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2024年8月19日 12:42 CAT :

ドーナツの真ん中の穴を食べる方法について考える

先日、ミスドに行ってきた。

近所のミスドが無くなってしまってからは、めっきり行かなくなったので、凄い久々。

ビックリしたのが凄い値上げしてた事。

あと、ドーナツ自体が凄い軽くなった事。

オレが一番好きなのは「ハニーチュロ」ってやつなんだけど、オレが一番よく行ってた学生の頃は、「ハニーチュロ」と「ポンデリング」の2つくらい食べたら、もう満足してた気がする。

確かどっちも100円で、それにドリンク付けて500円でお釣りが来て、お腹いっぱい凄く満足!

そんな印象・・・

所が、「ハニーチュロ」が170円ですって・・・

まぁ、それはしょうがない。

だってオレが学生の頃なんて、マックで60円とかでハンバーガー食べられていた時代だし。

問題は、軽さの方ですよ。

結局、昨日ドーナツ3つ買ったけど、全然物足りない。

子どもたちなんて、一人4つ買ってたけど、それでも物足りなさそうだった。

ここ最近、マックも大概値上げしてるけど、大好きなビックマックの食べ応えは昔からあんまり変わらない気がする。

溢れんばかりにポテトを持ってくれるサービスは無くなっちゃったけど。

ミスドさん・・・このご時世だから値上げはもうしょうがないと思うんだ。

でも、あんな軽いスカスカドーナツにするなら、お値段は据え置きでお願いしますよ。

あんなもん2重値上げだ。

それでも、なかなかのお客さんがいたので、それでも良いんだろうね。

オレの個人的な好みなんて、大局的に見たら鼻くそ以下の価値しかないんだし。

取り合えず、お盆に遊び倒したので、その分も含めてしっかりお仕事やります。

気持ち切り替えられるのか・・・

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2024年8月18日 12:26 CAT :

無事是名馬

お盆の間、本当に色々遊び惚けることが出来たよ。

多分・・・

その間に、オリンピックが終わって、何か知らんうちにWHOが緊急事態宣言を出して、岸田総理が退任することになったらしい。

ついでに、結局地震は来なかった(これ書いてるのは15日)。

知らない間にどんどん世界は変わっていくらしい。

お盆の間に、敢えて耳に入れなくても良いような、あんまりうれしくない情報もいくつか入ってきたりしたけど、それなりに・・・と言うか、相当気分転換は出来たと思う。

では、気分を入れ替えてこっからお仕事頑張りますよぉ~!

まぁ、人生なんてそんなもんだ。

取り合えず、お盆の間にあった事については、そろそろ本気で再開したかった4コマの方で、書いてみる事にします。はい。

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2024年8月17日 12:46 CAT :

マンガ悲喜こもごもを書いたら長くなったので何度かに分けて水増しする作戦~その5

昨日の続き。

以下、コピペを書いてから始めます。

実家からごっそり漫画を持ってきたので、それも含めて最近読んだマンガについてチラホラ書いてみようかと・・・

初めて読んだ奴と、過去に読んでいて久々に読み返したものがごった煮になっておりんす。

チョッと前に書いた【積みと罪と罰】の奴は省いてる・・・つもりだったけど「たま」の奴だけ被ってた。それはまぁ、ご愛嬌と言う事で・・・

コピペは以上です。

そして、今日で最後だ!

ホント長くなったよ・・・

 

 

【自殺島】

正直な話、徳弘先生と比べ物にならない位分かりやすく説教垂れてくれる漫画。 これが許されてなぜ「バンパイヤ」はダメなんだ。 逆に今の時代にこれだけ明確に「命は大切ですよ」と言ってくれる漫画がどれだけあると言うのか。今の時代だからこそ、愚直に当たり前のことを伝えてくれる漫画って素晴らしいんだと思う。ただ、オレには眩し過ぎて読むのが辛い。オレみたいな屋探れたおっさんは、「狂四郎」のような暗い世界の中で描かれてやっと愚直な「愛って素晴らしい」「命って素晴らしい」と言う言葉を受け入れる事が出来るんですよ。

 

 

【無法島】

「自殺島」の正当な続編。と言うか、前日譚。引き続き説教臭く、愚直に「命って素晴らしい」とキラキラした目で語られるので、やはり「やさぐれおっさん」としては眩し過ぎる。ただ、読み終わると「自殺島」で未回収だった伏線が綺麗に回収されて凄くすっきりする。多分、「自殺島」描いてる時からあった構想なんだろうね。自殺者と比べて、ならず者たちと言う設定で物語を広げるのは難しかったのか、わずか6巻で完結なんだけど、確かにこれ以上展開の広がりは難しそうなので、丁度いいのかもしれない。

 

 

【ねこぢるうどん】

もちろん、青林堂版の方ですよ。「ユダヤのブタ」って山の神様が言う方の版ですよ。「自殺島」「無法島」で浄化され過ぎた心のバランスを取るため、「ねこぢるうどん」に手を出しました。何なんだろう。どうして、オレはこの物語を読むと心が落ち着くんだろう。絵柄と反して、悪意と暴力、残酷が入り乱れて唐突に襲ってくるんだけど、そこに心を置くと不思議と落ち着くことが出来る。ひとときの清涼剤として、生涯手元に置いておくことが正解だと思いますよ。知らんけど。

 

 

【賭博堕天録カイジ 和也編】

「救出」「ワンポーカー」シリーズを一気読みした。そんなダメだったっけ?と思いながら読み直してみたけど、読み直して分かった。ダメだわ。併せ26巻だよ。特に、ワンポーカー編の7巻くらいから後よ。キングかどうかだけで何冊も使ったり、最後の1枚をめくるまでに1話使った上に、めくる瞬間に1話丸々展開のおさらいとがあったり、あまりにも引き延ばし過ぎてる。「限定ジャンケン」は5巻であの濃さですよ。「Eカード」に至っては3巻であの濃さですよ。

 

 

【賭博覇王伝 零】

折角なので「零」も読み直した。2シリーズ通りで読んだけど、「零」は全然中だるみしてない。「ザアンカー」の辺りで中だるみしたような気がしたけど、「ワンポーカー」を読んだ後だと、全然平気。むしろ怒涛の展開で、めっちゃ面白い。第2シリーズの宝探しも大概中だるみしてた気がしたけど、「ワンポーカー」読んだ後だと全く気にならない。次々と新しい事実が判明してきてめっちゃ面白かった。今絶賛休載中のカイジ。復帰後、最終章が始まるんだろうけど、そっちは期待しても良いんだろうか。間違っても、最終章だからと言う理由で「鷲頭麻雀」の再来にだけはならないように・・・

 

 

メッチャいっぱい読んでたけど、もっと読んだ気がする。

フッと思いついただけでもコレだけ読んでた。

長々と5日に渡った水増し記事にお付き合いいただきありがとうございました。

結論としては、やっぱり紙で読みたいですね。

それでは、またお会いしましょう。

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2024年8月16日 12:42 CAT :

マンガ悲喜こもごもを書いたら長くなったので何度かに分けて水増しする作戦~その4

昨日の続き。

以下、コピペを書いてから始めます。

実家からごっそり漫画を持ってきたので、それも含めて最近読んだマンガについてチラホラ書いてみようかと・・・

初めて読んだ奴と、過去に読んでいて久々に読み返したものがごった煮になっておりんす。

チョッと前に書いた【積みと罪と罰】の奴は省いてる・・・つもりだったけど「たま」の奴だけ被ってた。それはまぁ、ご愛嬌と言う事で・・・

コピペは以上です。

 

 

【爆音列島】

連載当時読んでた感想としては正直「暴走族って結局走って迷惑をかけてるだけで、日常はつまんないな」と言う感じだった。高橋先生の作品の中では、あまり評価が高くない印象(それでも相当面白いんだけど)。でも、今回読み直して印象が180度変わった。とんでもなく面白い。これについては、先日の「じゅげむの夏」と同じと同じで、結局のところ青春の中にいる時、青春ものの物語は心に響かないだけなんだよ。特に、後半のみんなが自分道を見つけていく中、タカシが自分の将来を考え始めるあたりから飛んでもなく面白かった。そして、最後のヨンフォアを中学生に渡す展開では、涙すらこぼれた。暴走族に震えて、ヤンキーにカツアゲされてた側なのに、タカシにとんでもなく感情移入してしまった。これはおっさんになってから読む漫画だった。今回で、高橋先生の作品で一番好きになりました。

 

 

【ヒストリエ】

説明不要の名作だよね。今回、新刊発売に合わせて改めて1巻から読み直した。そして、また新しい発見が多数あった。一番は12巻の展開を読んで1巻の段階から「フィリッポス」がゆくゆくは「アンティゴノス」になって「エウメネス」と共闘する展開を考えていたんだなと言う部分。まぁ、その展開描かれないような気がしてるけれども・・・あと、やっぱり「カロン」と「エウメネス」のやり取りは、何度読んでも涙腺に来るね。素晴らしい構成だと思う。コレを10年以上かけて描きあげてるんだから、それだけでも歴史に残る名作だよ。となるとどうしても、東方遠征まで、岩明先生のこの作風で読んでみたいと言うわがままが出てきてしまう・・・

 

 

【サバイビー】

「マキバオー」にどれだけ感動したか。そして、オレが人生で一番好きなギャグマンガは未だに「モンモンモン」。そんなつの丸先生の隠れた名作が、この「サバイビー」わずか3巻での打ち切りと言うのが本当に惜しい。これから面白くなるんじゃん!ってところで終わってしまってる。掲載誌が「ジャンプ」じゃなくて「ジャンプスクエア」、もしくは会社違うけど「アフタヌーン」なら・・・とか、たらればを考えてしまうけど、ジャンプでは難しかったんだろうね。テーマ的にも展開的にも・・・人間でやれば重すぎる展開を昆虫を主軸にすることで薄められる予定だったのに、つの丸先生の描く昆虫があまりにも人間味が強すぎて、結局想定を超えて読者にとって重すぎる展開になったんだろう。青年誌なら、寧ろその展開が大好物な読者もいっぱい居ただろうに。

 

 

【狂四郎2030】

これも大好きで超敬愛する徳弘先生の名作。今回漫画を持ってきて一番嬉しかったのが徳弘先生の漫画を読み放題になった事と言ってもいいくらい。ぶっちゃけ、「ターちゃん」も「バンパイア」も「亭主元気で犬が良い」も今、読み直してる所だったりするんだよ。こんな事言って良いのか分からないけど、最もストーリーテラーとして徳弘先生が脂がのってた作品だと思ってる。ギャグとシリアスが奇跡のバランスで成り立っていて、重すぎて目を背けたくなるような展開なのに、読後感は何故か爽やか。よく言われる説教臭いという評価も、「バンパイヤ」とかと比べるとほとんど気にならない。むしろ「バンパイヤ」で言われ過ぎたせいで、それ以降、人情もの路線に切り替わってしまったのが実に口惜しい。今の時代に伝えるべき徳弘先生の厳しい世界観をぜひ読みたいです。

 

 

長くなったので今日のところはこの辺で。

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2024年8月15日 12:41 CAT :

マンガ悲喜こもごもを書いたら長くなったので何度かに分けて水増しする作戦~その3

昨日の続き。

以下、コピペを書いてから始めます。

実家からごっそり漫画を持ってきたので、それも含めて最近読んだマンガについてチラホラ書いてみようかと・・・

初めて読んだ奴と、過去に読んでいて久々に読み返したものがごった煮になっておりんす。

チョッと前に書いた【積みと罪と罰】の奴は省いてる・・・つもりだったけど「たま」の奴だけ被ってた。それはまぁ、ご愛嬌と言う事で・・・

コピペは以上です。

 

 

【エンバーミング】

漫画に対する情熱は日本でも最高レベルだと思う和月先生。デジタル作画に移行する前の最後の作品だけあって、画力と漫画表現はホント頂点。今連載中の「るろうに剣心 北海道編」はどうしても筆の走り方に違和感があって慣れないけど、この作品はその辺りが完璧。やっぱりデジタル作画はアナログ作画を超えられないのかもしれない。前半はどうしたんだろうと言うくらいイマイチな出来だったのに、後半に行くにしたがってどんどん面白くなっていく。最終決戦がチョッと淡泊な気もするけど、ストーリーとしては素晴らしい終わり方だと思う。おまけの裏話を読んでると、前半は本当に執筆環境が大変だったそうで・・・やっぱり環境は大切と言う話。DR.リヒターは、「武装錬金」のパピヨンに匹敵する素敵キャラだよ。まぢで。

