- 2017年11月30日 3:17 CAT :
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泣くだけの わがままは いつでもできる
amazonプライムさんのオリジナル番組を見てると、よく「地上波ではできない番組」と言う表現をされてる。
オレがよく見てる「ドキュメンタル」や「カリギュラ」何かもそうだと思う。
と言うか、BSスカパーにしても、ネット配信番組にしても、このキャッチコピーってよく見かけるんだけども・・・
ただ、その手の番組を見てて思うのは、それらの番組のほとんどが、「地上波で見られない」と言うよりは「昔懐かしのテレビ」と言った感じなんだよね。
実際に、「カリギュラ」の最終回で、今田耕司兄さんがやった企画は「かつて、地上波でやってたドッキリを再現した」と本人も言ってた。
思い出してみれば、オレが子どもの頃なんて、地上波のゴールデンの時間帯、家族団欒で見てた番組で普通に乳首解禁されておりましたよ。
大体、カトちゃんの往年のギャグ「ちょっとだけよ」なんて、ストリップだからな。
オレが、死ぬほど笑ってた頃の「めちゃイケ」のスタンプってコーナーとか、サイコロ振って目が出た奴を全員でボコボコに殴るだけのコーナーだった。
マンガでもよく似た現象が起きてる。
先日、ジャンプラで連載されてる漫画で、ネコを虐待して殺す描写があって、それに抗議が殺到したらしい。
これも、何も問題ねえだろ。
オレが子どもの頃読んでたとあるマンガでは、核戦争後の荒廃した世界で、力のない一般の人間が「汚物は消毒だ」と言われながら、火炎放射機で焼き殺されてましたよ。
オレの親父の世代になると、飢えに苦しんだ母親が自分が生んだ子どもを殺して食べようとしてましたよ。
前者は少年ジャンプで、後者は少年マガジンだ。
ネット配信のマンガで、ネコをチンしたくらいが何だって言うんだ。
ただ、昔からこういった表現に対して、クレームがあったのか・・・と言うと、多分あったと思うんだ。
確かに、昔と比べると色んな意見が表に出るようになった。
でも、一番変わったのは、多分制作者側がクソヘタれになった事なんだろうね。
クレームも凄かったんだろうけど、それでも、昔のテレビ局や、マンガ編集部はやり続けてた。
今はなんだよ。すぐに謝罪して、撤回して、お蔵入りして・・・馬鹿じゃねえのか?
どうせ、クレーマーなんて、文句言うのが好きなだけで、どんなことしたって、重箱の隅をつついてくるアホなんだよ。しかも、クレームを言うやつなんて、全体の1%にも満たない。
そんな1%以下の頭の湧いてるキチガイの言う事なんか、無視して本当にやりたい事をやればいいんだよ。
「ドリフの8時だよ全員集合」は、PTAが問題視して、子供に見せたくない番組ダントツのNo.1になって、学校が家庭で見せないようにと言うプリントを配ってたけど、それでも、平均視聴率30%を超えてたんでしょ。
如何に問題視して、わーわー喚いてるクレーマーの数が少ないかと言う話だと思う。
ネットマンガは、もう一般的になってきて、キチガイクレーマーがチェックし始めるようになったんだろう。
ネット配信番組や、スカパーももう少しメジャーになったら、キチガイクレーマーがチェックし始めるだろうな。
是非とも、そんな事は無視して、昔のような本当に面白いものを作り続けてほしいです。
前述のネコをチンした「友食い教室」の作者さんは、「これからも同じような表現するから、気に入らなければ読むなよ」とツイッターで呟いてた。
こんな作者さんを編集部の方でつぶさないでほしい。
そう言えば、生まれてすぐに遊びやすいように腹を改造されて、0歳から立派な性玩具になってた少女が出てくるマンガもあったな。
オレが大好きだった少年漫画だ。
これも今じゃあ、ジャンプに載らないんだろうかね。
冨樫先生・・・
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