- 2025年4月28日 12:12 CAT :
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新緑の読書感想文「岬の兄弟」を見ての感想 4年ザクロ組 しもたろうに~前編
Amazonプライムさんで、あと数日で配信停止になるリストの中に前から見たいと思ってた「岬の兄弟」があったので、「これは逃すわけにはいかない!」と言う事で視聴した。
世間一般の評価としては「胸糞映画」的なものが多い気もするので、前からすごく気になってたんだよね。
まぁ、ざっくりあらすじを書くと「片足が不自由なお兄ちゃんが自閉症の妹に売春させる物語」なので、それだけ聞くと便所のネズミもゲロ吐くぐらいどす黒い胸糞映画っぽいよね。
実にオレ好みじゃあないか。
と言う訳で、早速視聴。
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いつも思うんだけど、オレの思う胸糞悪いと世間一般で言われる胸糞悪いって物凄く剥離してないか?
この映画のどの部分に胸糞悪い要素があったんだろう。
むしろチョッと感動と言うか、涙腺に来る感じの素敵な映画だったんですけど・・・
と言う事で、チョッとだけ久々に映画の感想でも書いてみましょうかね。
一応、ネタバレするので気にする方はここでさようなら。
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まず、この映画。映画としての演出とかがすげぇ上手かったと思うんだよね。
当たり前だけど、兄妹2人の視点で物語が進んでいくんだけど、唐突に全然関係ない人の視点での映像を入れてきたりとにかく飽きさせないような工夫がなされている。
そして、ただの陰鬱な映画になってしまわないように要所要所で敢えてキレイな映像美をだしたり、くすっと笑えるシーンを入れてきたりするので、視聴後に謎の爽快感みたいなものがある。
あと、邦画によくあるチョッと分かりにくい感じも全くない。
冒頭からちゃんとこの映画における重要人物全員の境遇とキャラ設定などを紹介してくれるし、その後の展開もしっかり説明してくれてて、物凄く分かり易い。
そのくせ「説明くさい感じ」が全くないから、視聴10分くらいですんなり世界観に没頭できる。
そう言う意味では面白いと言うよりは、凄い映画と言った感じ。
この監督の人、相当演出が上手いと思うんだ。
と思ったら、前に見てめっちゃ面白かった「さがす」の監督さんだった。
あの映画も面白かったもんなぁ。とチョッと納得。
で、内容についてなんだけど、これはまぁ前述の通り「片足が不自由なお兄ちゃんが自閉症の妹に売春させる物語」なんですよ。
これだけ聞くとどんだけ胸糞悪いんだと言う話なんだけど、映画を見ていくとそれが全然胸糞でもなんでもなくなってくる。
ではその辺りについて書いていきましょうかね。
・・・と、思ったけど、すでに1000文字を超えてしまったので、内容についての感想は明日の記事で。
先日ハンターハンターでやっちまったばっかりなので気が引けるけど、水増しします。
と言う事で・・・
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