 

 

【ナニワ金融道】

会社を始める前に「社会の怖さを知るために読まなければ」と思って全巻揃えた「ナニワ金融道」。それ以来にしっかり読み直した。どうしようもなく面白い。こんな絵柄でべらぼうに面白いのは、福本先生と青木先生だけだろうね。とにかく面白くて読み込んでしまう。前は、ハラハラドキドキしながら読んでたけど、今回はもう少し距離を置いて読むことが出来たので、そうなると要所要所でちゃんと笑えるようになってるのがこの作品の凄い所。「ヒビワレタイヤ」編くらいでどうしてもパワーダウンしてしまうけど、それまではとにかく読ませてくれる。肉欲棒太郎の語呂の良さは異常ですよ。

 

 

【生存~life~】

上記の福本先生原作、かわぐちかいじ先生作画の超名作。何か、「告白」が映画化すると言われてなぜかこちらを読みたくなった。「告白」の方はどうしても初見が最高に面白いけど、こっちの「生存」の方は繰り返して読めば読むほど面白くなる名作。もちろん、こっちの方が好み。「告白」の方は正直、福本先生が作画もした方がよかったのではと思わせる部分があるんだけど、「生存」はこの天才2人が分業することで出来上がった奇跡のバランスでできた作品だと思ってる。福本先生だから書ける物語を、かわぐち先生だから出来る表現と演出で見せてくれる。わずか3巻とは思えない濃密で素晴らしい名作。

 

 

【デカスロン】

高校3年生の時、たまたま従兄から借りて読んでしまったため、大切な受験勉強を2週間ほどさぼってしまい、結果的に模試の成績を高校3年の2学期にして急激に悪化させた原因になった作品。いや、「デカスロン」に罪はない。その位、面白い作品なんだよ。もう1巻を手に取ってしまったら、最終巻までまぢで手が止まらない。面白過ぎてずっと読んでしまう。ぶっちゃけ、これも「終末のワルキューレ」同様展開もクソもない。毎回、万吉が無茶苦茶やって、無茶苦茶な記録を出して勝つ。それだけなんだけど、熱量が飛んでもないから読む手が止まらないんだよ。

 

 

長くなったので今日のところはこの辺で。

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2024年8月14日 10:34 CAT :

マンガ悲喜こもごもを書いたら長くなったので何度かに分けて水増しする作戦~その2

昨日の続き。

以下、コピペを書いてから始めます。

実家からごっそり漫画を持ってきたので、それも含めて最近読んだマンガについてチラホラ書いてみようかと・・・

初めて読んだ奴と、過去に読んでいて久々に読み返したものがごった煮になっておりんす。

チョッと前に書いた【積みと罪と罰】の奴は省いてる・・・つもりだったけど「たま」の奴だけ被ってた。それはまぁ、ご愛嬌と言う事で・・・

コピペは以上です。

 

 

【アイアムアヒーロー】

細かい感想は以前書いたので、そっちを参照。「日の丸印の二輪車転がし悪霊退散 ICBM」
前読んだときは、良く分からなかったけど、改めて読むとホント名作だった。すみません。

 

 

【わにとかげきす】

「ヒミズ」と「ヒメアノール」は良く読み直してたけど、「わにとかげきす」は実に久々に読んだ。何か年齢的に感情移入しやすくなってしまったのか、以前読んだ時より凄く面白かった。展開にほぼ山場もなく、ただ、一人のどうしようもないおっさんの人生の一時期を切り取っただけと言う感じなんだけど、これを作品として昇華させるのにどれだけの技量が必要か分かるだろうか。たぶん、このおっさんにとって今後の人生にこの漫画の期間以上の展開は何もないんだろう。それを幸せだと思うかどうかこそ、この作品のテーマなんだと思う。古谷先生の不道徳になってからの漫画はどれものホント好き。

 

 

【東京怪童】

正直な話、望月峯太郎先生の作品で一番好き。わずか3巻なんだけど、途轍もないセンスの塊で読みごたえが尋常じゃない。冨樫先生の「レベルE」とこの「東京怪童」が5巻以内で完結した漫画と言う括りでは2代巨頭だと思う。何度読んでも、「ハシ」の最後には涙が止まらない。こんなに心を素手でつかんでグワングワンと揺さぶられる物語があって良いのか。これは、正直高校生くらいの国語の教科書に載せるべきだと思う。意外と知られていないのが信じられない。未読の人がいたら絶対必読の名作ですよ。まぢで。

 

 

【「たま」と言う船にのっていた】

Twitterで時々チラ見してたんだけど、単行本で完結すると言う事で買って読んでみた。そもそも、ナゴム界隈のお話は大好き過ぎて、それだけでもオレ得なお話。何と言うか、80~90年代のバンドブームの話はホント面白い。以前から読んでたナゴム系のエピソードの中で、「たま」だけに特化して更に深く紹介されている感じ。で、あとからいくつかの「たま」のエピソードを動画とかで確認すると、「これでもか!」と言うくらい事実に対して忠実に描かれていてびっくりした。オーケンの話は話半分に聞くのが正解だけど、これは100%事実だと思って読んで大丈夫みたい。

 

 

長くなったので今日のところはこの辺で。

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2024年8月13日 12:14 CAT :

マンガ悲喜こもごもを書いたら長くなったので何度かに分けて水増しする作戦~その1

実家からごっそり漫画を持ってきたので、それも含めて最近読んだマンガについてチラホラ書いてみようかと・・・

初めて読んだ奴と、過去に読んでいて久々に読み返したものがごった煮になっておりんす。

チョッと前に書いた【積みと罪と罰】の奴は省いてる・・・つもりだったけど「たま」の奴だけ被ってた。それはまぁ、ご愛嬌と言う事で・・・

 

 

【ホムンクルス】

がっつり考察したので、もうここであえて書く事もなかろう。
詳細はこちら(↓)から
~その1
~その2
~その3
~その4
~その5

 

 

【ドラゴンヘッド】

昔読んだときには、何か投げっぱなしの話だなと思ってたけど、今回読んでみた感じで想像以上にキレイな終わり方だと思った。と言うか、これ以外の結末なんて可能なのか?心理描写が流石に秀逸過ぎて素晴らしい。当たり前だけど、途轍もない名作だよね。この作品は90年代と言う世紀末感が漂っていた社会があってこそ誕生した作品であって、今の社会情勢で見ると懐かしさを感じる部分も多々あったかも知れない。

 

 

【万祝】

以前、「ワンピース」と比べて構成がどうのこうのと書いたことがあるような気がするけど、改めて読み直してみてもやっぱりそう思った。と言うか、2024年現在、もう「ワンピース」の方は「ナルトは忍者マンガなのか?」以上にパイレーツ漫画ではなくなったので、この議論自体不毛。これこそ21世紀最高のパイレーツ漫画だよ。ホント奇跡の11巻。11巻とは思えないワクワクドキドキの大冒険パイレーツ漫画だよ。

 

 

【水のともだち カッパーマン】

オレのクリエイティブな部分が「寄生獣」と並んで途轍もない影響を受けた徳弘先生の大名作。改めて読み直してもやっぱり途轍もなく面白い。今回読み直して、「風の谷の魔物」が登場するがチョッと唐突に感じた。これは、打ち切りになりそうになって、本来の展開を早めに出した的な部分があるのかもしれない。とは言え、この「風の谷の魔物」編が本当に完璧なほど面白い。説教臭い?なに言ってんだ。問題提起すべきテーマがあってこその作品だろうが!その気持ちは未だに変わらないです。ホント大好きな作品。

 

 

【もっこり半兵衛】

大好きで敬愛している徳弘先生の最新作。紙書籍の単行本しかもってないと言うか、電子書籍は買わない主義なので、ここ最近の話は読んでないけど、やっぱりクソ面白い。ちゃんと紙で単行本発売してくださいよ。集英社さん・・・もっと、エピソードを読み込みたい。

 

 

【終末のワルキューレ】

従兄弟に進められて読んでみたけど、古き良きジャンプみたいな展開で面白い。最初の展開を読んで、え?このまま20巻以上戦い続けるとか無いよね?と思ってたけど、本当にずっとタイマンで戦ってるだけだった。それなのに、一戦一戦がアホみたいに熱くて面白い。展開もクソもないのに面白いとかそんなのありかよ。と、良い意味で漫画の常識がぶち破られた感じがする。特にお気に入りはヘラクレスvsジャック・ザ・リッパー戦だけど、全部、どっちが勝つか分からなくてページをめくる手が止まらない。

 

 

長くなったので今日のところはこの辺で。

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2024年8月12日 12:05 CAT :

泣きたい夜にはwow wow yeah!!

娘が幼稚園の頃、夏祭りで金魚を3匹貰って来た。

とり急ぎ、家にあった水槽に入れて飼っていたんだけど、その内の1匹が気性が激しくて、残りの2匹をつつき殺してしまった。

その金魚は、名前を「悪蔵」とつけた。

しばらく、悪蔵だけを飼っていたんだけど、翌年また娘が金魚を2匹貰ってきたので、悪蔵を一緒に残りの2匹を飼い始める。

その年の冬、仕事が忙しくて、気が付けば随分水が汚れていたため、悪蔵は尾腐れ病になって、ついでに(おそらく)片目が見えなくなってしまった。

その時の記事も見つけた⇒【ノイズたんまりでお送りする尾腐れの病の話】

そうしたら、新しく入ってきた2匹がとにかく悪蔵を虐め始めたので、この2匹をそれぞれ「悪悪蔵」と「クズ太郎」と名付けた。

数年後、今度は息子が幼稚園の行事で4匹の金魚を貰ってきて、最大7匹の金魚を飼っていた。

そして2年ほど前に、悪蔵が死んでしまった。

上記の病気で元々体が弱っていたのでしょうがないと言えばしょうがないけど、それはそれは悲しかったんだよ。

で、数日前からクズ太郎の調子が悪い。

何だか、ずっと水槽の底でじっとしていて、餌を食べる時だけ上がってくる感じ。

元気になってもらうために塩浴を始めたんだけど、それが逆にいけなかったのか、更に調子が悪くなってしまった。

とは言え、塩浴に耐えられるだけの体力がもうなかったのであれば、それはもう元々難しかったのかもしれないけれども。

今日の朝起きると、水槽の底に横たわっていた。

無理だったみたい。

結局8年位育てていたので、あまりにも悲しい。

金魚の寿命って何年位なんだろうか。

金魚すくいでもらってきた小赤が8年生きたのなら、それはもう大往生と見て良いのか。

同じタイミングでもらってきた悪悪蔵の方は、まだ元気なので、寿命だったとも思いたくないんだけども・・・

悪蔵の時は、作ってあげたお墓が1日で近所の野良猫に掘り返されて食べられてしまったので、今度は、少し深く掘って「ぬんちゃくいも」の横にお墓を作ってあげよう。

にしても悲しい・・・

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2024年8月11日 12:49 CAT :

代々大公家の影として謀略と暗殺をつかさどってきた一族

結構どうしようもないくらいに追い込まれた時に「さて、面白くなってきやがった」と言うと不思議と力が湧いて、ワクワクしてくると言う話をどっかで聞いた。

「ルパン三世 カリオストロの城」での次元のセリフ。

確か、次元は作中2回このセリフを使ったような気がする。

意識によって人生は変わるらしい。

危機的状況に絶望するか、やりがいのあるゲームだと思うかで、色々変わってくるんじゃないかと思う。

「自分を幸せだと思ってる人」と「自分を不幸だと思ってる人」を比べると、圧倒的に「幸せだと思ってる人」の方が人生の成功度合いが高いらしい。

何をもって成功とするのかは人それぞれだけれど、自分で「オレの人生上手くいってるぜ」と思えると言う事は成功度合いが高いと言う事だろう。

オレの場合、自分の今の生活は本当に奇跡のように上手くいってる。

思ってると言うか、実際、そうなんだよ。

「オレは幸せだぜぇ~」とまではいかなくても、相当幸運で、人生において物凄く良い方向に向かっていること自体は疑いようがない。

オレについてくれている2柱の龍ちゃんや、しょっ中存在を感じられる「じいちゃん」「ばあちゃん」をはじめとしたご先祖様に尋常じゃなく守られているのは、何となく感じている。

