- 2013年12月1日 6:09 CAT :
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タイトルはなし
こんな時間に少しだけ目が覚めてしまった…
夜泣きがチョイチョイある娘。夜中に起きて、最近覚えた「おはよう」を連呼してるのも、実に愛くるしい。
(多分、起きたら「おはよう」というものだと思ってる)。
しょうがない。
許す。
さてさて。
今回のアルバム「王道軽傷」は絶好調ではないけれども、それでも少しずつ製作勧めております。
今のところ、全収録曲の半分位の仮録りが終わったところか…
取りあえず、全部の仮録りが終わって、本録りして、そいつをミックスして、マスタリングかけたら完成…春先か、ゴールデンウィークあたりの完成を目指しております。で、その中で、今回も1曲昔の曲をリメイクしてみたりしているわけだけれども、この曲が良い感じなんだよ。
オレの記憶では、人生において3番目に作った曲。
製作したのは、中学3年の時だから、本当の意味で「中二病」(中3だけど)全開。
この曲の前2曲「昇華」と「BADLOVE」(「BADLOVE」に至っては、歌詞オレが書いたんじゃないし)は、中学校の文化祭のライブで披露するために、言ってみれば、バンドのメンバーにひよって作ったのに対して、この曲は、100%自分のために、自分が今思う社会への不満や憤り、思春期の閉塞感を表現した名曲…だと思ってた。
で、当時の楽譜とかを引っ張り出して、弾いてみた。
歌ってみた。
曲自体は、簡単なリフと、単調なメロディーの繰り返しですごく単純な構成なんだけど、歌詞だよ。
歌詞。
当時、天才的に素晴らしく、文学的だと思ってた。
しかし、その実は、覚えたばかりのチョッと難しい単語を頑張って捏ねくりまして使ってみただけで、恐ろしく内容がない。
何の意味もない。
ケラさんの言う「無意味であることに意味がある」的な意味じゃなくて、本当に100%何の意味もない。
ただ、今とは比べ物にならないほどに溢れでていたであろう、どうしようもない衝動をなんとか形にしたかっただけなんだと思う。
何か形にしたいけど、何を表現したいかはわからない。
そんな感じ。
でも、それが実に良い感じ。
今、どれだけ「中二病」を気取って狙って書いても、絶対に書けない何かがそこには存在している。
高校生の頃、「オレなんて、存在に意味はない」とか、謎の悟りを開いてほとんどの楽譜とか歌詞は、(あえて)火にくべて焼いてしまったんだけど、それでも、唯一精液臭いルーズリーフが1冊だけ残っている。
今度の馬忠・DA・ムドーのアルバムのテーマが決まった。
「中二病~その青春」。
完成は、2020年位で。
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