- 2007年12月14日 19:30 CAT :
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左利きのリメンバー大名作
また仕事のほうで若干トラぶってるカゲキ・B・志茂田です。
何かどこ行ってもトラブルのは、オレ個人に問題があるのか?それとも、田舎の中小企業ってこんなものなのか?何しか、自分にあった仕事って本当のところ何なんだろうか。
悩みは尽きないものだ。
さてさて、昨日のアメトーークきっかけで、アメトーーク終わりから弟と「タイタニック」の上映会をしてました。
(一応言っとくけどジェームスキャメロン版ね。
ディカプリオ版でもいいけど)ノーカットなので、3時間少々。
さすがにくそ長かったけど、それもなんのその睡魔に襲われる事すらなく、最後まで見切ってしまった。
とは言っても、オレにとってはジャックもローズもどうでもいい。
出来過ぎなラブストーリーが嫌いなオレが、それでもこの「タイタニック」を好きなのは、すべての登場人物が主人公だと言う点です。
あくまでも作品はジャックとローズを追っていくけど、その断片断片で垣間見られる、他の人物像の描写まで驚くほど作りこまれている。
なもんで、この作品におけるオレの泣き所は、ジャックとローズはまったく関係ないシーンです。
避難しよう解散した音楽隊の4人の1人が、音楽をひき始めると、4人が再び集まり演奏は再開される。
その優しいメロディーをバックに、静かに死を迎えようとベッドで手をつなぐ老夫婦、母親に昔話を聞かされ眠りにつく子供たち、ただ無言で、操舵室の舵を取る船長・・・
分かってて、何度も見てるけど、やっぱり涙が溢れてきた。
(このシーンと、「おとな帝国の野望」の回想シーンは、絶対オレの涙腺が緩むシーン。)
数々のドラマが入り混じりながらも、その根底にあるどうしようもない階級社会を鋭く風刺したこの作品は、20世紀の最高傑作だと思う。個人的に好きな作品はたくさんあるけど、やっぱり普通に考えたらそうなるだろうな。
とは言え、この作品自体への評価の多くがジャックとローズを中心に行われている点に何だか憤りを覚えなくも無い。
そんじょそこらのどうでもいいラブストーリーと同じにするなって・・・
まぁ、にしたって名作だろ。
賢三に大作主義と言われようが、金にまみれた強欲主義と言われようが、オレはこの作品は大評価しまう。
あぁ~面白かった。
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