子どものころから、うっすらとは感じていたけど、最近、本当にもうこれは守ってくれて、良いようになるように全方位の色んな人が導いてくれているとしか思えない。

「オレはついてるぜぇ~」とだけは、確信してる。

あと、これまでの人生において、何度も訪れた危機的状況についても、その時その時でレベルに相応した頑張ればギリ乗り越えられる壁がしっかり用意されている。

今度はこういう壁が来たか・・・さぁ、今度はどうやって攻略してやろうか。

そんな気持ちでつぶやく言葉は、もちろん「さて、面白くなってきやがった」なのでございますよ。

乗り越えられなかったら終わりと言う壁を何度も乗り越えてきての今。

目の前に立ちふさがっている壁をどう乗り越えることが出来るのか、正直ワクワクドキドキしている。

今やっているアプローチがあっているのか。

答えはきっと空の上。

乗り越えられなかった時・・・死ぬ。

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2024年8月10日 12:42 CAT :

all my life

着手するまでに時間がかかる。

やる気になるまでに時間がかかる。

朝起きると、まずシャワーを浴びる。

で、そのあと、チョッとご飯か、飲み物を飲んで、庭に出て植物を一通り愛でて、くろべぇのお社ともじゃの井戸にお参り。

事務所に来て、事務所の植物に水を上げて、一通り愛でた後、お仕事の机に座る。

その後、今日の面白ニュースないかなぁ~とか色々ネットサーフィンして、ブログを1記事書いて、さて仕事しようかなと思ったくらいで丁度お腹が痛くなってトイレへ。

そのまま漫画を1冊位読んで、帰ってきて、そろそろお仕事しようかな。

みたいな感じが、大体の朝のルーティーンなんだけど、起きてから、ここまで2時間くらい。

問題なのが、じゃあ、起きてすぐ椅子に座ったとしても、やる気が出て着手するまでどうせ2時間ぐらいかかると言うもの。

色んな事に気が向いてしまうので、集中するまでに時間がかかると言うのも、ADHDの特徴だと、今かかっている病院の先生が言ってた。

それを緩和するための薬も出してもらって、飲んでるんだけど、それでこれなんだよね。

と言うか、以前は、仕事やる気になる事には夕方になってて、そこから徹夜で仕事みたいな感じの日も少なくなかった。

今は、遅くても午前中には仕事を始められるので、大体夜9時くらいまでにはある程度のお仕事を終わらせることが出来るので、夜は割と寝れる。

そう言う意味ではちゃんと効果は出ているんだよ。

逆に聞きたい。

世の中のほとんどの人は、「さ!やるぞ」って机に座ったらすぐに集中できるというのだろうか。

もしそうなら、羨ましい気がしないでもない。

でも、それはそれとして、集中した時に発揮できる力はえぐいので、結局大局的に見たらトントンなんだと信じている。

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2024年8月9日 12:40 CAT :

10代の頃のようなくっさい臭いを放つおっさんのプチ旅行

小豆島と言う島が、瀬戸内海にあるのをご存じだろうか。

知ってる人は知ってるし、知らない人は知らないだろう。

その島には、龍を封じ込めた山があってそこから「龍水」なる凄い水がコンコンと湧き出ている。

以前、たまたま立ち寄った時に汲んだその水が、まぁ、色々凄くて、それ以降半年に一度くらい小豆島までその「龍水」を汲みにプチ旅行に行くようになった。

と言う事で、先日も小豆島まで行ってきた。

小豆島を一望できるくらい高い山の上にあって、車で登ってきた後、更にかなり歩いて登る必要がある。

ちっこく見えてるのは身軽にひょいひょい登っていく息子の姿。

軽い体が羨ましい・・・

めっちゃ暑いのでおっさんは絞れるくらい汗だくになるんだけど、まぁ、それも一興ですよ。

臭いについては、ご迷惑おかけしております。

こんな感じの風景が見える。

写ってないけど、丁度エンジェルロードが見えるような感じ。

無事「龍水」を組むことが出来たので、これでまた半年色んな事にこのお水を使っていこうと思っております。

その後は、小豆島内をブラブラ観光して、高松のチョッと良い和食屋さんで普段なら絶対食べないようなお高い料理を食べて帰ってきたよ。

娘は今日一番良かったのは、この料理だったらしい。

花より団子を地で行ってるようで。

ちなみに今回行ったのは「西の滝 龍水寺」と言うお寺。

お寺までの参道がとにかく細い山道なので、行く場合は大きい車で行くと地獄を見るかも知れない・・・

ただ、この水は本当に凄いし、それでなくても超絶パワースポットなので、そっち系に興味ある人は行って後悔することはないと思う。

後悔する奴は、そっち系に興味ない奴だわ。

あ・・・今日、誕生日だった。

厄除け行ってきます。

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2024年8月8日 12:41 CAT :

海の底にあるタコの庭にあなた行きたい

お仕事のタスク管理に「jooto」と言うサービスを利用してる。

これまでは無料のプランでも十分使えてたんだけど、この8月からプランの変更と言う名の値上げが敢行されてしまい、これまでの感じで使うためにはお金を払わないといけなくなってしまった。

とは言え、結構使い勝手がよくて、便利だったので仕方がない。

そもそもの話あんな便利な機能が無料なんておかしいもんな。

最初無料だけど、ある程度来たら無料では使わせんぜ。と言うやり方はどうなんだろうと思いつつ、まぁ、自分も会社やってる身としてはいつまでも無料ではやってられねぇよな。とも思う。

先日、とある人とお電話してる中で「人情も大切ですけど、サービスばっかりしないで、ちゃんとビジネスライクにやった方が良いですよ」と言ってもらった。

きっとうちの会社の事を心配して言ってくれたんだろうと思う。

ありがたい限り。

確かに最近、チョッとこの手のお金にならないサービスに対するリソースの割き方がえぐくなってきてて、どうしようかなと悩んでいた。

こっちはサービスのつもりで無償対応とかしてると、「じゃあ、どこまでなら無料で行けるかな?」みたいな対応でゴリゴリ踏み込んでくる人がいる事も事実。

そう言う人だと分かったら、そりゃあ「もう今後は費用貰いますからね」とやらないと、死んでしまうよな。

分かってくれる人もいるけど、利用してやろうとしか思わない奴もいる。

ただ、そう言う利用してやろうと言う奴のせいで、結局のところ、大局的に見たら損してるような場合も多々あるんだよね。

そう言う目先の小金の為に動く奴の為に、色んな人が割を食ってるのを何とかできないもんだろうか。

これは、相当に根深い問題だぞ。

と思いつつ、「jooto」については社員さんの分も含めたライセンスを購入しました。

お金がかかるね。

まぁ、当たり前だけど。

お金とは何なのか・・・「望郷太郎」を読んでもう一度考えてみたいもんだ。

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2024年8月7日 12:10 CAT :

夏の読書感想文「じゅげむの夏」を読んで 3年ざくろ組 しもたろうに

息子が夏休みの宿題の読書感想文で苦戦していると言う事で、課題図書の「じゅげむの夏」と言う本を読んでみた。

うん。面白いと思うよ。

お話を一言で言うなら、ちょっと説教臭い余計なファクターが入った「スタンドバイミー」と言った所。

小学生の読書感想文の課題になる本なんてこんなもんだ。

数年前、娘の読書感想文の課題図書になってた「ゆりの木荘の子どもたち」と言う本は、色んな読み方が出来て、深読みしようと思ったら相当怖い感じにもなって面白いと思ったのをふと思い出す。

この「じゅげむの夏」はそう言う意味ありげな描写もほぼなくて、良い意味でも悪い意味でも凄く分かりやすい話だったと思う。

ではなぜ、息子がこの話で読書感想文を書くことに苦戦しているのか。

何となく分かるんだよ。

「スタンドバイミー」って言う映画を子どもの頃見た時、オレは「この映画の何が面白いんだ?」と思った。

面白さなんて1ミリも分からなかった。

今でこそ、「青春映画」として面白いと思うけど、青春真っただ中に見たって、自分と同じような日常を過ごしてる同年代の奴の何かを見せられている・・・ただそれだけなんだよね。

息子の心情は、多分、それに近い感じなんだと思う。

オレの息子なんだし、考える事なんて大差ないだろう。

オレなんて、本作のラストで、おそらく来年はもうまともに動く事も出来なくなるであろう「かっちゃん」が、確実に自分には訪れないだろう将来の夢をたくさん書いて1000年以上生きている「おばけトチノキ」に埋めるシーンで涙腺が緩くなってしまった。

でも、息子はそれに対しても何も思わなかった。

オレは別にそれでも良いと思う。

息子に色々聞いてみた。

そしたら息子は「自分の持っている答えとこの作者さんの持ってる答えは多分違う。だから、読んでて面白くないし、こんな本を読まなければいけないなら読書なんて一生しなくて良い」と答えた。

「だったら、その思いを原稿用紙に書けば、読書感想文終わりじゃん」と言ったんだけど、「そんな内容じゃ、先生から認めてもらえない。でも賞をもらえるような文章を書けるほど、この本の内容が分からない」だって。

何か、色々こじらしてるなぁ~。と。

小学校教育の弊害とでも言うのでしょうかね。

オレは、小学生の時(中学生だったかな?)「読書感想文の題材として漫画がダメだと言う事に納得がいかない。普通の本より優れた漫画だってたくさんあると思う。だからその中の一つを紹介することでこれを読む人の意識を変えたい。」みたいな書き出しで、「寄生獣」を題材に読書感想文を書いた。

勿論、先生方は歯牙にもかけなかったけど、それで良いと思う。

翌年もほぼ同じ書き出しで「賭博黙示録カイジ」で読書感想文を書いた。タイトルは「金は命より重い」。

オレの両親は呆れ果てて何も言えなかった。

それで良いと思う。

かと言って、先生の望む文章を書いて褒められまくってた妹と比べてどうこうと言われた記憶もないので、もしかしたら、どう対処するべきか両親も思いあぐねていたのかもしれない。

好きな事を書いて、自分の思いの丈をさらけ出すと言う行為も大切だと思うんだ。

求められるものを作ると言う事も勿論重要なんだろうけど、結局、最後に求められるのは自分だから出せる何かなんだ。と、ここ数年特に思うようになった。

それはきっと、先生に認めてもらえるとか、賞を取れると言う事より、よっぽど重要な何かなんだと思う。

息子がそれに気が付いてくれたらいいなぁ。と、今はまだ小さな背中を眺めながら、感慨にふけっております。

まぁ、そんな感じで、息子の読書感想文が原稿用紙3枚分らしいので、今回は1200文字程度で「じゅげむの夏」の感想文的なものを書いてみたよ。

こんな内容の文章では、読書感想文の何らかの賞を取る事は決してできないと思う。

でも、オレの思いの丈は出せた。

息子がこんな方向性で文章を書いてきても、オレは諸手を上げて褒めちぎるよ。

頑張れ!若者たち。

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2024年8月6日 12:56 CAT :

プロシュート兄貴に思いを馳せるマンモーニペッシの釣り竿で釣りに出かける

やりたい事が沢山ある。

やらなければいけない事も沢山ある。

やりたくないけど、やらなければいけない事もたくさんある。

やりたくないけど、なぜかやっている事もあったりする。

時間と言うものは有限なので、本来なら一番上の「やりたい事」を最優先事項にしたい所なんだけど、そうすると生活が立ち行かなくなる危惧が出てくるので、「やらなければいけない事」を最優先事項にしている。

