2008年12月29日 3:23 CAT :
       

名画座へ通う

そうだ。

映画「デビルマン」を見たんだ。

邦画史上かつてない低評価をアホほど受け続けたこの映画。

オーケンがエッセイの中で「さすがにずっこけた」と評した作品。

さてさて、その内容は如何なものか・・・

え~と・・・面白かったです。

と言うか、原作の漫画版「デビルマン」が大好きなオレにとってかなり満足のいくストーリー。

序盤は割愛も多かったけど、その分後半の面白い所はしっかり時間をとって丁寧に描写してるし。

素晴らしい映画だ。

ただし、伊崎兄弟が出ていないシーンに限って。

監督も脚本も演出も悪くない。

原作が悪い訳がない。

それにしたって、あの伊崎兄弟の演技はひど過ぎる。

あまりにもひど過ぎる。

ススム君役をしてた子役の方が100兆倍演技が上手い。

入り込んできた所で、伊崎兄弟がしゃしゃり出てきて、興ざめ。

現実に引き戻される。

それの繰り返しで、だんだん嫌になっていく・・・と言う感じ。

コレで、主演がもう少しまともな役者さんだったら、この映画はココまで低評価じゃなかったような気がする。

CGに関しては、プレステ以下とも評されてたけど、そんな事、正直入り込んで見てたら気にならないって。

ちなみの今日は「犬神家の一族」を見た。

(テレビでやってた奴)
有名な作品だと言うのに、全く内容を知らなかったので、いい機会だったですよ。

あと、市川崑監督に少し興味があったもので・・・と言うか、この作品撮ったとき市川崑監督って90歳超えてたんだって・・・凄い人だ。

しかも、同じ石坂浩二主演でのセルフリメイク。

コイツは、さすがに面白かった。

見せられてしまった。

横溝正史なんて、「八墓村」位しか知らなかったけど、コレを機に色々読んでみてもいいかもしれないなぁ~。

関係ないけど、「アンダーグラウンドサーチライ」の2枚のアルバム「スケキヨ」と「アオヌマシズマ」の意味も初めて知った。

知った上で鑑みると、なるほどあの内容の2作品で「スケキヨ」と「アオヌマシズマ」とは、さすがとしか言いようがないな。

まぢで。

あと、「金田一少年の事件簿」はいくら「金田一耕助」シリーズのオマージュといっても、似すぎていると思う。

それはもう、「トライガン」と「ゾンビパウダー」みたいな感じだと思う。

何しか、ここん所チョコチョコと面白い映画とかみたりしてる。

実は「セブン」も見たかったんだけど、「セブン」は前見たことあるので、我慢してホムペ作りしてました。

そんな年の瀬です。

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