- 2016年5月26日 22:46 CAT :
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イス野郎の足を全部へし折って サボテン野郎の刺を全部引き抜いてやる
娘がね・・・病気になったんだよ。
いや・・・病気と言うかなんというか微妙な所なんだけど・・・
事に始まりは、いつものように幼稚園に行ってた時のこと。
むしむしと暑く、メッチャ汗をかいた上に、水筒の水も飲みきってた娘は、幼稚園を帰ってきた時に結構な脱水症になってたみたい。
それを甘く見てたオレと嫁は(そもそも脱水症に対する知識も対してなかったんだけども)、取り合えず、たくさん水を飲ませようとした。
実は、脱水症になった時に、水とかお茶を急に飲ませると、容体をメッチャ悪化させるらしい。
結果、娘は体の中に水が無いのに、嘔吐を繰り返して衰弱・・・脱水症だけでなく、胃腸炎も併発してしまったらしい。
いつも元気でニコニコ笑ってる娘が、オレのせいでメッチャ弱弱しくなってる。
何と言うんだろう・・・自分がなるのは良いんだよ。最悪、嫁がなるのも良いや。でも、子どもがなるのは耐えられない。
とは言え、どうする事も出来ず、病院でちゃんと見てもらった結果・・・相当な脱水状態。入院の一歩手前だったらしい。
点滴を打つ事になったんだけれども、まだ3歳の娘。しかも、体に水分が無いから血管が出てこず、何度も針を打ち直す事に・・・その度に、娘の泣き声が病院の処置室から聞こえてくるんだよ。
何も出来ない。
何も出来ない。
何も出来ない。
何も出来ない。
何も出来ない。
何も出来ない。
何も出来ない。
点滴も無事打ち終え、少しずつだけれども、口から飲んだり食べたり出来るようになった娘は(もちろんまだ、予断は許さないけれども)、いつものように笑うようになった。
本当に、点滴辛かっただろうに・・・
オレが点滴受ければよかったんだよ。意味無いけれども。
今日の朝、テレビを見てたら、コッシーとサボさんがピザとかカレーとか食べてた。
娘が、弱弱しく「ご飯食べられるようになったら、ピザ食べたいな。カレーでも良いよ」って・・・
コッシーにこんなに殺意が湧いた事なかった。
元気になったら、「もう食べられないよ」ってなるまで、好きなものを食べさせてあげるんだ。
だから、早く元気になってくれよ・・・
娘が元気ないだけで、こんなに家の中が暗くなるとは思わなかった。
とてつもない存在感。
もう、娘がいなかった頃の生活なんて想像も出来ない。
憎しみの対象。
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