2024年11月26日 11:11 CAT :
       

もう大丈夫と信じて振り返る 改めて「お家を建ててみよう」 第5章~打ち合わせの悲喜こもごも

久々にこのブログのアクセス状況など見てみた。

相変わらず、「フロリダバスと言う幻のロマンを僕はいつまでも求め続ける【糸井重里のバス釣りナンバーワン】より」が圧倒的アクセス数がある。

なぁ~んで、この記事こんなにアクセス多いんでしょうね。

それだけ、「バス釣りナンバーワン」が名作ゲーと言う事なんだろうか。

ただ、意外と「お家を建ててみよう」シリーズもアクセス数が多い事がわかった。

どっちにしても随分更新してなかったので、そろそろ続き再開しようと思っていたので、これも何かの縁。

久々に長々と書いていきます。

なんかオレの記憶も曖昧になってきているので、チョッと思い出しながらにはなりそうだけど、そう言う意味でも自分の備忘録にもなると思う。

あと、一応いつもの奴も書いておこう。

実際に自分が行ったり経験したり思ったりしたことを誇張せずに書くつもりなので、あくまでオレの個人的な感想と考え方。

全く参考にならなかったらごめんなさい。

過去のアーカイブのリンクもまとめておきます。はい。

序章
第1章~一戸建てかマンションか。賃貸か持ち家か
第2章~土地を購入すると言う事
第3章~ハウスメーカー巡りをしてみよう
第4章~お金をかき集める話

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第5章は「打ち合わせの悲喜こもごも」。

第3章の【ハウスメーカー巡りをしてみよう】でも書いた内容なんだけど、この打合せと言う部分にぶっちゃけ自分の理想の家が出来るかどうかのほぼ全てがかかっていると言っても過言ではない。

自分の理想と工務店さんの意向をすり合わせていく作業になる。

ココでのすり合わせが上手くいかなければ、どれだけ綿密に話をしても、思った通りにならない。

「思ってたのと違う事になってしまった」と言う話が意外と多いのは、この打合せの部分が大きいと思う。

まず大前提として、ちゃんと打ち合わせしてくれるメーカー(もしくは工務店)を選んでいる上での話なのは、忘れないでほしい。

って言うか、「安い代わりにある程度のテンプレートがありますよ」的なメーカーさん選んだ場合には、打合せと言うのもほぼほぼ決まった形の中から選ぶと言う作業になる。

なので、ここから下の話は、あくまでも「自分の理想の形の注文住宅を建てたい」と言う人にしか当てはまらないので、悪しからず。

さてさて。

これはデザイン関係の仕事をしている上でも本当によく感じる事なんだけど、メチャクチャ丁寧に細部まで口頭で説明したとしても、自分の頭の中にあるイメージは相手に伝わらない。

まぢで凄い勢いで伝わらない。

多分全体の1割も伝わらない。

「あんなに説明したのに・・・うそでしょ」と思うくらい伝わらない。

この部分を理解しないと、絶対に打ち合わせが上手くいくはずが無い。

実際に、オレも嫁と2人して自分の理想を力説して、次の打ち合わせの時に出来上がったイメージ図を見て「嘘だろ・・・」って事が何度もあった。

それは、オレがお願いした工務店さんが悪い訳じゃあ決してない。

その位イメージって伝わらない。

何だったら、オレと嫁との間でもイメージに結構な剥離があった。

オレが選んだ工務店さんは、打合せ回数が無制限。まぢで納得できるまで何度でも打合せするスタンスだったので、何回やってもらったか分からない位作り直してもらった。

その部分については、凄く申し訳なかった。

けど、こっちだって数千万円のお金を出している訳で、そこは譲れなかったよ。そりゃあ。

10万円とか、100万円くらいだったら「まぁいいかな」と思ったかもしれないけど、何千万円ですよ。必死になるって。

そこで、オレが(と言うか嫁が)考えた、絶対に打ち合わせが上手くいく方法が「画像でイメージを共有する」と言う方法だった。

実際、オレがデザインの仕事を受ける上でも、クライアントさんに参考になる(もしくは、希望するイメージに近いテイスト)のデザインとかを見せてもらうようにしてから、劇的に「思ってたんと違う!」は無くなった。

これ本当にオススメなので、これから注文住宅建てようと思ってる人が居たら、ぜひやってほしい。

とにかく嫁と2人で色んな所に出かけて、イメージに近い家を見つけると盗撮しまくった。

もしくは、ネット上の家でイメージに近い画像を探しまくった。

その上で、「壁の感じはこれ」「家の雰囲気はこれ」「外からの見た目はこれ」「家の内装のイメージはこれ」と言うものを一つずつ見せながら打ち合わせをした。

その結果、みるみる内に理想に近いイメージ図が出来上がってきた。

大体、こっちはど素人な訳で、例えば「壁の素材どれにしますか?」って小さな破片を見せられたとて、自分のイメージする家のイメージになる訳がない。

それよりは「こんな外装にしたいんです。」って写真を持っていき、それを見ながら「この外装になる素材はこれですね。」ってプロに選んでもらった方が良いに決まってるんだよ。

ついでに今回の工務店さんは「オレが好きに外注業者さんを連れこんでもOK」と言う前代未聞の神対応。

照明器具とか、建材まで自分で好きに買ってきた奴を渡しておけば、それに合わせて設計してはめ込んでくれて、探しきれなかった部分は良いのを見繕っておきますね。とかしてくれる。

なので、知り合いの家具職人さんにオレの仕事部屋の棚やドア、漫画部屋の備え付けの棚とかを特注して作ってもらって、はめ込んで貰ったりもした。

ホントにね、漫画に出てくる「C工務店」さん凄いのよ。

それでいて「タ〇ホーム」くらいの値段で「〇水ハウス」とか「住〇林業」レベルのクオリティの家を作ってくれたんだから、まぢで頭が上がらないです。

まぁ、この辺は工務店さんによるかもしれないけど、そんなこんなで、かなり理想に近いイメージ図が出来上がった。

先日、漫画の中に出てくる「F村社長」と会ったんだけど、その時に「良い家が出来ましたね。あの工務店さんはホント良いですよ。タイミングもギリギリの良い時だったし。土地の件はアレでしたけど、その分、他はしもたさんついてましたね。」って言ってもらえた。

そんなこんなで、なんとかんとか家のイメージが完成。

次にやってくるのは、展示会巡りと言う名の内装決定行事だった。

「C工務店」の人は「ここから先は楽しいですよ~」って言ってくれたけど、ぶっちゃけ全然楽しくなかった。

何だったら、打合せより疲労してしまった。

本来なら、この話は章を分けるつもりなかったんだけど、この話だけで1つ記事になりそうなので、一つ章を増やすことにします。

と言う事で、次回は「展示会へ乗り込む」でございます。

ちなみに、記事内に出てきていた「漫画」って言うのは、去年新都社で連載していた「本当にあった不動産売買の怖い話」だよ。

こちらのお話ですよ。

と言う事で、出来るだけ近いうちに続きも書きます。

いまはただ、さようなら。

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