- 2026年2月25日 12:12 CAT :
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君のララミーがファミリーマートに夜食を買いに行くような少年達によって凌辱されてしまった
筋肉少女帯の代表曲と言えば、やっぱり誰が何と言おうと「釈迦」だよな。
「ボヨヨンカレーブー」と揶揄されていた時代さえもう今の人たちは知らないだろうけど、筋肉少女帯の代表曲と言えば「ボヨヨンロック」でも「日本印度化計画」でも「高木ブー伝説」でもなく、やっぱり「釈迦」ですよ。
そもそもの話、名曲はどれ?と言われたら、全部じゃい!と言うしかない訳で、こればっかりは言い出したらキリがない。
ただそれでもあえて言う代表曲と言えば「釈迦」になっちゃうって話。
「いくじなし」だろ。とか、「サンフランシスコ」だろ。とか、「サーチライト」に決まってんじゃん。とか、そこは「イワンのバカ」だろとか・・・全部その通りなんですよ。
そんな事わかってる。
それを言うんなら、オレの中で最高の一曲は「ベティー・ブルーって呼んでよね」だっつ~の。
まぁいいや。
今日の話はそれじゃねえんだよ。
何が言いたいかと言うと、先日ふと「釈迦」を聞いてた時、「そう言えばこの曲の歌詞ってメジャーになったタイミングで変わったんだよな」と思い出した。
そもそもの話、オーケンの歌詞などその時々で色々変わる訳で、じゃあどれが正解なのか?と言われると分かんない。
UGSから出た「80年代の筋肉少女帯」VHSに入ってた一番古いPVのバージョンでは間奏部分で「仕事ばかりで遊ばない だったらそのうち日が暮れる」と言う謎の語りが入ってる。
ナゴムから出た「あつまり」に入ってるバージョンと、その後に出た「とろろの脳髄伝説」のバージョンでも結構違ってる。
80年代にはライブによっても歌詞が違ってたりする。
ただ、「とろろの脳髄伝説」のバージョンが一応の完成形だと思ってる。
メジャーデビュー後も、ライブでは時々その本来の形で歌ってるテイクが存在してたりもする訳で、このバージョンが一応の完成形と言う認識は間違ってないはず。
とは言え、メジャーデビューに際して変更を余儀なくされた部分があり、公式発表された音源として残っているのはこっちの歌詞のバージョンに統一されてる。
メジャーデビューアルバム「仏陀L」に収録される際に大きく変更されたのは、多分この部分。
「歳は14で気が違ってて だけど可愛くって」⇒「歳は14でおしゃべり過ぎて だけど可愛くって」
「割れた娘の頭からはじける脳髄」⇒「月の光浴びてアンテナが錆びる」
後者はともかく、前者の「気が違ってて」はダメだよなぁ。さすがに。
とは言えだ、これねぇ・・・実に勿体ない。
この部分を変えてしまったら、サビの「とろろの脳髄」の意味が分かんなくなってくると思うんだよ。
村の博物館の孫娘は、脳髄がとろろ。歳が14の気が違ってる少女。
その博物館にアンテナを建てようとしたアンテナ売りは足を滑らせて、下にいたキチガイ少女の落ちてくる。
アンテナ売りに潰された娘の頭は割れてしまい、そこから脳髄がはじけ飛んだ。
その脳髄の毒電波をアンテナが受信する。
「結構いい人だったから 恋してあげても良かったけどね」
でも、少女は頭がパーンとなってしまって、とろろの脳髄ははじけ飛んじゃったね。
そんな何ともアングラな物語なんだと思う。
物凄く惹かれるのに、それがメジャー期以降の歌詞では、分かりにくくなてしまったのが実に残念。
とは言え、「月の光浴びてアンテナが錆びる」と言う部分も、その後に作られた「月光蟲」に収録された曲の歌詞と重ねて考えてみると、月面から届く毒電波で犬神付きになった娘こそが、実は博物館の孫娘だったんじゃないのか。じゃあ、「僕の宗教にようこそ」の少年がアンテナ売りだったのでは。
だから「アンテナだったら僕が持ってる」と言う歌詞があるんだよ。
その少年教祖が「仕事ばかりで遊ばない だったらそのうち日が暮れる」奴なんだろうとしたら、全部が繋がるよね。しかも、その少年はペテン師だったんだし。
となると、「仏陀L」収録の「ペテン師 新月に死す」のペテン師が死ぬ前に最後に見る夢は・・・何だったんだろう。まるで月面のような終わりの風景だったのかも知れないな・・・
みたいに無限に妄想が膨らむわけです。
ダメだ。
筋肉少女帯の話をし始めると、止まらなくなってしまう。
こんなマニアックな妄想をいつもの倍くらいの文章量で書いてしまったとは・・・
だがしかし、それに対して1ミリも後悔などしてはいないのであった。

そう言えば「ララミー」の歌詞でも、「とろろの脳髄伝説」収録バージョンの「君のララミーがファミリーマートに夜食を買いに行くような少年達によって 凌辱されてしまった」が「シスベリ」収録バージョンでは「君のララミーは深夜コンビニエンスストアに行くような少年によって なすがままにされてしまった」に変えられたな。
まぁ、これはしょうがない気がする。
「とろろの脳髄伝説」バージョンの方が色んな意味で好きだけれどもな。
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