- 2015年12月22日 0:43 CAT :
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パクパクと口を開ける鯉に餌を投げ入れるがごとし
軽減税率が決まった裏側で、子育て給付金の廃止が決定した。(そもそも、昨年3,000円に減額された上で)
更にその裏側で、低所得高齢者への3万円の給付が決定した。
軽減税率があると言う理由で、子育て給付金は廃止されたんだけど、軽減税率はもちろん、誰にでも適応される訳で、3万円が支給される高齢者だって、軽減税率は適応される。
ついでに言うと、この層の人たちは、医療費だって1割負担だ。
社会保障費が足りないって言うなら、「風邪引いたから病院に行けない」とか笑いながら話してるジジババの医療費を3割負担にする事が先だと思うんだけど、如何なもんでしょうかね。
日本にある資本の60%以上を高齢者と呼ばれる人たちが保有しているにもかかわらずだ。
この若年層を舐め腐った政策の背景には何があるのか。
これからの社会を担う子ども。そして、子どもを育てるための給付金を停止してしまうと言う事は、今後の社会的な発展の事実上の放棄だと言っても言い過ぎではないと思う。
少子高齢化は、益々加速するだろうて。
だって、若年層からは金は搾り取るし、還元もしないんだもん。
それでも、後は社会にぶら下がるだけの高齢者に対してとことんまで優遇し、バラ撒きを行う理由はひとつしかない。
投票率が高いから。
政治家なんて言っても、所詮選挙で勝たなければ政治家でいられない。
例えば、高齢者の医療費を3割にして、逆に子どものいる世帯に子ども一人当たり3万円をバラ撒き、年金を厳格し、若年層の年金を引き下げる政策をする事にする。
多分、単純に子どもの数は増えるだろうし、その子どもが生み出す将来的な資産を鑑みれば、日本経済の起爆剤的な世代になる可能性だって高い。
でも、一番投票率が高い高齢者からそっぽを向かれた結果、落選する可能性も高い。
だから、誰もやらないんだよ。
結局は、政治家だろうがなんだろうか、自分の事優先。
それは別に責められる事じゃあないと思う。
問題なのは、それを知っていながら、何もしないで不満タラタラ愚痴るだけの奴らの方だと思う。
取り合えず、今、若年層と言われる層が全員選挙に行き、高齢者の投票率を上回るようになれば、それだけで相当生活は楽になると思うんだ。
それは一人ではできない。
でも、「どうせオレなんて」という考え方を捨てれば、不可能ではないと思う。
ちなみに、高齢者の皆さんがため込んだ金を使わずに死んだ場合どうなるか。相続税として、ごっそり国にその資産を没収されるだけ。
それを目当てにして、わざわざ高齢者に資産をつかわさないようにバラ撒きしてるかも知れないね。
チョッとまじめな話とかしてみた。
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