そこまでは、まぁしょうがないと思うんだ。

問題なのは下二つ。

やりたくないけど、やらなければいけない事って言うのは、実は優先事項が高いものだったりする場合があるので、こちらもやって行かなければいけないよね。

一番下だよ。

こいつだ。

自分のタスクを見直した場合、この一番下の「やりたくないけど、なぜかやっている事」こそ真っ先に見直すべきじゃないのか。

その上でもうこれやらなくても良くね?と感じたら、思い切って切り捨ててみようと思う。

本来なら全部思い切って切り捨ててしまえばいいんだ。

結局このタイプの奴は、自分で振り返って冷静になればやらなくて良いのに、惰性と振り返る事を怠けた結果、無為に時間を使っている事なんだから。

でも、今すぐ全部を切り捨てる訳にはいかない事情もあったりする。

その辺りを、今年の後半かけて少しずつ整理できないかなと考えております。

7月は自分の研修とか、新人さんの研修とか、急ぎでメッチャ難しいご依頼があったりとか、変な問題が発生したり、新しい事始めたりで全然自分のペースで進められなかった。

8月になったら、心機一転やり直すぞ!と思いつつ、思うだけのままもう8月もまぁまぁ経過してしまっていた。

やべぇ!と思うだけなら、誰でもできるので、やべぇと思うまえに行動に起こします。

心の中で思った時には、もう行動し終えているのです。

それがプロの暗殺チームなのです。

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2024年8月5日 12:05 CAT :

寒いふりをしている 本当なぬくぬくの体

嬉しい事としょぼくれる事が同時に起こると、嬉しい事の方が勝つと言う事が分かった。

先日、2つの事がほぼ同時に起こった。

その結果、嬉しくてと「よっしゃああ頑張るぜえええ」な感じになった。

その上「あんな事、もうどうでもいいや。そんな事よりも!」みたな心持ちでしたよ。

人の心は、嬉しい事があった時の方ががっつり動くと言う事らしい。

人生40年ほど生きてきたけど、「あぁそうなんだ」と思う事がまだ色々あると言うのは良い事だよね。

きっと。

嬉しい事がいっぱい起こる人生になればいいのに。

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2024年8月4日 12:55 CAT :

耳齧る事さえできない圧迫された時間を過ごしてみた感想について

先日の記事で書いた通り、英会話を始める事にした。

で、先日、その1回目(正確には体験入学)があったので、行ってきたんだけども・・・

こんなあたくし出来ませんの?って位、英会話できなかった。

ホント笑えるくらい出来ないの。

まず全く単語が出てこない。

あとで、チョッと冷静になれば思い出すんだけど、その瞬間には出てこない。

例えば「What do you like to do?what’s hobby.」と聞かれて、オレは「漫画描くの好き」と答えたかったんだよ。

でも、何と言えば良いか分からない。

しどろもどろになりながら、「I illastration art.」って・・・意味不明・・・で、その後「no art.I illastration is comic」と言うと、「oh ya!comics!」って言って分かってくれたけど、完全に訳分からないよな。

帰り、車運転しながら「あ・・・drawingだった・・・I drawing comicsだよ」とか・・・そんな感じ。

情けなくてしょうがない。

更にどうしようもなかったのが聞き取りの方。

先生はメッチャゆっくり分かりやすく話してくれてるんだろうけど、まぢでほとんど聞き取れない。

唯一聞き取れた単語から、内容を推測すると言う良く分からないやり方で何とかやり過ごした。いや、全然やり過ごせてねぇ。

帰りに、他の人から「初めてにしては全然聞き取れてる方です」と、お世辞っぽい事言ってもらえたけど、そんな事ではオレのズタボロの心は癒されないよ。

普段から英語に耳をならせた方が良いとの事だったので、しばらくはお仕事中に聞く音楽を洋楽メインにして、あと映画見る時は字幕で見るようにして、まず耳を英語にならす事から始めます。

英単語は、学生時代メッチャ一生懸命覚えたので、ある程度頭に入ってると思うんだけど、聞き取れなさ過ぎて、テンパってしまうと「drawing」程度の単語すら出てこなくなる始末なのでね。

でも、1年後くらいに、少しでも意思疎通が出来るようになれば、楽しいんだろうな。とは思ってる。

最終目標は「ファイトクラブ」を字幕なしで楽しむことなので、それを目指してアラフォーのおっちゃんは頑張るよぉ~

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2024年8月3日 12:35 CAT :

バキ道より心バキバキ道

お仕事上で、心がバキバキに折れちゃうような事が起こった。

内容自体については、誰が悪いとか一概に言いにくいような感じな上にオレだけの話ではないので、詳細は書けない。

ただ何となく、この件で、オレ自身が「あぁあ・・・やってらんねぇ~」となってしまった事だけは間違いないんだよね。

何か、長いお付き合いだったし割と信頼してたんだけど、信じられない位ドライな感じで、ホント「あぁあ・・・やってらんねぇ~」と言う気分でしょうがない。

もうどうでも良いか。

お付き合い無くなっても良いかと思ってる。

お客様と会社は対等ではなく、お客様の方がどうしても立場が強くなるんだってさ。

そう言うつもりだったのか・・・と。

いざとなったら、こっちが立場が上だぞと、半ば脅迫じみた感じで責任を取らせようとするのか・・・と。

そんな感じで来るなら、もうしょうがないよね。

一応オレは、どっちの立場であろうとも、立場は平等だと思っている人間なので「お客様の方が立場が上なんだぞ!」と言う方とはやっぱり疎遠になるしかないと思ってる。

と言う話を今日社員さんにしてたら、「それはそれで良い」と言ってくれた。

まぁ、うちみたいな会社相手にでもちゃんと相手してくれて、ちゃんとお金も払ってくれるクライアントさんに対してこそ丁寧な対応をするべきだな。と言う事になりました。

決めちゃえば後は心が楽になった感じもある。

大切にしたいクライアントさんを優遇して、これからもお仕事頑張ります。

今日の記事は以上でございます。

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2024年8月2日 12:35 CAT :

螺旋の中で眠り続ける 引きちぎられた絶望の夜 たった一つの心理求めて気が触れた

数年前からこのブログでも度々ネタにしてきた(ような気がする)「英会話習いたい」と言う話。

そもそも、数年前から「洋画を字幕、吹き替えなしで見たい」と言う欲求が沸々と湧き上がってきており、その事をよく嫁と話していた。

今年になって、娘がオレ以上に映画にハマりまくり、そしてオレと同じように「洋画を字幕、吹き替えなしで見たい」と言い始めた。

流石子ども時代と言うか、娘はそのまま「英語の塾に行きたい」と言い始め、あれよあれよという間に、英会話の学校に入学することになった。

・・・となると、オレもその流れに乗るしかない。

入会の説明を受けてる間に、しれっと「ビックリするほど英語で話せませんけど、大人でも入会できますか?」と聞いてみた。

そしたら、「もちろんです。シニアになってから始める方もいっぱい居る位で、大人の方も大歓迎ですよ。」だって。

そんなこんなで、オレも娘と同じ英会話スクールに通う事になりました。

どのくらい英語が上達するのかは分からないけど、取り合えず始めてみる事が大切なんだよ。

多分ね。

この歳から、更に新しい事をお勉強すると言う事にチョッとワクワクしてたりもする。

英会話・・・どこまでできるかは分からないけど、それでもこの先「あぁ~オレ英語しゃべれなければ良かった」と後悔する場面はきっと来ないと信じている。

頑張れ若者 負けんな若者 立ち上がれおっさん

(↑)この時の記事みたいな感じでございますよ。

「明日死ぬとしてもやり直しちゃいけないって誰が決めたんですか」

と言う、古畑任三郎の声を胸に抱いておっちゃんは、新しい事にチャレンジしていきますよぉ。

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2024年8月1日 12:00 CAT :

狂おしい刹那の快楽を貪る 命の炎が尽きるまで

おかしい事がある。

お金が無いです。

なぁ~んで、こんなにお金が無いんだろう。

不思議でしょうがない。

何かね、結構お仕事してると思うんだよ。

後言えば、社員さんたちもまぁまぁ頑張ってお仕事してくれてると思うんだよ。

売り上げ自体も、前期は色々あってセーブしてたけど、今期は普通にフル稼働させてて割と上げているはずなんだけど・・・

お金が無いです。

何に飛んでいってるんだろう?

今、会社の財務状況については、「危険水域になったら連絡ください」って言って担当の税理士さんに丸投げしているので、オレ自身良く分かってない。

いつも、決算のあとに資料貰って「ほほう・・・今期はこんな感じだったんですね」で終わらせていた感じ。

それはそれで良いんだけど、なぁ~んかいつもこの時期になるとお金が無いんです。

また、年明け位から色々お金の振り込みがあって、4月くらいまでは凄いお金持ちになるんだと思う。

で、そこから税金がガンガンとられてって取られまくるけど、入金無いもんでお金がすっからかんになる。

毎年7~10月くらいまでの間は、「あれ~あんなにお金あったのにもうない・・・来月やり過ごせるか?」みたいな感じになるんだよ。

仕事はいっぱいあるんだけど、すぐに入金にならず、黒字倒産と言う言葉が頭をよぎる数ヶ月。

おかしいなぁ~こんなにお仕事してるのにお金が無い・・・

と。

いや、おかしくはないのかもしれない。

そんな事に怯え始めて、すぐにキャッシュになるお仕事の方を優先的にやり出すから、大局的に見ての大きな成長は出来ないのかもしれないな。

まぁ、オレなんて社長の器ではないのですよ。

結局。

細々やってたら気が付きゃ社長になってただけで、会社設立を最初から目指して動いてた凄い人たちとは違うんだ。

なんど通帳見てもお金が無いなぁ~

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2024年7月31日 12:50 CAT :

しがみついて怯えているのは誰?

先日、社員さんと社員さんの家族をお招きして、家でバーベキューをやった。

陽キャですよ。陽キャのお兄さんがやる奴ですよ。

学生時代、陰キャの極みとしてクラスの嫌われ者にさえ嫉妬する程度には存在を否定されていたオレが、そんな陽キャみたいなことをやるなんて・・・

まぁ、会社の事務所と家は併設してるので、家にお招きしたのか、会社の事務所でやったのかどっちなのかと言えば微妙なところではあるけれども。

肉を美味しく食べられたし、良しとしようじゃないか。

別に「福利厚生の一環」としてやってる訳でもないんだけど、会社の人たちとやるこういうイベントに参加するの死ぬほど嫌いだった。

うちの会社の場合、今のところ、皆友達な感じで、割と家族ぐるみで付き合いがあるので、会社の福利厚生と言うよりは、仲のいい家族でバーベキューなテンションだと思ってる。

思ってるんだけど、「会社の付き合いでしゃあなしで参加」されてたらどうしようと不安だったりもしております。

かと言って「楽しかったよね?いやいや参加じゃ無いよね?」みたいな感じで聞きまわるのも違う気がする。

こう言う所で、陰キャな学生時代がしっかり尾を引いてるんだろうね。

人付き合いが難しいです。

うむむむむむ・・・

まぁ、子どもたちはめっちゃ楽しそうだったから良しとしよう。

ただ、頻繁にはやりたくない。

そもそもオレは人と会いたくないんだ。

オレ自体の心的疲労が限界突破するわ。

やりたいなら、オレ抜きで勝手にやってくれていいですよ。

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2024年7月30日 12:45 CAT :

神の領域を犯す実験は賛否の嵐

正しい夏がやってきた。・・・ような気がしております。

クソ暑い・・・でも、今の家は田舎よろしく、周りに民家がある訳でもなく、見渡す限り水田なので夕方になるとエアコンなしでも涼しい風が通り抜けて気持ちがいいんだよ。

なので、夕方、外で寝っ転がっているとエアコンの中で冷えた体を良い感じの状態に戻してくれたりする。

昭和の夏のような感覚。

「よくエアコンのない昔はどうやって過ごしてたんだよ」と言う話を聞くけど、正直全然エアコン無くても涼しいですぜ。

あと、近所に家が無いので、星が綺麗に見えるんだわ。

先日遊びに来てたお友達が、夜に星空見ながら「星がヤバイ」と相当ヤバイ語彙力を披露してくれていた。

ここへきて、昭和日本のような生活を過ごしております。

まぢで家から見える風景こんな感じ・・・

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2024年7月29日 12:35 CAT :

健太と夏江とセックスの話

厄年になりました。

鳥肌実の言う「42歳厄年」を信じて、「オレ厄年だから42歳です」って言ったら、そんな訳ないと言われた。

何か、厄年って言うのは数え歳だと言う事と、厄年には前厄、本厄、後厄とあると。

そもそも、自分の年齢もちゃんと把握できていなかった。

と言う事で、今年の誕生日で数えで41歳になるそうです。

もうアラフォーでもねぇのでしょうか。

何しか、自分が子どもの頃40代って言うと、これはもう相当なおっさんだと言う感覚でいたけど、自分がいざ40代になってみると、全然そんな感覚が無い。

時代と言うものもあるのかもしれないけれども・・・

体は大人、頭脳は子ども!

