2021年4月11日 4:00 CAT :
       

お家を建ててみよう 第1話「土地を買ってみよう」

今の生活でオレは自分の欲しいものはほぼ全て手に入っている。

これは、オレがめっちゃ金持ちになったという訳じゃあない。物欲に恐ろしいほど低いんだよね。

車とか、服とかにも全く興味ないし、趣味はマンガ描いたりギター弾いたりすること。

マンガなんて、デジタルに移行した今となっては、電気代さえ払えばずっと描いていられるし、ギターはオレの愛する「てっちゃん」さえあれば十分。

あとは、本とかCDを月に数千円くらい買えれば、もうオレの人生はOKだ。

ギャンブルはもちろん、酒もたばこも一切やらない。

こんな生活でオレは満足してる。

そんな志茂田さんが、この度、なんと家を買う事を決断しまして・・・

その経緯も色々あるにはあるんだけど、それも含めて、家が建つまでをチョッとだけ、このブログでレポートしていってやろうかな。と思い立った次第です。

今日は、その第1回目「土地を買ってみよう」をお届けいたします。

 

 

 

さてさて。

そもそもの経緯から話すと、一番の原因は弟が結婚したことだったりする。

一応、オレは長男だったのでいずれ実家に帰って、親の面倒を見るんだろうと思ってたし、考えた。あと、その旨を親にも伝えてた。

で、その際オレが帰ってきた時に住む家として、実家の離れがあって、そこをリフォームして住むような話もしていた。

オレは、本当なら娘が小学校に行くタイミングで実家に戻る事も検討したんだけど、まだ弟が実家にいた為、オレが家族で実家に住み始めると肩身が狭いかなみたいな事や、娘の学区が変わってしまうと言う事もあって、それはやめて賃貸でもうしばらく粘る事にした。まだ、両親も介護が必要なとかそんな緊急性のある感じでもなかったし。

そして、去年。弟が結婚した。

結婚自体はおめでたい事極まりないんだけど、その際に弟は収入が無さ過ぎて、実家を出る事が出来なかったらしく苦肉の策でオレが住む予定だった実家の離れをリフォームし始めた。

オレに何の相談もなしに。

「さすがにそれはないんじゃねえの?」って事で、去年の夏辺りに弟とは、まぁまぁ懇々と話をして、「勝手な事してすみませんでした」と謝罪もされたでの、まぁ、この件については、もう水に流すことにした。

したんだけど、そうなると、もう今の賃貸で住んでる意味って何なんだよ?

オレは見知らぬ大家さんに毎月数万円。年間だと100万円近いお金を渡し続けてる。

それやめても良くね?

オレに残された道はあと3つ。

 

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 

 

1.今のまま賃貸に住み続ける。

2.弟がいずれお金が貯まったタイミングで家を出たりして、その後に、その弟がこねくり回した家に入らせてもらう。

3.両親と同じ家で同居する。

 

正直に言おう。

なんでやねん!

どれもお断りじゃい!

(↑)こんな気分。

勝手に、何の相談もなしでやったんだから、その責任くらい自分で取りやがれ。

オレは、もう実家に戻る気は失せた。

そして、その為に妥協してたココ10年くらいのお住まい事情に対して、未だにムカついてる。

もうオレも、好き勝手するよ。何の相談もなしにな。

お仕事がありがたいことに増えてきて、事務所をちゃんと作ろうと思ってた事。

来客や、お仕事を手伝ってくれている人が来てくれても止める駐車場がない事

今の家では、仕事の事務所をちゃんと取って、子どもたちの部屋を取る事が出来ない事。

などなど、いくつかの複合的な理由もあって、だったら家を買ってしまおう!と言う事になった。

流れとしては、そんな感じでございます。

 

 

 

