- 2025年4月30日 12:12 CAT :
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新緑の読書感想文「THE FIRST SLAM DUNK」を見ての感想 6年ザクロ組 しもたろうに
と言う事でね、連続して映画の感想になってしまいました。
あい、すいません。
とは言え、こっちの話も書かずにはいられませんよ。
きっかけは先日の甘納豆先生とのラジオだったんだけど、それはそれとして前から見たかった映画だったんですよね。
正直「映画作る前に、バガボンド完結させろよ」と思う気持ちもなくはなかった。
いや結構あった。
でも、それを思いっきり謝罪したい。
この映画ねぇ・・・
メッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッチャ面白かった。
昨日の「岬の兄弟」みたいな云々言う必要はない。
単純にメッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッチャ面白かった。
イノタケ先生が、90年代のスラムダンクのアニメに対して結構な嫌悪感を持ってるのは有名な話なんだけど、多分それに対して「アニメでバスケの試合をやる時に、本当のバスケの試合みたいなスピード感では書けないし、それじゃあ面白くない」的な事を散々言われたんだろうね。
この「THE FIRST SLAM DUNK」では、バスケのシーンのほぼ全てがマジのバスケの試合くらいのスピード感で描かれてる。
例えば、山王戦冒頭の宮城と花道が奇襲を行うシーンとかも、まぢで普通の試合くらいのスピードでさっくり描かれてるんだよ。
そのスピード感に最初は「え?こんなあっさり描いてていいの?」と思ってしまった。
それはオレがアニメ的な演出での面白さに慣れてしまっているからなんだと言う事を後半思い知らされた感じ。
だってオレが人生で一番感動したプロレスの「三沢vs小橋」のGHCマッチで、声が枯れるほど叫んだ断崖絶壁からのタイガースープレックスだって、別にその瞬間がスローでゆっくり何度も行われた訳じゃあないし。
勝手に脳内でそのシーンがスロー再生されて、一瞬時が止まった事を感じて、気が付くと叫んでいた。
みたいな感じ。
その感覚をまさか映画で体験できるとは思わなかった。
映画としても面白い。
でも、この作品は「バスケの試合」として面白かったんだよ。
これはスポーツアニメと言う観点で見た時、まぢで革命的だったと思う。
「THE FIRST SLAM DUNK」。
凄すぎるよ。
声優変更も、CGアニメも、モーションキャプチャーも全部どうでも良い。
だってめっちゃ面白かったんだもん。
あれだけの批判的前評判を全部ぶっ飛ばして、とんでもない大ヒットをしたのも頷ける。
「面白さ」と言う一点を突き詰めた最強の力技で全てをねじ伏せた感じ。
「バスケットボールをそのままアニメにしたら面白くない?なにバカな事言ってんの?バスケの試合はリアルで感動できるんだよ!」と言うイノタケ先生の魂の叫びが聞こえてくるかのような感じ。
ただただ脱帽ですよ。
これはねぇ・・・「あぁだ」「こぉだ」と言えない。
面白いんだよ。
あと、今は亡きチバユウスケさん率いる「The Birthday」の「LOVE ROCKETS」ね。
最初のあのシーンのカッコよさはヤバイ。
終始鳥肌が止まらなかった。
この映画を前にすると、ほとんどの人が語彙力なくすと思う。
もうね。うぉおおおおおお!ってなって、おもしれぇえええええええええええ!!ってなって、鳥肌ぶつぶつになって、あぁあああああああ凄かったぁああああああってなって終わると思う。
そんな圧倒的力を持った映画でした。
いちいち細かい感想とか書かねぇよ。
取り合えず面白かったよ。それで良いだろ。
と言う映画でした。
あと、スラムダンクの原作が読みたくなりました。
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