2021年7月11日 4:00 CAT :
       

「JK」「オナニー」「無修正」ってキーワード入れたらタイトル詐欺でも多分アクセス数が上がる

先日、「ぬとらじ」って言う生配信(4コマにも書いたチョッとオレもやってみたヤツね)を聴いてたら「どうも。くろすけです。」って名乗ってて「はぁあああああああああああ!!?」ってなった。

いや全然別人だったんだけど。

なんでも、新都社さんで描いてる人に「くろすけ」って先生がいたんだって。

紛らわしいんだよ!

メッチャドキッとしたじゃねえか!!

でも、声が全然違うかった。あいつはそんな声じゃねえよ。そもそも一人称「ぼく」じゃなくて「オレ」だ!

なんてね。言ってますけども。

この話については、この「くろすけ先生」は何にも非がないし、訳分かんないと思うので、この辺にしておいてやろう。

ただ聞いててなんか変な気持ちになったので、そっとブラウザを閉じました。

先日、家の押し入れの掃除してたら、くろすけがオレの結婚式の余興で「おおきなさかな」歌ってくれた時につけてた「タイの被り物」みたいなやつが出てきた。これは何となく捨てられないので新居の方にも持っていくデス。

なぁ~んか先日、ラジオのネタでチラッと名前出してから、ちょくちょく話題になるんだよな。

この調子で、ひょっこり本人と会ったりしないもんかな。とか思ったりもしつつ、もうチョッと色々イヤになってきた。もうしばらく、くろすけネタは良いです。

さてさて。

時々、人生について鑑みてみたいと思う事がある。

とは言え、もうこのブログの記事数も2700を超える訳で、さすがにそう毎回毎回目新しく人生観が出てくるもんでもないんだよね。

個人的によく読み返すのは、「【転落の詩集m7】と言うコード」っていうこの記事だったりする。

要するにコード進行で言う所の、根音から3度離れた性格音が半音上がったり下がったりするだけで、メジャー調にもマイナー調にも変わってしまうんだかから、人生だってコードと同じく半音の上がり下がりだけで幸せな人生と不幸な人生が変わるとか。まぁ、そんなお話ですよ。

自分の人生を悲観的に見るか肯定的に見るかなんて、ホントその人の感性。

そもそもマイナーコードだって、何だったら不協和音だって、曲を描く時に欠かせない。

実際オレが描いた曲のほとんどはマイナー調。メジャー調の曲なんて多分数曲しかないと思う。

マイナーコードってカッコいいんだよ。そして、マイナーコードの中に時々メジャーコードを紛れ込ませるだけで、凄く良い感じの曲になるんだよ。

トニックとドミナントを混ぜ合わせる事によって、感動するコード進行が作れると言う、邦楽で最もよくやられてる手法だよ。

音楽の話はもういいや。

別にそんな専門的な話をしたいわけじゃあない。

最近このコード進行で言う所の性格音的な事でチョッと思う事があった。

前に書いたかもしれないけど、息子が発達障害の疑いがあったとか何とかで、「そんなことよりお父さんはかなり重度の発達障害ですよ」的なお話になった。

それはそれとして良いんだけど「薬を飲むことで、症状を抑えられますけど」と、そんな話をね、最近されたんだよ。

前に、うつ病だか適応障害だかになった時には、精神を落ち着かせる薬とか、不安を取り除く薬とかを出してもらって、何年かに渡って飲み続けた(結局、こんなもの意味ねえよ!って飲むのやめたけど)。

それとはまた少し違うものらしい。

それを飲むことで、じっとしていられなかったり、注意力が散漫になったり、どれだけ注意してもケアレスミスしたり、人の気持ちや空気を読めなかったりと言う事が緩和されるとか何とか・・・

ふと考える。

これは、薬を飲んでまで治さないといけない事なのか。

正直な話をすると、これまでの人生が楽ちんちんだったとはあんまり思えないけど、今の生活には非常に満足していて、毎日が「こんな楽しくて、まぢで良いんですか」と思ってる。

嫌な仕事もしなくてよくて、ストレスもたまらないし、おうちでずっと好きな事やって、それでサラリーマンの頃より全然収入もある。かわいい嫁も子どももいて、いつもニコニコ生活している。

それもこれも人生における選択肢を全て奇蹟的に良い方向を選び続けた結果なんだと思ってる。

一つでも、選択肢が変わってたら今のオレはない。

パラレルワールドにはきっと、違う選択肢を選んだオレが無数に存在していて、その中には、今のオレより圧倒的に幸せな奴と、絶望的に不幸せな奴がいるんだろう。

だからと言って、今の生活に対しての不満も、他のパラレルのオレに対する嫉妬や羨望もある訳ない。

薬の話に戻るんだけど、例えば小学生の頃、じっと座ってられなくて、ずっとティッシュとか鉛筆とかを食べてて、すぐ暴力をふるったりしてたオレが、あの当時重度の発達障害だと診断されて、薬を飲んで、特別学級に行かされていたとしよう。

