2008年6月14日 22:22 CAT :
       

バンド解散とプロレスラー

読んでて面白い評論を書く人って言えば、やっぱり市川のてっちゃんだと思う。

・・・音楽の話だよ。

世の中の、日和見評論家の多くが、レコード会社の言いなりになって、素人でも「それは違うだろ」と分かる内容を、ムリクリ書いてる現状の中で、市川さんの評論は凄い的確。

と言うか、個人的に納得してしまう。

(それに関しては、「ROCKIN’ON JAPAN」内でも特に秀でていたかと・・・)
市川さんと言えば、バンドブームをバンド達と一緒に生きてきた人で、オレが名前をはじめて聞いたのは、オーケンとのアホなやり取りの「哲ケン対談」か?大好きな文章を書く人だ。

そんな、市川さんが、つい此の方、ヴィジュアル系バンドの再結成を絡めた本を出したそうで・・・ぜひとも読んでみたい。

実はまだ読んでないけど、そこの内容では、どうもバンドの再結成について否定的だそうで・・・

確かに、一夜限りの再結成って言ってた「ルナシー」が、HIDE追悼ライブで即効再結成したのとか、あきれ果てるしかないけど、(コレで年末にもう1回再結成でもしたら、家にあるルナシーのCD全部スズメ避けに吊るしてやる)それにしたって、何でもかんでも再結成すればいいってモノでもないような。

・・・「X」だって、いきなりYOSHIKIの体調不良で、活動休止なんだったら、むしろ再結成しなければ良かった。

過去の音源の再発だけなら、別に再結成しなくても出来るだろうし。

ナゴムを見習って欲しい。

何のための再結成なんだ?
そんな中、個人的には唯一(と言ってもいいと思う)再結成に成功した筋肉少女帯については、まだ、市川さんは何にもコメントを出して・・・無いはず。

少なくとも、オレは知らない。

オレが熱狂的にファンなのは、XでもLUNASEAでもなくて、筋肉少女帯だから、こんな評価、こんな温度差があると言われれば、それは否定できない。

でも、聖飢魔Ⅱのような円満解散でもない癖に、そうヒョイヒョイと再結成されるのは嫌だ。

市川さん自身は「新しいモノを生み出すなんて事は、若い者に任せればいい」と言ってるそうだけど、オレは、筋肉少女帯の「新人」を聴いた時に、コレまでどの筋肉少女帯の音源を聴いた時よりも、感慨深かったように記憶している。

「新人バンドのテーマ」にある「新曲なんか聴きたくない」のフレーズ。

この再結成に対する、冷ややかな目線すらも楽しんで、ネタにして、新しいものに昇華させるセンスなど、今のどのバンドも持ち合わせちゃあいないだろうし。

(「LUNASEA」が「金が欲しくて再結成~皆でチケット買ってくれ~そしたらさっさと解散さ~」って歌いだしたら、凄く好きになるだろうな。)
んなもんで、僕は、筋肉少女帯を応援します。

ん・・・何か、支離滅裂としてないか?今回の記事・・・

マァ、いっか。

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