2014年3月12日 23:08 CAT :
       

てくてく魔神と絶望のターン

左腕にしびれとかつてない針で刺したような痛みが・・・

しかも力がはいんない。

これは、少しだけ経験した事のある感覚だった。

数年前。

オレは、そのまま左手の力を失うどころか、左半身がほぼマヒ状態になってしまい、チョッと長めのリハビリ入院を行う事となった。

その時の事を思い出し、とてつもなく嫌な予感がした。

けど、診察の結果は、腱鞘炎と肩こりによる神経圧迫のコンボ。

接骨院での、治療によってあっと言う間に回復した。

(まだ、若干左手に力が入らないけど。)
健康と言うものは、健康なうちは特に何も感じる事はないけれども、いざ、不健康になった時、とてつもなく感謝するものらしい。

そして、必ず後悔する。

もっと体を大切にしておけば・・・と。

なのに、健康になると、すぐにその事を忘れて、すぐ健康にかまけるようになる。

今回の事でまた、少し思い出す事が出来たよ。

歩けると言う事の凄さ。

偉大さ。

喜び。

左手でものを持てると言う事の便利さ。

リハビリの時、改めて「歩く」と言う行為を理論的になぞりながら、歩く練習をした。

でも、それは、筋肉を動かしつつ、同時に重心を移動させつつ、バランスを取らなければいけなく、また、どのくらい足を動かすかを考えると言うとても難しいものだった。

感覚を取り戻した今となっては、また、当たり前のように歩けているけれども、それは本当は大変な事。

今、娘が、一生懸命立って、そして、この「歩く」と言う行為を一生懸命練習している。

娘の場合、健康体。

ありがたい事に。

もうしばらくすれば、多分歩けるようになるんだろう。

願わくば、娘が、もう一度、「歩く」と言う行為を学びなおし、練習する日が来る事のないように。

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