2024年9月30日 12:24 CAT :
       

君は一人立っているよ荒野

子どものころの夢は漫画家だった。

でも、その才能は圧倒的に無かったと思う。いや、実際に無いんだよ。

ただ、それでも漫画を描き続けた。

その結果として、今、デザインやイラスト、時には漫画を描いてお金を貰ったりしている。

編集者さんに認めてもらって、出版社経由で何らかの本に載る以外に漫画でお金を貰う方法なんてないと思ったんだけど、意外とそうでもないのかもしれない。

特に今の時代、形にこだわる事って本当に意味がないんだろうね。

漫画家になると言う子どもの頃の夢。

「漫画を描いてそれでお金を貰う」事を漫画家だとするのであれば、ある意味夢が叶ってるのかもしれない。

自分の描きたいものを描いて、それを認めてもらって・・・と言う過程ではないかもしれないけれども、オレの書いたイラストや、漫画が例えば商品となって売りに出されたりはしている訳で、もうそれで十分じゃないか。

それどころか、オレの描いたマンガをアップする場所があって、そこで公開した漫画に対してコメントとかも貰えてるんだよ。

描きたいものも書けて、且つ、お仕事も貰えてる。

これ以上の幸福があるのか。と言う話ですよ。

昔、「夢喰いバクヲ」と言う小説で、「夢は叶う」なんてアホみたいな事を言うんじゃない「叶わないから夢なんだ」と描き倒した。

それなのに捨てきれないままずっと持ち続けた夢は、確かに当初想定していた形とは違うかもしれないけど、叶っているんだよ。

人生の折り返し地点くらいになっただろうおっさんからのアドバイスだ。

夢は叶うぞ。

才能が無くても、数十年かかろうとも、必ず夢は叶うぞ。

ただし、その夢を諦めずに持ち続けて、且つ、行動し続ければ。

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