- 2023年5月11日 12:38 CAT :
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黒くなりすぎた黒歴史は漆黒になって価値が出てくる話
ブログ書き始めて20年近く経つ。
その間、書きも書いたり3000近い記事が溜まっているそうです。
思春期のオナニー回数と比べると、まだ全然書きたりないけれども、それでもなかなかの数字だと思う。
その中で実は、30件ほど、過去に公開してすぐに取りやめた、もしくはしばらくして非公開にした記事が存在している。
先日、その本当の意味での黒歴史記事を読んでた。
「あぁ~これは確かにヤバイな」「そりゃあ非公開になるわ」と。
そのタイミングでは、これを「過去の黒歴史シリーズ」として公開してやろうとか、ふんわり考えていたんだけど、一晩寝て頭を冷やした結果、今更そんなことをして問題を蒸し返すことになっても困るので、やっぱりやめることにした。
大人になったんだよ。私も。
過去の黒歴史と言うものは、どんな人でも必ず1つや2つや3つどころか100くらいは持っていると思う。
そして、これを捨ててしまう人種と、大事に取っておく人種が存在している。
オレの場合は完全に後者で、それこそブログ記事から、漫画や小説、果てはノートに書いた秘密の日記や、日々のどうでも良い落書きまである程度残している。
捨ててしまうのは一時の高ぶりとナルシズムなんだろうけど、残しておいて年老いてから自分だけで愛でると、これがなかなか乙な感じになるんですよ。
と言うか、自分の黒歴史を抹消すると言う行為自体が黒歴史的な行動でしかないと思うんだ。
実際に人前に出すかどうかについては、しっかり考えてからにした方がいい。
でも、自分だけが見られる状態で保持しておけば、それはそれでまた見ることが出来るじゃあないか。
捨てるなんて、いつでもできる事なんだよ。
いつでも出来ることを、さも「オレは過去を捨てる」的な事を思いながら実行するなんて、それこそ顔面大赤面の黒歴史だと思うんだよね。
そもそも、そういうものを取っておかない人が間違いなく一番正しい。
そして、一番恥ずかしいのは取っておいて、突然謎のナルシズムが沸き上がってきて捨てる事だよ。
オレも何度かその衝動に駆られた事あるけど、冷静になれと言い聞かせて踏みとどまって今がありますので。
まぁ、何が言いたいかって、自分の作ったものは大切にしましょうね。と言う話ですよ。
一番の問題は、自分の作った物以上に人からもらった元、子どもたちの作ったものはさらに捨てられないと言う事。
先日も嫁に「どうせあなたは捨てられないから、私が捨てておく」と言って、嫁が描いて渡してくれたイラスト付きのメモを勝手に捨てられました。
そんなものすら全部取っておきたいんだ・・・オレは。
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