- 2023年12月27日 12:15 CAT :
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ジェノバとの再会を夢見る
人生に絶望した回数なら、なかなか人に負けない自信があるような気がしないでもない。
あと、自分で言うのもなんだけどなかなか面白い人生を生きてこれたような気がしている。
まだ死んでないので、これから何が起こるか分からないけれども、それでも、現時点ですでになかなか面白い人生だったと。
ただ、絶対的に言える事は、昔と比べて物語が描けなくなった。
と言うと、語弊があるな。
描けなくなったんじゃなくて、描くのに躊躇するようになったと言う感じか。
以前は、思いついたものを粗削りでもポンポン作品化していた。
それなのに、今じゃあ、なまじ余計な知識をつけちまったもんだから、この話じゃあページ数内でまとまらないなとか、登場人物を絞って短編として際立たせるにはこのネタは使えないとか、どうでも良い事ばっかり考えて、全然筆が乗らない。
加えて、何か作画にもこだわりたいので、以前と比べると作画時間も膨大になった。
単純に「Gの世界」描いてた頃と、今の「風を切る日々」でも多分1ページ当たりの作画時間が数倍になってる。
忙しい中時間を割いて、描くのにこんなネタじゃあな・・・とか、いらない事を考えてしまう事もダメな原因の一つだよなぁ。
負の感情が沢山ある方が、物語がいっぱい描けるような気がしていた。
でも、それもそうでもなかったらしい。
いや、やりたい事、描きたい話はアホほどあるんだよ。
実際ネームまで出来上がってる話もたくさんある。
なのに(↑)の理由で、作画しないまま終わらせてしまってる。
何とも情けないと言うか、勿体ない話でございます。
いや、ネタはホントいっくらでもあるんだよ。
それこそ20年くらい前からずっと描きたいと思ってた「ツンボとメクラのラブゲーム」とか「ロボトミーラブ」、「処女はアイアンメイデンに入れて殺すに限る」「せんたくの島」などのお話を何とか形にしたいとも思っているんだよ。
その上で、ここ最近書いたネーム「出来すぎた準備」とか「今宵、ただいまはゼロになる」などのお話の作画もしていきたい。
思う所があって「風を切る日々」の次の話からのネームを作り直そうとも思ってる。
考えてみたら、やりたい事めっちゃあったみたい。
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