2006年6月19日 1:22 CAT :
       

そう言えばあの頃はまだノンセックスだったなぁ~

去年の9月頃、彼女と2人で陶芸教室の体験実習に行った。

まだ付き合い始めて間もない頃で、お互い相手の事ばっかり考えて、どこ行ったものかと考えあぐねていた時、アイツがフリーペーパーで持って来た割引券がそれだった。

何かその日、たまたま他にも何人かいて、オレとアイツは別々の先生につく事になった。

んで、2人で行ったのにそれぞれ一人ずつで陶芸に勤しんだ。

陶芸自体は凄いおもろかったけど、オレは「何か違うなぁ~」って思いながら、轆轤を回したもんさ~な。

アレから約10ヶ月。

遂に焼きあがりました。

(↓)
200606200113000.jpg

大きい湯飲み2つはおかんと親父にあげた。

あとの2つは、思い出として大切に取っておくんだ。

きっとそうするんだ。

仁美・mineの「夢喰いバクヲ」(って言うアルバムね)の中に「モノはモノだけど忘れません」って曲がある。

要約すれば、過去の自分の一番の証明は「モノ」で、所詮「モノ」されど「モノ」って感じ。

この4つの備前焼(有田焼だっけ?)の湯飲みには、まだ、会話も遊びもキスもぎこちなかったあの頃の2人が、過去に確実に作ったって言う絶対的証明の意味が含まれてる。

コレから、アイツとどれだけの時間を共有するのか分からないけど、あの頃に2人で作ったものは、この形の悪い4つの焼き物しかない。

それは、この先ズ~っと。

宝物だ。

間違いなく。

どんなに値段の高いものよりも価値がある宝物だ。

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