にも、メッチャ格上のライバルが出てきて、色んな闘いの中で、そいつと仲間になったり、敵対したりしながら成長していき、そして、ライバルと最後に戦う(または、ライバルが主人公を認める)と言う展開は、例えば「北斗の拳」や「ドラゴンボール」、「スラムダンク」、「ひかるの碁」、「ナルト」なんかもそうだよな。
・・・ゴメン。最近のマンガは分からないや。
ワンピースの場合、この王道展開を何重にも重ね過ぎて訳分からなくなってしまったパターンだと思う。
少年マンガなんだから、この王道展開で良いと思うんだけど、それじゃあダメになった一番の理由は、良い大人が未だにジャンプとか買って読んでる事なんだよね。
昔は、マンガ少年は大人になるにつれて、青年誌を読むようになっていったんだよ。
良いおっさんが、ワンピースの展開に文句言ってんじゃねえよ。
少年が面白ければそれでいいんだよ。
ハンターハンター連載再開を機にジャンプを買い始めた30越えのおっさんだけど、そう思うんだ。
ただ、ハンターハンターは逆にジャンプに載ってちゃダメだと思うんだけどね。
・・・書き込みが楽しくて止まらなくなってきた。
- この記事を見てみる ⇒