- 2012年4月1日 21:34 CAT :
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7デノナルーフルリプイエ
愛するあなたは、何もしゃべらなければ、それはそれは可愛く、そして美しい存在であったのに、悲しいかな、あなたは、いつも、口汚くオレに事を罵るばかりでしたね。
それが心地いいと思うこともありました。
でも、そんなオレの性癖ではない場所に、あなたの美しさはあるのです。
そっかくのその美貌を無為には出来ない。
オレは、いつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもいつもそんな事ばかり考えていたのですよ。
彼女は、明日香と言いました。
薄暗い二日月の夜に、オレは、一人とぼとぼと家路を急ぐ明日香を襲いました。
後ろから、その柔らかい体に抱きつき、不本意ではありましたが、腹部に強く強く打撃を加え、もだえる明日香をさらうことに成功したのです。
もう、誰も使わなくなって久しい古びれた納屋の中に、小さな蠟燭をともしました。
揺れる炎は、明日香をより妖艶に見せつけるには十分な演出でした。
そこにきて、オレの顔を見た明日香は、いつものように、オレの事を随分と口汚くののしりました。
でも、それも分かっていたこと。
この日のためにオレが用意していたのは、「悪魔の洋なし」と呼ばれる簡易な拷問具。
それを静かに明日香の口の中に詰め込みました。
「悪魔の洋なし」は、もとは小さく、そして、ネジをひねることでどんどん大きくなります。
キュッキュと言う音ともに、「悪魔の洋なし」は明日香の口の中で広がっていきました。
さっきまでオレを口汚く罵っていたその口いっぱいに広がった「悪魔の洋なし」を避けるように聞こえてくるのは、おそらくは懇願でしょう。
でも、残念なことに、オレが聞き取るに足る声量と発声はすでに不可能となっておりました。
さらに、中世ヨーロッパで使われていた「指潰し」「スペインの長靴」を用意し、明日香の指を、足と少しずつキリキリと破壊していくのです。
はじけ飛ぶ明日香の肉片。
滴り落ちる明日香の体液。
そして、まともに発声することも出来ない明日香の呻き声。
そのすべてが、オレを至福の心持ちへといざなって行きました。
やがて、明日香は絶命したのでしょう。
いつ絶命したのか、それはわかりませんが、それに気づいたのは、オレが明日香の中に果てた後でした。
オレには、ネクロフィリアの性癖はありません。
もし、挿入する前に明日香が絶命していたのなら、それは、ひどく残念な事実でしょうね。
血まみれになり、オレに犯され、破壊された明日香の姿は何よりも美しく思えました。
オレは、静かに、大きな小瓶の中にホルマリン溶液をなみなみと貯め込み、その中に、明日香の肉片を浮かべました。
いまでも、家の寝室には、その大きな小瓶が置いてあり、今日もまた、明日香の美しい姿を恍惚の表情で眺めるのです。
あれから、もう5年の月日が流れてしまいました。
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