精神年齢のテストでは6歳になった。

ちなみに、娘は10歳だった。

息子は8歳だった。

この家で一番精神年齢が低いのがオレらしい・・・うむむむ・・・

ここのところ「え~面倒くせぇ~」とか「ついてねぇな」と思う事がチョッと立て続けに起こってる気がする。

これがもしかしたら、厄年の力なのか?

厄年に怯えつつ、厄除けの為に買ったステッカーを飾っております。

勿体ないので、貼ったりはしてない。

半面、メッチャ嬉しい事がそれ以上に起こっていたりもする。

それも厄年の力なのか?

取り合えずお誕生日を過ぎたら、厄払いしてもらいに行ってきます。

ちなみに、女の厄年は32~24歳らしく、嫁はその頃、まぢで人生で一番過酷な1年だったらしい。

具体的には、オレが鬱病でぶっ倒れて、会社辞めて、息子が生まれたばっかりだったのに息子の服を買う事も出来ないほどお金が無かった時・・・だと思う。

人生色々ですな。

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2024年7月28日 12:11 CAT :

指でそっと触れたなら 鋭く清く突き刺さる

先日、お仕事でメッチャやらかしてしまった。

・・・と思う。と言うか、やらかしになるのかどうかも良く分からない件があった。

取り合えず、クライアントさんの方では大事になってるみたいで、多分、謝罪しつつ、状況説明には行かないといけないんだろう。

問題なのは、その件に関して、全く身に覚えがない事なんだよね。

そもそも、サイトの保守契約をしてる訳でもないし。

でも、そのサイトを制作したのはオレなので、オレの責任問題と言う事にされているのなら、説明はしにいく必要はあるのかもしれない。

この件に関しては、良く分かんないし、それでどのくらいの損害を与えてしまったのかについても良く分かんない。

こういう時に、「いや、オレ知らねえぇっすよ!!」っと逆ギレしても良いのかもしれないけど、それもきっとなんか違うんだろうと思う。

ただその話を嫁にすると「これまで誠心誠意やってきたのに、身に覚えがない事で責められて契約切られるならそれもしょうがないじゃないの?」と。

気が楽になったんですよ。

まぁ、良いか。

分かってくれなくて一方的に契約切られる感じになったら、それはそれとして割り切るか。みたいな感じでね。

何らかの問題は、いつもどこかで起こるものなんだろう。

メンタルが弱すぎて、それに対していちいちクヨクヨ思い悩むところにある気がする。

嫁がその部分をフォローしてくれているんだろう。

結婚前に、2人とも半人前だから、2人で一人前とか言ってた気がするけど、2人とも半人前じゃなくて、オレが0.1人前くらいだったんだと思うようになった。

そんなお話です。

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2024年7月27日 12:03 CAT :

前代未聞の惨劇を見る

人生で一番見倒したMVってなんだろうと言うと、オレはきっと(↓)を上げると思う。

犬神サアカス團(いや、犬神サーカス団の時か)の名曲「三つの扉」のMV。

「最初の扉」って曲のカップリング曲で、最初聞いた時は「面白い曲だ」位のテンションだったんだけど、「切腹」って言うDVDを買って初めてこのMVを見てから、まぁハマり倒しまして、それからどれだけ見た事か。

むしろ「あの頃に戻れるなら もう一度やり直したい」と言うメロディー聴くとこっちの曲の方のイメージが強くて「最初の扉」のイメージが薄い位に見倒したと思う。

アップルフロントからメジャーデビューして、色んな所で「犬神サーカス団」がおもちゃにされてた頃の作品。

それについてファンとしては、チョッと苦々しく思ってた感もあるんだけど、本人さん達も楽しんでたみたいなので、まぁそれも良いかと思った記憶がある。

MVなんて、テレビでのプロモーションのためのものでしょ。と思ってたオレにとって、こんなクオリティーの高い作品があって良いのか・・・と思ったものですよ。

どうでも良いけど、メジャーデビュー直前に発売したDVDシングル3枚もかなり好き。

特に楽曲としては賛否両論だった「黄泉の国」が好きだったな。

あと、「鎮魂歌」の最初の「臨時ニュース」部分でメッチャ原稿をめくるスピードが速かった時に「あ・・・この人たちギャグやってるんだ」と気が付いたのもなかなかの収穫だったよ。

どんなテンションでこんな曲作ってんだ?と思ってたけど、テンションが分かった気がしたんだ。

そう言えばこんな動画もありましたよ。

この動画に入ってる写真のほぼ全てを「あ、あの時か!」とわかるくらいには、人生を重ねてきたバンドなんだ。

初期の部分で流れている「餓鬼」の音源が「籠の鳥。いまだ天空を知らず」の時の再録じゃなくて、「御霊前」の時の音源だったらと思ったりはしたけど・・・

まぁ、それはそれとして、30年の歴史って凄いなぁ。と。

ここ最近だと、筋肉少女帯の「いくじなし」のPVも大好きですよ。

あと、「80年代の筋肉少女帯」と言うVHSに収録されていた「釈迦」のMVも結構見倒したな。

あの動画は、流石にYOUTUBEでもあんまり流れていないんだろうか。

オーケンの個人レーベルUGSから発売されたヤツ。

もしかしたら結構レアなのかもしれない・・・

この左上に写ってるやつ。

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2024年7月26日 12:50 CAT :

あの時に戻れるなら もう一度やり直したい

「弥助問題」と言う話がトレンドによく上がってるらしい・・・

詳しくは知らないけど、信長の時代に黒人を奴隷にする事が流行していたから、日本が黒人奴隷の先駆けだったというアホみたいな話をしてる人がいるって事でしょ?

歴史と言うのは改変されてなんぼなんだと思う。

ただ、オレにとって戦国時代から江戸時代初期については「へうげもの」と言う漫画の内容が正史なので、少なくともオレの認識では、そんな黒人奴隷の文化が日本にあったとは信じがたい。

と言うか、織田信長と言う人間が弥助を重用したのは、存在自体が当時の日本で稀有だったからだったはずで、日本で流行していたのであれば、そこまで重用していたかという点で疑問符が付くよね。

こんな事言ってる人は、取り合えず「へうげもの」を10巻くらいまで読み直した方が良いと思う。

「ファントムタイム仮説」をご存じだろうか。

オットー3世と言う1000年位前のローマ教皇が、自分がミレニアムの特別なローマ教皇であると言う事にしたかったがために、歴史を捏造して年代の帳尻を合わせた可能性があると言う説。

それに合わせて考えれば、今は1700年代になるそう。

そんなアホな。と思いつつ、じゃあこれが絶対になかったとも言い切れないのが、歴史の面白い所だと思っている。

一応、教員免許など所持しております。

高校の社会。大学では、歴史と言うか、考古学を先行してた。

その際にも、如何に正しく歴史に認識すると言う事が難しいかと言う話をかなり思い知らされた。

結局、都合の良いように主観的に作られてきたものなんだよ。

歴史ってね。

だとしたら、真実を知る方法も主観的でいいと思ってる。

そう考えた時、オレにとっての正史は「へいげもの」と言う漫画文献になった。と。そう言う訳でございます。

同じ理由で、古代マケドニアの正史は「ヒストリエ」なので、「フィリッポス王」と「アンティゴノス」は同一人物だし、「アレクサンダー」と「へファイスティオン」は二重人格の同じ人間だったと言う事で落ち着いております。

これが弥助の肖像画で良いじゃないか。

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2024年7月25日 12:19 CAT :

悩む理由が値段なら買え 買う理由が値段なら止めておけ

香川県で、谷川俊太郎の特別展示をやってると言う事で、高松の美術館へ行ってきた。

谷川俊太郎と言うと、「スイミー」とか「さかなはさかな」のイメージが強い。

もしくは、子どもたちが小さい頃めっちゃ読んであげた「もこもこもこ」か・・・

嫁が行きたいと言うので一緒に行く感じだったんだけど、これがまぁ楽しかった。

いやまぢで。

こう言うの行くと、途端にその作家さんの事を大好きになるけど、それはやっぱりその作家さんの事を良く知ってなかっただけなんだと思う。

それは、きっと人生における大いなる損失なんだろう。

と言う事で、しっかり楽しんできて、お気に入りになった本を買ってきました。

今回の企画展の為に限定復刻されたらしい。

「なおみ」と言う本も、凄く良くて買いたかったんだけど、それは残念ながら売ってなかった。

また、古本とかで見つけたらお買い上げしよう。

あと、ホントに子どもたちに読み聞かせ倒した「もこもこもこ」のピンバッジも買った。

その他、嫁と子どもたちもそれぞれに色々お土産を購入したので、売店で1万円くらい買ってしまった。

でも、ここでしか買えないものも多いので、後悔はしてない。

先日、どこかでチラッと見かけたんだけど、モノを買う時の心得。

「悩む理由が値段なら買え、買う理由が値段なら止めておけ」

今後もこの言葉を胸に生きていこうと思っております。

ミーハーだと言うなら、そう罵ってください。

オレはこんな人間なんだ。

どうでも良いけど、この名曲(↑)の詞も谷川俊太郎先生ですよ。

一部改変されているけど。

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2024年7月24日 12:17 CAT :

「出来る」か「出来ない」かではなく「やる」か「やらない」か

今年は、筋肉少女帯のニューシングル「医者にオカルトを止められた男」が発売され、犬神サアカス団のニューシングル「カンフートーキョー」が発売された。

筋肉少女帯の場合「君だけが覚えている映画」以来3年ぶり、犬神サアカス団の場合「目障りな異分子」以来4年ぶりだそうで・・・それだけで単純になんだかすごいよね。

今年は、5年ぶりに「ヒストリエ」の新刊も読めたし。

後は、2年ぶりのハンターハンター再開と、最新刊発売を待つのみ。

今年は、そう言う意味では実に濃密な1年だ。

それはいい。いいんだけども・・・

何か、〇年ぶりっての多くね?

ここ最近、好きなものがほぼ全て「〇年ぶり」な気がする。

唯一そうじゃないのは、「望郷太郎」くらいだろうか・・・

子どもの頃は、大好きだった「ジャングルの王者ターちゃん」の単行本が3か月に1度くらいしかでなくて、「次の話読むのにどんだけ待てばいいんだよ!」と思ってた。(単行本派で、ジャンプは買ってないので)

それが今じゃあ、数年単位ですよ。

これ、子どもの頃に置き換えて考えれば、小学校1年で「ヒストリエ」の11巻を読んだ奴が次に12巻を読むときには小学6年、もしくは中学1年って事になる。

小1で「ヒストリエ」読んでんじゃねえよ。と言うのは置いておいても。

そう考えると、今や、「筋肉少女帯」も「犬神サアカス団」も「ヒストリエ」も「ハンターハンター」も大人の嗜みなんだろうね。

問題なのは、その大人の嗜みが「少年ジャンプ」で連載されていると言う事なんだろうけど。

そう言えば、学生時代にマイケルジャクソンの新譜が6年ぶりと言うのを聞いて、「じゃあ前のアルバム出た時、オレ小学生じゃん!?」ってなった事を思い出したよ。

ここに来て最近思う事は「もっとしっかり活動しろよ」ではなくて、「作品を届けてくれてありがとうございます」になった気がする。

こうなると何か感謝を伝える事でもやろうか。と。

これだわ。

そう言えば、「ハンターハンター」再開まで毎日正拳突きしてる人いたよね。

「筋肉少女帯 感謝の全曲レビュー」でもやろうか。

チョッと、そんな事でも考えております。

このブログでか?

