- 2024年10月21日 11:11 CAT :
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セックス依存症の娘
先日、「色々カワイイ女の子を描きたかったんだ!」って記事を書いた時、そのリンク先を設定してて、本当に数年ぶりに「遊星屠殺ワンダー」を読み返したりした。
面白かった。
自分で思いついた物語を自分の好きな感じで、自分の文章と間で書いてるんだから、そもそも面白くない訳はないんだけど・・・それでも、面白かった。
自分の書いたものを読み返す時、漫画より小説の方が圧倒的に面白いと思ってしまう。
描くの好きだから、漫画描くけどね。
小説を書くのはあんまり好きじゃあない。
でも、書いたものを読む際には、小説の方が面白い。
なので、小説も書く。
自分の為に。
今、書いてる「ひとときの暗がり」も相当面白い。
でも、どうしたって「夜景情景スカトロジスト」や「永遠の向こうにある果て」「遊星屠殺ワンダー」みたいな物語の方が面白いんだよなぁ。
まぁ、「ひとときの暗がり」は自伝を通り越して、小説っぽい文体で書く日記だから、面白いとはベクトルが違う気もするし。
「ひとときの暗がり」を書き終えた後は、人生で初めて書いた長編小説「夢喰いバクヲ」をリメイクしようと思ってる。
この話は、一応世間的に一番認められた過去がある作品ではあるので、今、リメイクすればさぞ面白くなるだろう。いや、なってほしい。と言うか、なってくれ。
問題なのは、この「夢喰いバクヲ」はオーケンの小説で言う所の「オモイデ教」みたいな感じの物語なんだよね。
もう20年以上前に、若さゆえの無駄な衝動と勢いで書き上げた荒唐無稽な物語。
それこそ「永遠の向こうにある果て」の様に、細部まで考え抜いたうえで書いた訳じゃない。
一応、最後でつじつまを何とか合わそうとはしているけど、収まりきらなかった衝動が我慢汁の様に溢れてる感じ。
今、落ち着いた状態でこれをリメイクする意味はあるのか。
どうせなら、細かい部分など気になる部分を修正するなど、最低限の手直しだけで公開した方が良いんじゃないのか。
でも、それなら新都社さんでは出せないよな・・・
など、いくつか葛藤しております。
その前に書くべき物語は沢山あるので、形になるのはもう少し先のお話になると思うけど。
取り合えず、今書いてる短編「No head No Heart」の執筆は、残り10ページ。
思ったより順調に進んでいるように見せる事には成功していると思う。
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