2026年4月28日 12:12 CAT :
       

リセットなんかじゃなく振出しに戻れ

「悪の華」を読んだ。

ドラマをやってると言うのを小耳にはさんだ時に、そう言えばかなり以前に買ったまま積み本になってたな。と思い出して、引っ張り出してきた次第です。

押見先生の「血の轍」には、心を鷲掴みにされてグワングワンと揺さぶられたので、これも面白くないはずがない。

と思いつつ、読んでみた。

・・・コレは・・・あれですな。

本当に「悪の華」だわ。

オレ自身が、高校生自分にやりたかった事が正にこれだった。

オーケンの「グミチョコ」を初めて読んだ時、何でこの人はオレの高校生活を知ってるんだ。と思った。

それに近い感覚。

何でこの人はオレが高校生の頃にやりたかったことを実践してんだ。みたいな感じだった。

もちろん、オレはグミチョコのケンゾー以上の非モテゴミ人間なので、春日くんのように次々と自分を好きになってくれる女が出てくるはずもない。

まぢで女っ気なんて欠片もない生活だった。(と思ってたけど、最近そうでもない可能性が出て来てはいるけど・・・)

仲村さんみたいな子がオレの前にもし現れていたら、きっとオレも春日くんと同じことをしてたような気がする。

って言うか、そう言う事をさせてくれる人が目の前に現れるのをずっと待ちわびていたんだろうて。

そして、結局最終的には、そんな黒歴史を抱えたまま普通の幸せの中を生きて行くと言う所も含めて、何て理想的な人生だろう。と思いましたよ。

押見先生が、オレと同じ超絶非モテで、学生時代にたまりにたまった鬱屈を自分の理想的な展開にぶつけた押したんだろうと信じておきます。

結局のところ、そう言う奴の妄想って、自分をメチャクチャなところに連れて行ってくれる美少女が唐突に自分の前に現れると言う事なのかもしれない。

共感できると同時に、心がチクチクとした奴が結構いっぱい居たんじゃないだろうか。

名作だったです。

どうでも良いけど、物語に出てくる常盤さんが、背が高い所とかも含めて、「ひとときの暗がり」に出てくる黒崎先輩にそっくり過ぎてビックリした。

モデルにでもされてんのか?

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