Xの投稿でか?

毎日やるのか?

週に1度にするのか。

どのくらいの文章量にするのか?

などなど・・・形を模索中。

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2024年7月23日 12:18 CAT :

「カンフートーキョー」と聞いて素直に思ったことを曲解して書く文章

犬神サアカス団4年ぶりのニューシングル「カンフートーキョー」がついに手元にやってきました。

4年ぶりか・・・

ジン兄、情次兄がいなくなってからもう5年も経つらしい。

その時の衝撃と絶望についてはこちらに詳しいです。

あの時は、まぢで衝撃過ぎて、心の中にぽっかり穴が開いていた。心情じゃなくて、まぢで体にでっかい穴が開いたんだよ。

それから5年。結成30周年記念の曲。それが「カンフートーキョー」だ。

15周年「籠の鳥」・・・「地獄の子守唄」の系譜上にある犬神サアカス団の真骨頂とも言えるべき和風ロックの頂点(その後、「恐山」と言う超名曲が出てきたりするけど)とも言うべき名曲中の名曲。

20周年「絆」・・・20年間積み重ねられた「犬神サアカス団」と「犬神サーカス団」と「犬神サーカス団!」の世界観、歌詞、フレーズが要所要所にちりばめられており、間奏部分では、初期の代表曲「エナメルを塗られたアポリネール」の語りを新録すると言うコアなファンの方しか向いてないけど、コアなファンは感涙必死の超名曲。もちろん、約束のあの場所でまた会いますよ。

25周年「GOLD」・・・自ら頂点を極め、本物になった「犬神サアカス団」が、25年間積み重ねた自分たちのスタイルにすり寄る事無く、それでいて「犬神サアカス団」と言う存在をあえて新しい方向から見せる事で、これからの進化をファン期待させまくった大名曲。

と、節目節目にとんでもない曲を送り出してくれた上での30周年楽曲。

こんなのファンじゃなくても、ちびる程期待するに決まっている。

それがこの曲。「カンフートーキョー」だ!

って、なんでやねええええええええええええええええええええええん!!!!!!!!!!!!!!

・・・と思ってた。

実際聞いていただこうか。

曲自体の世界観は「犬神サアカス団」ですよ。紛れもなく。

腐りきった世の中において、これからも自らの存在感を示し続け、電光石火の一撃を食らわせ続けますよ。と言う、強烈なメッセージが込めらた曲だよ。コレ。

大げさじゃなく「犬神サアカス団」と言うバンドの存在によって生き永らえてきたオレみたいな存在にとって、この曲は凄すぎる。

そんな表題曲の次には、おそらくこれまでなら節目の曲として出していてもおかしくない「代理懐胎生物」という名曲が収録されている。

この曲は、素直に「籠の鳥」⇒「絆」⇒「GOLD」の系譜上にあるような曲だと思う。

だって、曲の最後が「東京2060」なんだもん。

こんなもん誰でも、カンフートーキョーとつなげて色々考えるでしょ。

でも敢えてこの曲の方をカップリングにしている。

そして、3曲目に「これぞ犬神サアカス団」と思わせる初期を彷彿とさせる「闇のサアカス」を収録。

ここから先は、オレの勝手な妄想ですよ。

今日日CDを購入するなんて、コアなファンだけしかいない。

このCDをレコードショップで手に取って、初めて「犬神サアカス団」と言う存在を知る人がどれだけいると言うのか。

そんな事は、天才犬神明兄さんなら百も承知だろうて。

その上で、この収録曲順にしていると言う事は、これすらメッセージだと思うんだ。

2人の脱退があり、その後新メンバーが入ったけど、その内2人は定着する前に辞めてしまった。

活動自体が不安定になり、縮小していく・・・ように見えている。下手したら、解散はしないまでも活動自体はしてないと言う空中分解すらあり得るかも知れない。

その中で敢えて、真骨頂となるような2曲をカップリングにして、ご機嫌なロックナンバーを30周年記念曲にしたと言う事は、これまもう「心配すんな!オレ達はこれからも腐った世界を香港映画のカンフーのように殴りつけていくぜ!」と言う、意思表明ですよ。

それも、「別にこれまでと同じような事をやろうと思えばできる」事をカップリング曲で見せつつ、敢えてそこを断ち切った上で、新しい「犬神サアカス団」は今この瞬間も進化し続けているぜ!と。

そんな強い気持ちを感じてしまった。

「筋肉少女帯」って、過去に脱退したメンバーが記念ライブとかで一緒にステージに立ったりする。

何だったら、脱退せずにずっと筋肉少女帯なのはうっちーだけしかいない。オーケンすら、脱退して復帰してる。

それで良いと思う。筋肉少女帯ってそんなバンドなんだよ。

でも「犬神サアカス団」にジン兄さんと情次兄さんが合流することは、もう今後ないんだろうと思ってるし、実際ないだろう。

今回の「カンフートーキョー」を聴いて、それで良い。それが良い。それこそが「犬神サアカス団」だと言う、チョッと不思議な感情に包まれてしまった。

何だろう。

良く分からないけど凄いパワーを持った凄い曲が、ここに来てまた誕生したな。と言う気持ちが強い。

「目障りな異分子」の時にはどうしても「やっぱりあの2人の脱退はかなりのダメージか・・・」と思ってしまったけど、「カンフートーキョー」を聴いてその気持ちなんて完全にどこかに吹っ飛んでいった。

いやぁ、これは凄い曲だよ。

やっぱり犬神サアカス団は凄いバンドだよ。

オレの中で「筋肉少女帯」と「犬神サアカス団」は完全に別格なんだよ。

またライブに行きたいです・・・

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2024年7月22日 12:46 CAT :

シャングリラの中に消えた 思い出は無視

改めて、漫画太郎バージョンの「星の王子様」を見ていると、サンテグジュペリの世界観を忠実に再現していることが、良く分かります。

原作、最後まで読んだことないけれども。

「まんこうの奥になんこうを塗る」と言うこのギャグいったい何時から使ってるんだろう。

オレが大学生の頃、「珠海少年zoo1」の中で団子屋のばあさんはすでに言ってたような気がするけど・・・

世界観が共通している漫画が大好き。

なので、オレの書く漫画は全てが同じ世界での出来事で、時系列を辿ると全てが繋がっているようになっている。

中学生の頃から、この壮大な世界観をずっと形にしてきた。

誰も信じてくれないけど、これを漫画にして良いんだと思ったきっかけは、漫画太郎御大の漫画だった。

多分、漫画太郎御大の漫画は全て単行本で持ってると思う。

そうすると、「あ、このネタは地獄甲子園の奴だ」とか、「このシーンで貼り付けられてる顔は、罪と罰の時に使ってたフリー素材じゃねえか」とか、「この階段落ちは世にも奇妙な漫画太郎の時の奴だ」みたいな事が往々にしてある。

「虐殺ハートフルカンパニー」と「珠海少年zoo1」は同じ世界線だったのか!とかも分かる。

正直な話、漫画太郎御大の作品を本気で楽しむには、結局のところ、全ての単行本を読破する必要がある。

って言うか、今更、何か一つの作品だけ読んだとて、面白さの片鱗すら味わう事は出来ないだろう。

それで良いんだ。

自分が面白いと思う事を書き続ければいい。

これが、実に力を与えてくれた。

漫画太郎御大と言う稀代の大天才と同列に語るような烏滸がましい事は到底できないけれども、自分の面白いと思う事を書き続ける。

簡単なようで、こんな難しい事はないんだろう。

オレが今でも漫画を心底楽しんで描いているのは、画太郎御大の存在がかなり大きいような気がしないでもない事はない。

そんなこんなで、ふと、次の漫画考察は「珠海少年zoo1」でやろうかなと思っております。

でも、多分やらない。

それでいいのだ。

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2024年7月21日 12:30 CAT :

デタラメと呼ばれた君の自由の翼はまだ 閉じたまま

実家からありったけの漫画は持ってきていたけど、漫画以外の本については、まだ持ってきてなかった。

それをこの度、再びありったけ持ってきた。

これで、実家にあるオレの書籍はほぼ移動できたと思っている。

漫画と比べると10分の1くらいしかないけれども、小説や本もある程度読んでおりました。

中学生の時、尊敬する国語の先生が「ヘルマンヘッセの『車輪の下』を中学生の時読んで、涙が止まらなかった」と言う話を聞いた。

その日、早速「車輪の下」を買ってきて、読んでみたけどビックリするほどつまらなかった。

いつか面白さが分かる日が来るだろうと思い、そしてこれまで何度も挑戦してきたが、ハンスがラテン語の試験を受ける位のところで何時も力尽きる。

未だに、その面白さは理解できていない。

勿論、今回の書籍の中に「車輪の下」は入ってる。

今度こそ読破しようと思っております。

嫁が、自分の人生で一番大切な本と言ってた「星の王子さま」。

色んな人の訳で、何度も読んでみたけど、いつも蛇に飲み込まれた象の絵が出てくるあたりでいつも力尽きる。

結局最後まで読めたのは、漫画太郎の書いたコミック版だけだった。

「星の王子さま」の最後は、介護地獄になった地球でパヤオがアニメーターになると言う夢を思い出すんでしょ。

ちゃんと、物語の内容は知ってますよ。

「星の王子さま」は本当にこの世界の事を色々教えてくれる。

中二病真っ盛りだった頃に買わずにいられなかった「完全自殺マニュアル」も持ってきましたよ。

結局中二病関係なしに、単純に内容が面白くて、本当に何度も最期まで読んだ。

あと、Xの方で先走り液タラタラしてしまったけど、「ナゴムの話」「筋肉少女帯自伝」「されど闇の深さを知る」ね。

これは本当に、大学生の頃気が狂うほど読み倒したよ。

漫画だけでも、まだ読んでないのがいっぱいあるのに、小説や書籍まで増えてしまって、一体どうすれば良いのやら・・・

楽しい日々はまだまだ続く・・・

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2024年7月20日 12:15 CAT :

ハロー今君に素晴らしい世界が見えますか

先日の東京都知事選の選挙で一番面白かったのは、蓮舫支持の人のXでのポストだったと思う。

何か、「蓮舫に入れなかった人は、女性が東京都知事になる事が許せなかったんですね」みたいな奴。

イヤ、小池百合子はおっさんだったのか!!と。

自分の考えている視野以外の事がまぢで1ミリも見えていないんだろうね。

それはそれで良いんだけど、もう少し自分の発信する言葉を見直した方が良いのではないだろうか。

など、到底オレも言えるはずもない。

このブログも記事が3000を優に超え、20年運営している訳で、そうなると、20年くらい前の非常によろしくない発言なども多々ある訳でございます。

これを「若気の至りにて・・・」で、許されるのなら、山上宗二はあんな惨い殺され方をしなかっただろうて。

「へうげもの」の話です。

口は禍の元。

沈黙は金なり。

余計な事は言わないに限る。

人間はコミュニケーションを取る事で、他のサピエンス属より優位に立ったという過去があるので、これがまた難しいんだろう。

数年前、そんな事を「サピエンス全史」という本を読んでお勉強しました。

「認知革命」とか「農業革命」の下りは相当面白かった。

でも、下巻はなんか急につまらなくなって読まなくなってしまった。

ただそれだけの事。

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2024年7月19日 12:46 CAT :

かわいいワンちゃんの大統領

ホムンクルスの漫画考察・・・今週1週間分に分けて小出しでアップしていった。

追って読んでくれてた超絶奇特な方が万が一いらっしゃったのなら、相当イライラさせてしまったような気がしている。

あい、すいません。

毎日更新のためには、小出しにしたいと言う、100%こっちサイドの事情でございます。

一気に書かないとテンションが持たないので、4~5時間くらいかけてオラオラ書いたんだよ。

だったら、読む側も一気に読まないとテンション持たないよな。と思ってはいたんだよ。思ってただけだけども。

どうしようもなくユーザーフレンドリーではない感じ。

改めて、あい、すいません。

言い訳するなら、その前に数日かけてじっくり漫画を読み込んだ上で、どんな考察にしようか考えたので、実質1週間以上の時間をかけてはいるんだよ。多分ね。

こんな事に時間をかけてどうするんだ。と思う気持ちもないんだけど、意味のない事に全力を尽くせるって素晴らしい事だと、アラフォーになっても信じている。

取り合えず、今後やって行こうと思ってる「こんな事に時間をかけてどうするんだ」と言う事を、備忘録的に書いておこう。

 

