- 2011年11月20日 12:31 CAT :
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「友なるイエス」とか友達ヅラしてんじゃね~よ
「小さい頃は 神様がいて
毎日愛を 届けてくれた
心の奥に しまい忘れた
大切な箱 開くときは今
雨上がりの庭で くちなしの香りの
やさしさに包まれたなら きっと
目に写る全てのことは メッセージ」
という訳で、自分の結婚式から一年とちょっと。従兄弟の結婚式に出席してきた。
従兄弟とは言えども、子どもの頃(特に幼稚園まで)は従兄弟の家(と言うか、ばあちゃんの家)に預けられてたオレとしては、兄弟な感じ。
お兄ちゃんなくらいに慕ってたりもする従兄弟だから、何だかんだで、感慨もひとしおだったりした。
本当のお兄ちゃんは、死んじゃってるしな。
式中には、あの従兄弟が結婚か・・・と、自分の結婚式の時よりも、何だか、色々と思うことがあった。
多分、それは、お互い様なんだろうけど。
考えてみれば、従兄弟は、オレが子どもの頃、どこ行くのでもくっついていって、なんでもマネした人だったりする。
オレは、従兄弟のやる事なす事を真似とまではいかなくても、意識して生きてきた。
ゲームを買えば同じものが欲しくなり、プラモを集め出せば同じものを集めだし・・・と。
挙句の果てには、中学校の部活は同じ部活に入って、その後、高校、大学まで同じところに進学してしまうと言う、もはやストーカーバリのパクリ人生を送ってきた。
もちろん、ちゃんとした自我が芽生えてきてからは、自分のやりたいこともたんまりやってきたから、途中から、少しずつ道は別れていったけれども、それでも、オレの人生に一番影響を与えた人であることは、全く疑う余地がない。
その従兄弟が結婚したという・・・
何だか、凄く実感がわかない時間だったりもする。
相手には、オレの嫁とちょっと似てる雰囲気で、オレと誕生日が同じ人を選んだ。
結婚指輪は、(全く知らずに)オレと全く同じお店の、同じブランドの、同じ指輪を買った。
んで、式中のBGMとかも半分位同じものだった。
でも、それは、キッと従兄弟が先にやったオレの式をパクッたんじゃあなくて、そもそも、オレの人生自体が、従兄弟からパクッたものだからだったんだろう。
と、思ってたりする。
何か、真似られてばかりで、時にはいい気がしない時もあっただろうけど・・・そればっかりは、どうしようもないと言うことで。
ヘコヘコ。
あとは、この同じノリを弟が受け継いでくれるたりなんかすれば、兄貴っぷりまでマネできたと言う、オレのパクリ人生も完結する。
と、言うことにしておこう。
取りあえず、結婚し、別々の家庭を作るようになるわけで、それはもう、これまで以上に道を分かつことになるんだろうけど、三つ子の魂百までと言う言葉もあるように、子どもの頃の影響は計り知れないので、何だか、チョッぴり被った家庭をお互いに作っていければ、それでもう、ただただ満足。
何しか、珍しく、心のそこから幸せになればいいなぁ~とか、がらにもなく思った結婚式だった。
でも、引き出物、手を抜きすぎじゃね?まぁ、忙しかったんだろうけども
お幸せに。 - この記事を見てみる ⇒
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