- 2024年9月1日 12:24 CAT :
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ぼくの名前はニコCHINHIN
アンチフェミニズム問題と言うと、何か、女性の権利がどうのこうのとか思われそうだけど、それじゃあない。
先日、とあるライブハウスで、アンチフェミニズムと言うバンドさんがパフォーマンスとしてガソリンをまいて火をつけたとかなんとか・・・
で、それに対して色んな意見が飛びまわっているというそんなお話ですよ。
Xとかで出回っているその時の写真(↑)・・・まぁまぁの燃え方ではあるよね。
「ハナタラシ」が火炎瓶を投げ込もうとした話をよく(特にオーケンのエッセイやらなんやらで)聞いたたので、このご時世にそんなハードコアな事をするバンドがいるとは!と言う事で、何となく感激いたしましたよ。あたし。
ただ、どうもそんな感想を持つ人は少数派らしい。
バンドブームをリアルタイムで体験していないので、「スターリン」や「ハナタラシ」、「非常階段」の伝説も「ミン&クリナメン」や「ばちかぶり」のやったというライブパフォーマンスも知らない。
その辺りを宝島の別冊とかで読んで「うわぁ~ライブハウスって恐ろしい所なんだなぁ~」と震えあがりつつも、何だか良く分からない憧れを持っていた。
それなのに、自分がライブハウスを出入りするようになったころには、この辺りの過激なパフォーマンスはすっかり影をひそめてしまってたような気がする。
オレがライブハウスに通うようになった頃には、変な白塗り集団が「電波ぁ~」って言いながら宗教のようなことしてたり、故人が吐血吐き散らしながらベースを弾き狂っているくらいだった。
個人的には、バンドを組んで音楽をやってる人は、自己表現の手段としてそれを選んだわけで、その手段がどれだけ狂暴であろうともそれはそれでいいんじゃないだろうかと思ってる。
勿論、法律を破るようなことは多分ダメだろうけど、コンプライアンスなんてクソ喰らえだ。
TVとかの公共の電波ならそりゃあ、コンプライアンスも大事だろうけど、ライブハウスですよ。
行かなきゃいいじゃないの。と言う話。
何となくの肌感なので、違ってたらゴメンなさいだけど、批判してる人たちは実際にその場にいた人ではないだろうし、小さな規模の所謂「ハコ」と言われるライブハウスに言った事が無いどころか、別冊宝島すら読んだことないような人たちのような気がしている。
あの狭い空間で色んなバンドのライブ体験をしたことがある人なら、このパフォーマンスを果たして批判するんだろうか・・・と。
逆にライブハウスでのパフォーマンスにさえ制限がかかるのであれば、それこそ、自己表現の為に犯罪に手を染める人だって現れるかも知れない。
オレの知ってる人でも、この人バンドが無かったら犯罪者になってたよね・・・みたいな人いる位だし。
なんかさぁ、多様性の時代とかよく言うようになったけど、ホント口だけの多様性だよね。
よっぽど、昔の方が様々な多様性に対して寛容だったような気がする。
こういう話をすると、「KLACK事件」を持ってくる人がいるけど、そんな人とはお話が合わないと思う。
本質的にそれは違ってるような気がしている今日この頃でございます。
まぁ、火の不始末には気を付けて、これからも火をつけていってください。
休養期間に何されますか?と聞かれて、「万引きや恐喝のようなインディーズ的な活動を行っていきたい」と言ってた人もいるんですよ。
絶対薬をやってそうなのに薬をやってない変人だと思われてたら、実際ただ薬をやってるだけだった人もいるんですよ。
「幻のホームラン王 (Ver .0)」とか「オールナイトロング」とか腹千切れるかと思うくらい笑ったんだけどなぁ~
空手バカボンの「来るべき世界」や「Staress & バカボンBlack」が許されるような世界が来ることを祈っております。
これについては、また明日にでも詳しく書きたい。
「パクリ」と「リスペクト」についてだ。
その辺はまた明日。
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