2024年10月25日 11:11 CAT :
       

ストレートアッパーで減量スカスカ脳しんとう

先日、購入してきた「あしたのジョー」をチラ読みしていた。

「マキバオー」は何度も読み直しているんだけど、元ネタの「あしたのジョー」に関しては、実は、数回しか読んだことが無いんだよね。

下手したら20年ぶりくらいに「あしたのジョー」を読んでみた。

・・・と言うか、チラ見で力石が死ぬくらいまでと、最終巻のホセメンドーサ戦だけ読んだ。

で、こんな読み方をしたことをひどく後悔した。

これは名作ですよ。

めっちゃ面白かった。

ちゃんと読めばよかった・・・

今の時代でも、コレだけ面白いんだから、そりゃ今から60年くらい前なんてオーパーツレベルで面白かっただろうことは想像に難くない。

いや、ホント面白かった。

昔読んだとき、最終話の展開に「は?何だ?この唐突な終わり方は?」と思った記憶があったんだけど、今回読んでみたらそんな感じじゃなかった。

葉子に自分の命とも言えるグローブを渡して、そして自分で言っていた通り真っ白に燃え尽きると言う展開。

そして、ページをめくった瞬間にあの有名な最終ページ。

こちらですよね。

衝撃と良く分からない感動が押し寄せてきた。

素晴らしい最終回でした。

正直な話、力石戦以降チョッとダレるような気がしてた。

変な奴が色々出てくるし、ジョー自体もかつてとなんか違うし。

でも、その感じが今読むといい塩梅なんだよ。

むしろ、力石戦までのジョーがガキ過ぎて読むのがきついくらい。

読む年齢によって感想が変わると言うのは、やっぱりこの作品が名作だったと言う事に他ならないんだよ。

多分。

そして、「あしたのジョー」を読んだ後にやる事は決まってる。

対をなす超名作ボクシング漫画「がんばれ元気」を読むんだよ。

昔から、何度読んでも「がんばれ元気」の方が好きなんだけど、果たして、今の年齢になって読んでもやっぱり「がんばれ元気」の方が好きなのか!

今度は、変な読み方しないで、ちゃんと1話から読んでいきますよ。

大体、元気がボクサーになるため家を出るシーン辺りでは、涙が溢れるけどな。

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