まず考えたのは、嫁ともども古いものが好きなので、中古物件を買って好き勝手にリフォームすると言う計画。

実際に、何件か内見もして、リフォーム業者さんに見積もり作ってもらう所まで行ったりもした。

したんだけど、立地条件、建物の雰囲気、希望通りのリフォームになるかの3点全てを満たしてくれる要件はなかなかなかった。

終いには、工務店の人に「リフォームより新築の方が安くて良いものになりますよ」と言われる始末。

いや、それはオレの希望が多すぎたせいなのかもしれないけれども・・・

家なんて、そうホイホイ買い替えるものじゃあない。

どうせなら、今現状で希望していることくらいは叶えたいじゃあないか。

希望してるのは、「車が数台止められる駐車場」「来客と従業員のスペースが取れる事務所」「子どもの学区が変わらないで、人が周りにほとんど住んでないところ」の3つ。

あとは、まぁ正直どうでも良い。

それ以外のところは全面的に嫁の好きに作ってくれていいです。予算内なら。

でも、この希望をかなえられるものが本当にない。

お仕事で付き合いのある社長さんとかにも、色々相談した。

その中で「そんなでかい予算で考えてるんなら、どんな希望の新築でも建ちますよ。志茂田さん!」と、とある社長さんに言われた。

それまで全く新築を建てると言う事を考えてなくて、選択肢にも入ってなかった。

無知すぎて、家を建てる事に対してどのくらいの予算が必要かも良く分かってなかった。

そうか。そう言うものなのか・・・

早速、「新築を建てる」と言う選択肢を増やすために、ネットで物件情報サイトにアクセス。売りがかかっている土地を調べてみた。

すると、数日前に売りに出たばっかりのひとつの土地が目に留まる。

普段嫁と散歩してる時によく通る場所。嫁と「ここ雰囲気いいねぇ~こんなところに住みたい」と話してた場所。

周りが畑で住宅密集地からちょっと離れた所。

でもちょっと行けば大きい道路があって個人的にはアクセスもかなり良い感じ。と言うか、横に幹線道路とか、近所にコンビニがあるような場所が嫌い。

もちろん、今住んでる所の近くなので、子どもの学区も変わらない。

広さもかなりある。駐車場5台くらいとって、大きな庭作って、別宅で事務所建ててもまだ余るくらい。

そして、坪単価でもめっちゃ安い。

周りが田んぼで道路から少し入ったところにある土地は、総じて坪単価が安いんだけど、それに輪をかけて安い。

土地を買う場合、やっぱりに気にしてたのは災害とかの関係と、土地の雰囲気と、前は何に使われていた土地なのかみたいな事だと思う。

その辺も調べてみた。

自治体が出しているハザードマップとかで調べてみた感じでは、津波とか土砂災害、水害などは全部大丈夫。

雰囲気は前述のとおり嫁ともどもお気に入りの場所。

見渡せる景色もディモールト良い。

取り合えず、電話するの苦手なので嫁に不動産屋さんに電話してもらうと、その翌日担当の人が家までやってきた。

早速、その土地の状態を聞いてみた。

不動産屋さんに聞いた話では、このコロナ禍でキャッシュが必要になった町内の企業さんが知り合いだったその不動産屋さんに格安で売ったものらしく、以前は、資材置きなどに使っていたけど、ずっと農地だったらしい。

価格が安かったのは、元々買値が安かった事と、以前農地で今は宅地にはなっているものの、地盤を作る外構工事が数十万かかる為だったらしい。

不動産屋さん的には、取り合えず出してみて、売れなかったらちゃんと地盤調整して、値上げしてもう一度売りに出すつもりだったとか。

そもそも、あんなアクセスの悪いぽつんと田んぼの中にあるような土地が売れるとは思ってなかったって。

いやいや。オレは、ずっとそう言う土地を探していたんだよ。

これは運命だと思った。

次の日には、その土地の仮手付金を払っていた。

こうして、オレは本当に誰にも相談しないで土地を手に入れてしまったという訳だよ。ワトソン君。(もちろん、嫁や子どもたちとはよく相談したけど)

 

 

なんか、こういうのって直感とタイミングだと思うんだよね。

最高の立地でめっちゃ広い土地は手に入った。

あとは、この上にどんな理想のマイホームを建てるかと言う話。

人と会う事が何よりも嫌いなんだけど、今がんばって、ハウスメーカーさんめぐりを行っております。

と言う事で、次回は「雑念を振り払ってみよう」。

家を建てるために考えないといけない悲喜こもごも。

ハウスメーカーさんに丸投げは出来ない。

色々と飛び交う雑念に振り回され続ける志茂田さんを救ってくれたのは、とある一人の社長さんの一言だった。

(いつになるか知らんけど)次回を待て!

 

 

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1 thoughts on “お家を建ててみよう 第1話「土地を買ってみよう」

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