 

〇「風を切る日々」の再開
52話と53話は完成していて、54話のネームもほぼ出来上がっている。8月中の54話完成と55話のネーム完成を目指している感じ

〇「ひとときの暗がり」の再開
こっちも一区切りになるだろう第2部20話までのプロットは出来上がって、今、第2部の3話くらいまで完成してる。10話くらい出来上がったらアップしていこうと思ってる

〇「不動産売買であった怖い話」の再開
長かった裁判が終了したので、漫画の方を書いて行きたいと思って、プロットを作っているところ。年内には再開したいな。

〇短編「アルバイト」
今年1話も短編漫画を描いてないので、構想を今練っている感じ。個人的には面白そうな話なんだけど、需要のないタイプ(「口頭無形」とか、「夜誘い麦わら帽子」みたいなヤツ)の方の短編なので書こうかどうしようか逡巡してるところ。

〇完全新音源制作
10年ぶりにCD音源を制作しようとしている。10年ぶりなので、流石にネタも溜まっていて良い歌詞や曲は出来てきているんだけど、如何せんレコーディング出来る環境がまずないので、どうしようかなと。そう言えば、「ヤンディール」さんのセカンドアルバム「不良債権」も完成してないや。

〇新企画「場末の紙芝居屋さん」
3年位前に「ぬとらじ」で構想を明かしていた奴。過去に作った音源を挿絵付きの動画としてYOUTUBEにアップしつつ、解説を「まんがおきば」さんとかで投稿していこうと。最初の音源はやっぱり「ひとときの暗がり」なのか・・・と思いつつ、すでに漫画化していて、イラスト描かなくてもいい「おもちゃはおもちゃばこへ」「虐殺の恋文」辺りでも良いかなとも考えてる・・・考えてるだけで全然動けていない。

〇極ニュースチョクホーの再開
やっぱり4コマ漫画とかを気楽に描いていけるくらいの余裕は欲しいよね。ブログが書けてるんだから、4コマ位かけるだろう。と。

〇過去の演劇台本の漫画化
今年の初めに、人生で初めて人前に公開した「付喪神」の演劇台本を見つけた。それ以降、実際に公演したものや没になったものなど、かなり沢山の演劇用台本を発見したので、これを何とか発表できないかと考えている。「付喪神」か、もしくは劇団で発表した中で一番好評だった「ドリーム in ドリーム in ドリーム」、「逆回転昔話」、個人的に一番好きな「モラトリアムよ永遠なれ」辺りで模索中。まずは、あんまり長くない「付喪神」かな。

 

 

みたいな感じで、やりたい事は日々途轍もないペースで増大していってる。

まだまだ創作意欲は尽きる事を知らないようですな。

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2024年7月18日 12:14 CAT :

マンガを大考察シリーズ(1)「ホムンクルス」 ~その5

そんな話が色々ありまして、「ホムンクルス」と言う漫画を考察していきます。

ここに来て、チョッとだけアーカイブをご用意いたします。

【マンガを大考察シリーズ(1)「ホムンクルス」】

~その1

~その2

~その3

~その4

長くなったけど、今回で最終回。

最後にするために無理やり色々詰め込んだので、普段のブログの3倍くらい長くなってしまいました。先に言っておく。ごめんなさい。

本題。

名越のホムンクルスについて。

作中では、散々色んな人物について、具現化したホムンクルスからその人物の過去とか深層心理を読み解く、と言う展開が繰り返されてきた。

その度に、名越自身にそのホムンクルスが乗り移るように具現化する。

街には、ホムンクルスが見える人と見えない人がいる。

伊藤は、それを名越自身のトラウマとリンクした時に見えているものだと説明していたけど、これ自体は違う可能性が高い。

~その2」の時に書いた「自由意志」の話をオカルト的に解釈すると、自分以外の誰かが自分の意志を決定しているという書き方が出来る。

でも、その「自分以外の誰か」を、例えば自分の過去の経験を含めた周囲の環境だと考えれば、つまらない書き方だけれども現実的な気がしてくる。

名越自身の人生は、おそらく何のトラウマもなく、特に何かがあった訳でもない普通の何でもない人生だったはず。

今の社会を生きているほぼ全ての人間に当てはまる事象だと思う。

人間と言うのは、とかくヒロイックに語りたがる。

そして、本当にヒロイックな人生を送ってきた人間に対して、それをコンプレックスに思う。

それこそが、名越のホムンクルスだったんじゃないだろうか。

実は何でもなかった経験を無理やり自分のトラウマであったと改竄し、自分と言う存在がヒロイックで特別な存在だと思いたい。

自分の事を親がブサイクと言った。それが強烈なトラウマだから整形をするしかなかった。

本当は、何でもない出来事を大げさに自分の中で理由づけて、自分を特別なものにしようとしていた。

あれだけ散々引っ張った「ななこ」から離れた理由も、最後の最後で吐露したのは「ブスとクリスマスに一緒にいたくなかった」と言う、どうしようもなく陳腐なものだった。

自分と言う世界に中身はない。形だけしかない。

だから、中身を持つ人間を見る事に取りつかれ、そう言う人間の真実に触れることで、自分自身が経験したかのようにそのホムンクルスを自分に移してしまう。

それが、名越のホムンクルス。

自分だけはその辺にいる通り一辺倒の人間とは違う。自分だけは特別な人間だと信じて疑わなかった。

それなのに、いつになっても特別な人間であると言う「何か」が起こらない。

整形をしてまで特別な人間になろうとしたのに、それでも特別たらしめる「何か」は起こらない。

気が付けば、普通の人間になるしかなかった。

自分の存在とはいったい何なのか。

自分と言う存在が消えてしまったとしても、それがこの世界に対して何の影響を与える事もない。

自分が存在する必要も意義も何も見出せない。

存在を確かめるため、自らの手首を切る思春期の少女のように、自分の精子を貪ってさえも存在を感じられない。

もちろん、周りの誰にも見出してもらえない。

行きつく果てにあったのは、自分で自分の存在と意義を見出す事だった。

だから、自分自身とセックスをして、自分自身と会話して、自分自身しか見えない世界に没入していった。

念願だった自分と言う存在を見出してもらえると言う天国。

自分と言う存在を自分で見出すしかなかったと言う地獄。

自分で自分を肯定し、自分の存在を自分で認める事でしか、この世界で生きていく術がない。

それこそが最後の最後に名越が考えた「ここは天国か?地獄か?」と言うセリフに繋がるとしたら、実にキレイな結末だと思う。

今自分が持っている「もの」は自分で選んだものなのか。

今自分が考えている「価値」は自分で判断した価値なのか。

今自分が考えている「理想」は自分で夢見た理想なのか。

情報が溢れかえり、ほぼ全ての人間が自ら発信できるようになった時代において、その自らを肯定している「何某か」は、本当に自らで選び決めたものなのか。

それは、いつかの誰かから移ってきた、自分以外のホムンクルスではなかったのか。

作者さんが読者さんに訴えたかったのかそんな強烈な問いかけだったのかもしれない。

自分が着ている服やヘアスタイル、持っている小物、住んでいる場所、働いている仕事、食べている食事・・・その他全てのものを改めて見直したとき、自分の存在や自分の意志がそこにどれほど介入できているのかと考えると、発狂してしまう人がもしかしたら多くなっているのかも。

ネットやSNSで誰かに勧められたものを買い、メディアが取り上げられた流行に乗り、垂れ流される動画で情報を得た気になり、そこそこだと思っているその人生に、果たしてどれだけ「自分と言う存在」が介入しているのか。

近年特に、顕著にこの現象は起こり続けている。

まとめると・・・

誰かの意志の介入によって同じように形作られた、自分と言う存在を持てない空虚な人間。

それが現代社会における多くの人間であり、その象徴として作られたのが、他人のホムンクルスが次々と自分に移っていく名越と言う存在だった。

・・・そんな話。

これはあくまでも「オレは、ホムンクルスって漫画をこう読んだよ」と言う体で、好き勝手書いてきたので、これが合ってるか合ってないかみたいなお話では決してない。

と、最後にチョッとだけ言い訳をして、長々と書いてきた「ホムンクルス」と言う漫画の考察は終わりと言う事にしておこう。

漫画の考察・・・やってみて分かった。

面白いと言えば面白いんだけど、内容が長いので考察もべらぼうに長くなってしまう・・・

映画とかの方が2時間くらいの内容でがっつり深掘り出来るので、程よく気楽にできていいな。と思いましたよ。ええ。ええ。

もしかしたら、第2回があるかも知れない・・・と言う含みを残しつつ・・・

今日のところはここでおしまい。

長い上にどうしようもない駄文にお付き合い頂き、ありがとうございました。

それでは皆様、おやすみなさい。

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2024年7月17日 12:39 CAT :

マンガを大考察シリーズ(1)「ホムンクルス」 ~その4

そんな話が色々ありまして、「ホムンクルス」と言う漫画を考察していきます。

ここに来て、チョッとだけアーカイブをご用意いたします。

【マンガを大考察シリーズ(1)「ホムンクルス」】

~その1

~その2

~その3

確定している事実を羅列したところで、実際に、名越のホムンクルスについて、やっとこさ考察できそうな気がする・・・

一応、単行本13~15巻の内容を基に見ていきましょうね。

この漫画では、コマ内の表現の視点がコロコロ変わっている事に注意しなければいけない。

基本的には名越の視点で進んでいくんだけど、その中に不意、誰の視点でもない客観的視点と、ななみの視点が点在している。

漫画を読む上での記号の一つの視点と言うものがある。

キャラクターを描写された時の視点の高さから、その視点がどのキャラクターのものなのかを見て、読者は知らず知らずのうちに、そのキャラクターに感情移入するようになる。と言う、漫画とかアニメでは基本的なテクニック。

「ホムンクルス」の場合、名越の視点の高さの時とななみの視点の高さで描かれたもので、それぞれのキャラクターの表現の仕方が変わってくる。

作者の優しさなのか、表現の仕方が変わらないキャラクターに対してはあえて、そのキャラ視点の描写を一切していない。

この作中においてはあくまでも、「ホムンクルス」が見えている人間だけ限定的に視点の高さが作られている。

最終巻の最後32ページのエピローグでは、これまでとは打って変わって明らかに意図的にキャラクターの視点の高さで描かれたコマが存在しない。

全てのコマが客観的な視点での描写のみに終始している。

唯一違うのは、見開きの刑事の絵だけ。

そして、このシーンだけは名越の視点の高さで描かれていて、ちゃんと全てのキャラの顔が名越の顔になっている。

伊藤の顔が名越になっていないのは、エピローグの段階で伊藤の問題は解消されていたからだと見る人も居るかも知れない。

でも、これはあくまでも名越の視点の描写じゃないからで、おそらく名越の視点で見れば女装した名越の顔が写っていたはずだと思う。

これまでは、ホムンクルスが見える人間と見えない人間がいたのに、最終巻308ページ以降全ての人間が名越の顔になっている。

それなのに、322~323ページの俯瞰の見開きだけ、人の顔が名越の顔になっていない。

この辺りから見ても、名越の視点になった時だけ、登場人物の顔が名越になっていると言う事で良いと思う。

「ホムンクルス」と言う漫画を読み解く上で、このコマ毎の視点の高さを意識すると言う行為は、実に重要な意味を持つ。

なぜなら、この作品においては、普通の漫画における、セリフ、コマ割り、絵に加えて、それぞれの視点でのモノの見え方と言う要素が追加されているから。

この作品だけの要素を見落として、普通の漫画と同じ読み方をしてしまうと、コマ毎に表現が変わる事で混乱していき、結果として、難解で良く分からない漫画になってしまう。

難解な漫画ではないんだよ。

確かに、明確な答えは書いてくれていない。

でも、事実を一つずつ並べて、視点を解読していくと、驚くほど読みやすくなるのは事実だと思う。

ここまでクッソ長くなってしまったけど、この考察も次回で終わりにします。

最終回の内容は・・・ここまでに書いてきた前提条件から読み取った、名越本人のホムンクルスの正体について。

何か、上手く引きを作れたので・・・次回を待て!

