- 2026年3月15日 12:12 CAT :
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悲しみは数えきれない星座になるけど
宗教は必要なのかみたいな事をぼんやりと考えてた。
先日の記事でも触れた、戦死された方の遺書の一つに、「無神論者だったことを後悔している。宗教の本をください」というものがあった。
自らの命を国のために捧げると言う極限的心理状態に、考えが及ぶはずもないんだけども、宗教がひとひらの救いになると言う事なんだろうか。
日本においては、新興のカルト宗教のせいで、非常に宗教と言うものに対するイメージが悪い気がする。
実際、あそこやあそこの信者さんなんて、オレの生活圏内に頼むから入ってきてくれるなと思ってるし。(どことは言いませんが・・・)
ただ、冷静に考えると日本人ほど宗教が生活に入り込んでいる人種もそうそうないんじゃないだろうかとも思ってしまう。
いや、オレ海外の事よく分かんねぇんですよ。
だから日本人の宗教観が海外から見てどうなのかと言う事は全く分かんない。
その上で敢えて言っちゃおうと。
一般的な日本人は、多分、神様も仏様も信じてる。
それも、宗教を信仰していると言う意識すらなく、当たり前のように。
「無宗教です。」「無神論者です。」と言いながら、お正月には初詣の列に並んでるし、誰かが亡くなったら坊さんに読経してもらってる。
そんな人がメチャクチャ多いと思う。
日本人の言う信仰とは、前述のカルト宗教にどっぷりつかってしまってる、ちょっと距離を置きたい人達のやってる事なんだろう。
子どもを学校に送る時、オレはその帰り、道中にある神社にいつも寄ってお参りしてる。
その神社は、近所に住んでるおばあちゃんが毎朝水換えをしてて、どっかのおっちゃんが境内を掃き掃除してるので、いつもきれい。
オレも、汚れてたら拭いてあげようと、いつも濡れティッシュとか持って行ってる。
でも、そのおばあちゃんとかおっさんに対して、宗教を信仰してるヤバイ人たちだと思った事ない。
いつも挨拶したら「おはようございます~」ってにっこり返してくれる。
って言うか、オレの場合、庭にくろべぇを祀る祠作ってて、毎朝ご挨拶してるし。
話を戻そう。
宗教が必要か。という事を考えた時、敢えて信仰しますと考えなければいけない類の宗教は必要ない。
ただ、日本に古くから存在し、生活の中に入り込んでいるものを宗教と言うのであれば、それはきっと必要なんだろう。
大学生の頃、フィールドワークで地元の神社を巡った事があった。
その時、神社に設置されているお百度石の年代を見ると、明治27年~29年がやたら多かった。
西暦にすると1895年で、日清戦争が始まった年なんだよね。
日清戦争で駆り出された自分の家族の無事を祈るため、色んな所にお百度石が作られたと言う事なんだろう。
都合の良い時だけは、神様にお祈りする。
それが日本土着の宗教なのかもしれない。

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