2023年5月26日 10:36 CAT :
       

親不孝怨歌

(↓)と言う記事を見かけた。

【新出生前診断、4年で4万人超 高齢出産増加が背景】

これ5年くらい前の記事だったけど、お腹の子どもが障害を持っているかどうかを調べることが出来ると言う新出生前診断をしてる人が増えていることと、障害を持っていると分かった人の9割は中絶を選んでいると言う話ですよ。

これだけ見ると、倫理的になんだかなと思うんだけど、この話にはもう一つの側面がある(↓)

このグラフ、中絶の件数を出す数字なんだけど、新出生前診断が始まってからどんどん中絶件数は減ってきているらしい。

この2つの事象を簡単に関連付けることはできないけど、色んな事実を知っておくことは重要ですよ。お兄さん。

普通に子育てするのでも、正直相当しんどいんだわ。

それ以上に楽しい事が多いので、子どもがいる事に対して負の感情を持ったり、いない方がいいと思ったことは一度もない。

むしろ、子どもたちがいてくれて本当に良かったと思ってる。思ってるけど、まぢでしんどい。

ありがたい事にうちの子どもたちは、身体的な障害などはなく、知能的障害も一番ひどいのがオレだったくらい何もない。

でも、この子たちが障害を持っていたらどうだったんだろう。そして、それが生まれる前に分かっていたとしたら。

今すぐに、「だったら堕ろしますね!」と即答できるはずもない。

きっと中絶を選んだ9割の人たちも「えぇ~ガイジなの?じゃあいらないよ。」とか言いながら堕ろした人はいないと信じたい。

悩みに悩みぬいた末の結論に決まってる。

その結果、中絶したとしても、産んだとしてもどちらにしても、本当に大変だったと思う。

中絶件数が減ってきているし、障害があるかどうかがわかる事で、例え産む決断をしたとしても心構えが出来る訳で、そう考えると新出生前診断と言うもの自体は施行されて良かったんだろうね。

結婚やら出産やらが続いたので、明日は多分、「あの頃の話を振り返る愚行を犯し続ける別にひとときでもなかった暗がり~その7」を更新するよ。

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