確実に、今の人生とは違う人生を歩んでいたと思う。

小学校とか中学校では、薬のお陰で割と楽しくやれたかもしれない。友達もいたかもしれない。

でもそれが本当に良かった事なのか分からないんだよね。

嫁も、家族ぐるみで付き合いのある友達も、今のお仕事関係の人とかも、皆さん今のオレに対して、付き合ってくれてるんだけど、何となくオレがもし薬飲んで、普通の人になれていたら、付き合っていなかったような気がする。

オレの人生にとっての性格音は確実にこの部分だった。

オレはここで、薬も飲まなかったし、特別学級にも行かないまま、クラスのやばい奴として認定されて、友達はおろか、いじめの対象にすらない、存在自体を拒否された生活を送ってた。

卒業式の練習とかでは、ホント血が滲むほど歯を食いしばってじっと我慢しても、「クラスで一番動いてるダメな奴」の烙印を押されて、学級会とかで吊し上げられてた。

まぁ、マイナー調ですわな。

でも、そのまま生きてきた今、このマイナー調は多分カッコいいロックになったと思ってる。

「どれだけ頑張るの?」と嫁に言われるけど、今の頑張りなんて小学校の頃と比べると、頑張ってるなんてレベルにもならない。

これがずっとマイナー調で生きてきた結果だよ。多分・・・

未だにジッとしてられないし、人と話するのも苦手だし、イベントごともしょっ中ドタキャンするし、仕事の納期もあいまいだし、物凄いうっかりミスする。

でも絶対適当な仕事して、雑に生きてるわけじゃないとは思ってる。

ダメダメなのはわかってるけど、一生懸命やってるんだよ。

それを分かってくれる人と一緒に生きていってる。

お仕事の面でもそれを認めてくれる人がいてくれる。

学生時代の砂漠の砂鉄のような経験があるから、他の人と比べると少ないかも知れないけど、そんな人の存在がとてつもなく嬉しいし、感謝してる。

その人のために、どうしようもなく微力だけども出来る限りのことをしようと思ってる。

マイナー調が今になって良い感じになってる。

発達障害も、何だったら身体的な障害もある意味で個性でしかないんだと思う。

個性に対してネガティブに思うか、ポジティブに思うかは、人それぞれの取り方でしかない。

もしこの話について、「お前は障害者の気持ちが分かってない!」と批判されるなら、「そりゃあ無理ですよ。オレは、人の気持ちが分からない発達障害者ですから」ってなもんですよ。

障害者って便利な言葉だわ。

これ使って「オレって弱者ですよ」って言えば、強い立場になれるんだから。

そんな社会なんて糞みたいだ。と、あの車いすに乗ってるちっこいおばさんに言いたい。声高に言いたい。

傷つくかもしれないけど、オレは人の気持ちが分からない発達障害者ですからなぁ~ケセラセラ。

あのちっこいおばさんには色々思う所があるけど、この辺にしておこう。言い出したら、止まらなくなるし。

まぁ、何しか、個性をひけらかして自慢する前に、楽しく生きられるように頑張れよって話。

性格音が半音下げでマイナー調だとしても、それが必ずしも悲観的な音楽にはならないんだからな。

絶対悪意とかそんなんじゃなく「飲んだら色々楽になりますよ」と薬を勧めてくれた、本来息子のために来てくれていたカウンセラーのおばちゃんには「今の生活で満足してるので、オレは無くても大丈夫ですよ。息子が辛そうにするようでしたら、そちらはご提案いただけますと嬉しいです。」とお断りをした。

この決断に後悔などあるはずもない。

そんなこんなで、今週も何とか「G」1話描き切った。

今週一番作画に時間がかかったページ(↓)

いや、実にカッコいい絵が描けたと思う。

簡単な作画でやって行こうと思ってた「G」だけどやっぱり、クライマックスになると、どうしても絵も気合が入ってしまうな。

あと半年ぶりの新作短編のネームも描いてる。

一つは嫁の希望で描いてる「2人マイナス14年」ってお話。

もう一つは「おもちゃはおもちゃばこへ」を描いてた時に思いついてたもう一つの熟女ネタ「今宵ただいまはゼロになる」ってお話。

多分どちらも近いうちに「まんがおきば」さんの「漆黒の青空」の方で更新すると思う。

これについては書く書く詐欺にならないように。

ちゃお~

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