- 2025年1月10日 11:11 CAT :
-
もう大丈夫と信じて振り返る 改めて「お家を建ててみよう」 第6章~展示会へ乗り込む
昨年の今頃、ひぃひぃ言いながら引っ越し作業をしていたのを思い出す。
そうなんだよ。
今の家に引っ越してきてから1年経とうとしている。
って言うか、1年でこのシリーズ書き切らなかったらしい。
「今日描くネタねえな」って時に、この手のシリーズものを引っ張り出してくるんだけど、お陰様で書きたい内容がいくらでもあるので、そのために後回し後回しになっていると言う事なんだと思う。
それが良い事なのか、悪い事なのかは分からないけれども・・・
さてさて、年明けから長々と書いていきますよぉ。
なんかオレの記憶も曖昧になってきているので、チョッと思い出しながらにはなりそうだけど、そう言う意味でも自分の備忘録にもなると思う。
あと、一応いつもの奴も書いておこう。
実際に自分が行ったり経験したり思ったりしたことを誇張せずに書くつもりなので、あくまでオレの個人的な感想と考え方。
全く参考にならなかったらごめんなさい。
過去のアーカイブのリンクもまとめておきます。はい。
〇序章
〇第1章~一戸建てかマンションか。賃貸か持ち家か
〇第2章~土地を購入すると言う事
〇第3章~ハウスメーカー巡りをしてみよう
〇第4章~お金をかき集める話
〇第5章~打ち合わせの悲喜こもごも↓ ↓ ↓ ↓ ↓
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
第6章は「展示会へ乗り込む」。
ハウスメーカーさんについてあぁだこぉだ言ってますけど、家の重要な部分って建具なんですよ。
建具って言うと、広すぎるか。
結局は、窓枠からドア、風呂回り、水回り、壁紙や外壁、照明器具、床材などほぼ全ては、今販売されているメーカーさんのものを使用することになる。
オレも、どうしてもこだわりたかった隠し扉や、漫画部屋の棚だけは、知り合いの家具職人さんにオーダーメイドで作ってもらったけど、それ以外は全てメーカー品。
イヤ、一階の床とオレの社長室の床は職人さんがつくってくれたんだっけ・・・?
まぁ、そんな感じですよ。
そして、この家のほぼ全てを占める建具を選ぶのがこの「展示会」と言う場所。
これについては、とにかくひたすら見て回る事をお勧めする。
なぜなら、最新のものなんだから、今住んでいるところで使っているものより良いのは当たり前。
オレなんか、築30年以上の昭和の家からのジャンプアップだったから、初めて行った展示会で「あ・・・もう全部これで」ってなりかけたよ。
工務店の担当の人に「いや待って!絶対他も見た方が良い!」って止められて、他の展示会にも足を運んだくらい。
展示会に行くと、ほぼ確実に担当の(かなりの確率で美人の)お姉さんが説明をして回ってくれる。
ただ、担当の人にはかなり当たり外れがあって、自分の言いたい事だけしか説明してくれない人とかも結構いる。
なので、展示会に行く前には、必ず「どんな機能を持ったどんなものが欲しいか」を明確にしておく必要があると思う。
欲しかった機能がついてるか聞きたいのに、説明聞いてても「いらんなぁ~」って言うどうでも良い情報ばっかり垂れ流される場合も実際にあった。
じゃあ、そのメーカーの建具がダメだったのかと言うと、説明はしてくれなかったけど、自分たちが希望する機能をつけてカスタマイズできたりすることもあるので、この辺りはホント要注意。
もう一つ落とし穴がある。
それは、良い機能が往々にしてオプションであり、追加料金が必要になると言う事。
大体に場合、展示会が終わると、元々の予算から200万円くらい上がっている。
下手したら500万円くらい上がってたりする場合すらある。
オレの場合でも、元々の予算で考えていたものよりいくつかグレードを上げたり、オプションをつけたりしてるとビックリする位値段が上がってしまった。
代わり、こだわらない部分についてはグレードを下げたりして、調整してみたけど、それでも150万円くらい上がった。
これはもう上がるもんだと思うしかないよね。
大切なことは「持ち帰る」と言う事。
展示会って、言って見ればお祭りみたいなものだから、見て廻ってる間は気分が高揚して「30万プラス?その位ならいいか」とかなっちゃうんだよ。
持ち帰って、冷静に考えてみたら「お風呂の床自動洗浄機能を100万円で付ける必要あるか?」みたいな気持ちになるはず。
展示会行くのはかなり疲労困憊になる。
オレも嫁も、毎回ヘロヘロになる。
でも、そんなもんだと思って一生懸命話聞いて、比較検討していくしかないんだ。
人生で最大の買い物なんだ。
適当にやっちゃダメなんだよ。
最期にこれはもう1年住んでからの感想にもなるんだけど、「これは欲しいな」と思った機能を予算オーバーするから諦める。と言うのは絶対にやめた方が良い。
その家に何年住むか分かんないけど、例えば35年ローンで建てたとしよう。
35年でその金額を割ってみれば、そんな大したものじゃないんだよ。
それよりも35年間ずっと「この機能欲しかったな」と思い続ける方がよっぽど精神衛生上もよろしくない。
「これ欲しいな」と思った機能が想定より高額だった場合、他の部分を削ってでも、その機能は実装させた方が良いと思っております。
オレの場合、昇降戸棚がキッチンに欲しかったんだけど、こいつがかなり高額だった。
実際クリナップの展示会行った時にも、絶対欲しいと思ったんだけど、まぁ、お高いのよ。
しかも、キッチン自体はリクシル製にすることを決めていたし。
そこで、リクシルの担当だったお姉さんに再度連絡して、事情を説明したら、リクシルでも近い機能のオプションがある事が判明。
それでもちょっとお高かったので、お風呂の備品で「これいるかな?」と思ってた所を外したり、2階の家族用トイレのグレードを思いっきり落としたりして、手に入れる事に成功しましたよ。
トイレを軽く見るつもりはないんだけど、事務所のトイレと1階のトイレにはかなり良いものを入れたし、使用頻度の低い2階のトイレなので、今のところ不満は一切ない。
それよりは、欲しかった機能を手に入れたことの快適さの方が圧倒的に上。
まぁそんな感じで、妥協しないで色んなメーカーさんを回り倒す事が多分一番大事なんじゃないかと。
「今契約してくれたら5万円キャッシュバックです」みたいな話されても、その5万円に飛びつくと、絶対泣きを見るよ。
「じゃあ縁がなかったんですね」って言ったら、多分そのお姉ちゃんは1週間くらい申込の期限を延ばす裏ワザとかやってくれるから。
今回も長くなってしまったので、この辺りで終わりにしましょうかね。
と言う事で、次回は「引き渡しでは終わらない」でございます。
出来るだけ近いうちに書きます。と、言うだけ言って見る。
いまはただ、さようなら。
- この記事を見てみる ⇒