- 2025年10月26日 12:12 CAT :
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						今日くらいは新作短編描けました!って声高に宣言したい20251年ぶりの新作短編「4千年王国」が完成しましたよ。 こちらですな。 こんなでも一生懸命描いたので、ぜひうんこしながら読んでいただきたいです。はい。 もう一回リンク張っておこうかな。 ココですよ。 1年ぶりと言う事で、何を描こうかなと考えていたんだけど、先日の記事で書いた通りかなり満を持してと言う気持ちでこの物語を描いていきましたよ。 ここの所色々思う所もあって、漫画を描く上で余白をいっぱい入れていこうとしてる。 物語としても、絵としても。 今まではどっちかと言うと、詰め込んで詰め込んでぎちぎちの情報量でどうでしょうかと言う気持ちだったんだけど、何かそれだけじゃあないんじゃないか。と。 最初はこの少女がなぜ自ら死を選ぶ事にしたのかと言う事も描写しようとしてたし、沈んでいく過程でのモノローグとか、その後の説明とかもいっぱい入れ込むつもりだった。 ただ、ふと思いとどまったというか・・・ そもそもは(↑)の記事で触れた通り、バンドの曲の歌詞だったんだよね。 で、その曲自体はありがたい事に色んな方から褒め褒めしてもらったし、この曲を収録してるアルバム「脛毛おうじょと巨乳じいや」はオレの作った音楽作品で最高傑作と言ってもらったりしている。 何が良かったんだろうと考えた時に、「あ・・・余白か。」となった訳でございます。 歌詞の方では、少女がなぜ人生をはかなんで死を選んだのかなんて1文字も書いてない。 ただ「上る太陽に逆らって海に沈んで死ぬんだ」と言う1文があるのみ。 そうなんだよ。 特に短編では、そう言う想像の余地を残した方が良いんだ。 そんな事を考えながら出来上がった物語でございます。 実際、沈んでいくシーンとか描いてて自分でかなり息苦しくて恐ろしくなってたので、きっと良いのが書けたと思う。 そう信じる。 オレくらい、それを信じなければ誰が信じるというんだ。 それはそうとして、深海ってワクワクが尽きない場所だよねぇ~  描いてて一番楽しかったのはこのページだったと思う。 あといっぱい深海生物描けたのも楽しかった。 せっかくなので邪魔くさい文字ない奴を載せておきます。  ダイオウグソクムシが可愛くてしょうがねぇです。 
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