2016年6月3日 3:53 CAT :
       

玉椿姫(前編)

昨日に引き続き、映画ネタをもうひとつ・・・

プライム会員の志茂田さんです。

好きな映画監督の一人に「リュック=ベッソン」がおります。

「リュック=ベッソン」の歴史超大作「ジャンヌダルク」と言う映画。

実はこの映画には、色々と思い入れがあったりするので・・・今日の所はそのお話でも・・・

時を遡る事15年以上・・・オレが高校生の頃の話。

当時、演劇部で台本をいっぱい書いてたオレは、勉強も兼ねてとにかく映画を見まくってた映画小僧だった。

テレビでやってる奴は「金曜ロードショー」に「木曜洋画劇場」に「日曜洋画劇場」「ゴールデン洋画劇場」のほとんどを見て、更に、興味がある映画は、レンタルビデオで借りてきたり、公開中なら映画館まで足を運んでた。

いや、ホントにあの頃はよく見たんだよ映画。

そんな時、大好きな監督「リュック=ベッソン」の新作が公開されると聞き、「これは見に行くしかないな」と思ったのが、冒頭の「ジャンヌダルク」だった訳だ。

ただ、一人で見に行くのもなんだなぁ~と思ってたオレは、同じ演劇部の友人N(って言うか、なおき)君を誘った。

そしたら、当時彼女が出来たばっかりでお花畑だったうんこ野郎のN君は「野郎2人で映画見に行ってもしょうがないな。女を誘おう」とか言いだした。

話と長くなるんだけど、この少し前に、オレは演劇部の男何人かで「お互い好きな女を言いあって、それぞれがそれぞれの女と付き合う事が出来るように協力しようぜ同盟」を結んでた。(この辺りのニュアンスは、書きかけのフィクションたっぷりの実話小説「超ニュースチョクホー」でも書いてるので、そっちを参照してくれい。)

簡単に書くとN君の言ってた「女」とは、その同盟の結果うまく付き合う事が出来るようになったN君の彼女ではなく、オレが当時思いを寄せてた同じ部活の先輩さんの方だったんだよ。上記の同盟があったので、まぁ、少しでも協力してくれようとしたんだろう・・・と信じたい。

で、まぁ、オレは色々ウダウダ駄々をこねてたんだけど、結局オレが誘う事になった。

「先輩・・・今度、一緒に『ジャンヌダルク』を見に行きませんか?」と誘った瞬間、先輩は「『ジャンヌダルク』!!??絶対行く!!」と二つ返事でOKをもらった。

後日分かる事だけれども、この先輩、所謂ビジュアル系バンドが大好きで、この時オレが言った「ジャンヌダルク」もバンドの「ジャンヌダルク」と勘違いしていたらしい。(まぁ、オレも当時、「ジャンヌ」と「ディル」ばっかり聴いてたので、この勘違いもありえなくはないんだけども・・・)

で、当日。

オレとN君とその先輩と言う何か変な3人構成で、映画を見に行った。

ちなみに先輩は、大好きな「ジャンヌダルク」が、良く分からんフランスの監督の映画に変わってしまったため、若干テンションは低かった。

何事もなく、映画館の中へ。

この映画、見た事ある人は分かるかと思うんだけど、結構グロい。しかも、下の方も結構エグイ描写が多い。冒頭から、ジャンヌのお姉さんはイギリス軍に殺された上に死姦されるし、ジャンヌは処女か確認されるためにまんこに手を突っ込まれる。

正直、「好きな人と何と言う映画を見に来てんだ?オレは?」と言う事ばっかり考えてて映画の内容はあんまり頭に入ってこなかった。横に座ってる先輩の顔ばっかり覗いてたような気がする。

映画自体は、オレとしてはそこそこ面白かった。面白かったんだけども、上記のような状態だったので、何だか良く分からない事にもなってた。

その後は、確か映画館の入ってたモールでお茶したり、チョコチョコした気もするんだけれども・・・

それでも映画の内容とは裏腹に、比較的和気あいあいとした感じでそこそこ楽しんで、帰路に就く事になったんだよ。

ただ、その帰路で事件は起こったんだ。

・・・って、長くなってきて、もう眠くなってしまったので、今日の所はもう終わりにしよう。

続きは、明日と言う事で・・・おやすみなさい。

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