きっと相当長くなると思うけど・・・

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2024年7月16日 12:06 CAT :

マンガを大考察シリーズ(1)「ホムンクルス」 ~その3

そんな話が色々ありまして、「ホムンクルス」と言う漫画を考察していきます。

ここに来て、チョッとだけアーカイブをご用意いたします。

【マンガを大考察シリーズ(1)「ホムンクルス」】

~その1

~その2

「ホムンクルス」と言う漫画には、分かりやすい答えは書いてない。

読者に考える余地をたっぷり残してくれている漫画。

それを心地いいと思う人と、気持ち悪いと思う人の2つに絶対的に分かれると思う。

この作品の評価が賛否両論なのは、この為なのは間違いない。

心地いいと思う人は、今で言う所の「しりあがり寿」先生みたいな漫画とかが読んでいて楽しいんだと思う。オレもそう。

逆に気持ち悪いと思う人は、やっぱり少年漫画的な気持ちいい読後感のある漫画が読んていて楽しんだと思う。オレもそう。

どちらにも共通する事は、自分で見つけるにせよ、作者さんが用意してくれるにせよ、答えを自分の中に持てると言う事。

完結するまでは、その答えを持つことが出来ないから、未完の作品ってモヤモヤするんだよ。

聞いてますか。冨樫先生。萩原先生。・・・岩明先生、お疲れさまでした。

なので、ここから書く事はあくまでもオレの中の答えでしかない。

その前に、多分、誰もが分かっている事実を羅列しておこう。

 

 

 

〇「ななみ」と「ななこ」は別人
結局、「ななみ」は「ななこ」が整形した姿だったの?それがばれない為に頑なに拒否したの?と思うかもしれないけど、ここは別人で間違いないはず。

お腹の子どもの事を知っていたから、同一人物と言う見方をする人も居るかも知れないけど、「ななみ」と「名越」は同じような経験を持つことでホムンクルスが見えていると言う事なので、「ななみ」もおそらく「さとし」の子どもを妊娠した上で、逃げられていたのだろう。と読む方が正解だと思う。

 

 

〇「ななみ」はセックスの後死亡した
名越にトレパネーションを施された後、激しいセックスをしたため(もしくは、手術段階で失敗していた?)、その後ホテルで死亡しているはず。

そうじゃないなら、あの傷口から出血する描写をわざわざ描く必要はないって。

 

 

〇「伊藤」は「名越」に恋をしていた
途中経過はともかく、自身を救ってくれた名越に対して、伊藤は恋をしていた。

ここに恋愛要素が絡まないのであれば、伊藤が性同一性障害を持っているという設定自体が必要ないと思う。(もしくは、その設定のための色んな展開を作って丁寧に描写する必要はないと思う。)

それに、最期に伊藤が警察を呼ぶシーンがオレの中では、「ヒミズ」のラストで茶沢さんが住田の為に警察を呼ぶシーンと酷似して見えたんだよね。

名越はあれから1年の間に、第2・第3のななみを見つけて、トレパネーションによって殺害している可能性もある。

もしくは、このままセルフトレパネーションを続ける事で名越自身が死んでしまう事を恐れた可能性もある。

どちらにしても、自分がきっかけで最愛の人をこれ以上苦しませたくないという気持ちで警察を呼んだという解釈に変わりはないかと。

 

 

〇名越はホムンクルスを見ていた
作中何度も伊藤が「幻覚だ」「妄想だ」「プラシーボ効果だ」と言っていたけど、実際に名越には「ホムンクルス」は見えていたはず。

そうでなければ説明のつかない描写が作中で、くどい位繰り返されている。

伊藤が「経験にあるものしか見えない」と言った後に、経験のないものがしっかりと描写される。

作者の上手い所は、経験が無かったはずなのに見えていたホムンクルスの中に、「実は名越が忘れていただけだった」事実を時々提示することで「結局どっちなんだよ」と読者に思わせているところ。

ただ、最後の最後「イタさん」のホムンクルスで、完全に経験にあるはずもないものを提示することで、「実際に見えていたこと」を説明してくれてる。・・・はず。

 

 

〇名越は整形しているエリートサラリーマン
作中で、「虚言癖がある」と散々言われているけれども、名越自体の過去については、作中に出てきた通り。

実は整形前の顔や記憶を改竄して、それすらも忘れている、

本名はサトシで、ななみのホムンクルスの顔が本当の名越の整形前の顔。

「ななみ」はやっぱり「ななこ」と言う見方はさすがに捻りすぎだと思う。

 

 

 

とにかく作中にミスリードが多くて、結局どれが真実なのか分からないので、まずはここを確認しておく必要がある。

と言うか、この確認だけで、めっちゃ長くなってしまった・・・

そんなところで、次回を待て!

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2024年7月15日 12:43 CAT :

マンガを大考察シリーズ(1)「ホムンクルス」 ~その2

そんな話が色々ありまして、「ホムンクルス」と言う漫画を考察していきます。

その前にチョッとだけ、「ホムンクルス」と言う漫画の説明を・・・

『ホムンクルス』は、山本英夫による日本の漫画作品。2003年より『週刊ビッグコミックスピリッツ』で連載。2008年28号以降休載していたが、2009年34号より連載再開、2011年12月号をもって完結。

新宿西口の一流ホテルとホームレスが溢れる公園の狭間で車上生活を送るホームレス・名越進は、医学生・伊藤学に出会い、報酬70万円を条件に第六感が芽生えるというトレパネーションという頭蓋骨に穴を開ける手術を受けることになった。その手術以降、名越は右目を瞑って左目で人間を見ると、異様な形に見えるようになった。伊藤によると「他人の深層心理が、現実のようにイメージ化されて見えているのではないか」と言い、彼はその世界をホムンクルスと名付けた。そして、名越は様々な心の闇を抱える人達と交流していく。

そんな漫画だ。

ありがとう。ウィキペディア。

もう少し詳しく知りたい人は、漫画を買って読んでください。

とにかく頭のおかしくなる漫画だと思う。

人間にとってかなり根源的な問題に切り込んだテーマ性は、ホント読む人によっては発狂するんじゃないだろうかとさえ思う。

当たり前と言うか、作品自体のネタバレしかしないので、もし未読で、これから読んでみたいと言う諸兄がいらっしゃった場合には、ここでブラウザバックしてください。

さようなら。

・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・

前置きがとにかく長くなり過ぎたけど、本編も負けない位長々書いて行ければいいなと思っております。

さてさて。

本作において何を考えるか。

トレパネーションがどうなのかとか、第六感がどうなのかと言う話や、オカルトな話ではないと思う。

実際、この物語においてその辺りの事象はあくまでも、物語のテーマを展開するための添え物でしかない。

この物語自体のテーマはどう考えても「自分と言う存在」。

これしかないと、オレは思っている。

実生活において、「自分と言う存在」の意義について考え、その瞬間瞬間の行動を決めている人間がどれほどいると言うのか。

それは哲学の永遠のテーマの一つである「自由意志」にまで遡る問題だとさえ思う。

以前、「Gの世界」と言う漫画を描いた時、この自由意志について言及したことがある。

恐ろしい事に、脳は自分の意志を決定していないと言う事が分かってきたらしい。

では、自分の存在とは、一体どうやって作られたものなのか。

自分は、この世界に本当に存在しているのか。

そもそもこの世界は本当に存在しているのか。

この問題について、どこまでも考え続けていくと、おそらく人は発狂してしまう。

だから、その問題を考えないようにして日々を生きている。

そんな人間を、この問題に強制的に向き合わせようとする行為が、「ホムンクルス」と言う作品の中では「トレパネーション」だった。と、まぁ、そんな話ですよ。

そして、その自分自身と言う存在を具現化したものが「ホムンクルス」と言う状態。

「ホムンクルス」と向き合う事によって「自分と言う存在とは何なのか」と言う問題自体と向き合い、取り合えずであれ、その答えを得る。もしくは、答えに迫ることが出来る。

それは、ある意味で救済であると同時に、ある意味で絶望にもなりえる。。

それが、この漫画の雑誌掲載上の最終回の最後の見開きにある「ここは天国か?地獄か?」と言う言葉に繋がっていくんだろう・・・と思う。

この漫画におけるヒロインである「伊藤学」も、自分と言う存在の根底にあったものと向き合う事で、本来の自分を取り戻し、自分自身の存在を自分で肯定することが出来た半面、そのために絶望する事になる。

まさに「ここは天国か?地獄か?」。

組長さん、女子高生、伊藤学と一人一人見ていっても良いんだけど、きりがないので、やっぱりここは「名越」にとってのホムンクルスをもう少し掘り下げて考えていきたいと思っております。

そんなところで、次回を待て!

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2024年7月14日 12:31 CAT :

マンガを大考察シリーズ(1)「ホムンクルス」 ~その1

少し前の記事で、「漫画の考察をやってみたい」と書いた。

で、その後、何で書こうかなぁ~漫画をペラペラ読みながら考えてた。

最初に浮かんできたのは、「進撃の巨人」と「ハンターハンター」だったんだけど、この辺りの漫画については、考察と言うよりは伏線回収についての解説にしかならないよな。と。

同じ理由で、「ヒストリエ」もなしか。

そもそも、完結してないと、つけたしの要素が増えるのは厄介。

あと、めっちゃ長い漫画もしんどいよな。

そんな事を考えてて、これはちょうどいいと思ったのは「亜人」だった。

これだと、丁度いい位の巻数で完結してるし、伏線がどうのこうのと言う面倒くさい事にとらわれずに、「そもそも、生と死について」みたいなテンションでツラツラ書けるかなと思った。

ある程度読み直した。

流石に面白い。

特に、「佐藤」のキャラは、ホントここ数年の敵役では断トツで良いキャラクターだよ。

ただ、読み終わって思ったのは、ほぼ考察の余地がない事だった。

きっと作者が完璧主義者なんだろう。

物語が完全な形で終わっている。

それは途轍もなく凄い事なんだけど、考察ってなんだよ。って話。

「亜人とは?」とか「IBMの存在とは?」みたいな話なんて、ぶっちゃけてしまえば「漫画内の設定です」で終わってしまう。

そりゃあそれを、なぜこの設定を作ったかと言う制作の裏話にまで広げれば書けるんだろうけど、今回やりたいのはそう言う事じゃない。

みたいなことを考えたら、たまたま「亜人」の横に並べていた「ホムンクルス」が目に入った。

コレ良いんじゃね?

読み直してみたら、凄く絶妙。

長さもちょうどいいし、完結してるし、しかもちゃんと読者に妄想の余地をたっぷり残してくれている。

これこそ、考察に丁度いい漫画じゃありませんか。

と言う事で、明日から数回に分けて「ホムンクルス」を考察していこうと思った次第でございます。

久々に・・・次回を待て!

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2024年7月13日 13:31 CAT :

赤黒い血を流す少女の顔は老婆のように変わり果てる

先日まで、チョッと研修とやらに出ておりました。

どんな研修かと言うと、会社経営をシミュレートしながら、実際の帳簿をつけていくと言う人生ゲームみたいなヤツ。

新卒の頃、新入社員研修で同じようなゲームをやった記憶がうっすらとある。

その時このゲームで、当時その新人研修を仕切っていたどっかの会社の会長さんをぶち抜いて、資産1位になったせいで、その後、研修中ずっと「お前はダメだ!」「ゲームで成功したって実際の社会ではやって行けない」とか散々言われたと言う苦い思いでしかないやつ。

今になって物凄く好意的に考えれば、あれも八つ当たりとかじゃなくて、このまま新人を調子づかせないようにすると言う事だったのかもしれない。

だとしても、そのお陰で、随分メンタルズタボロにされたと言う事実は消えるはずが無い。

20年くらい前。

まだ、圧迫面接とかが当たり前の時代。かつ、就職氷河期で、とにかく労働者の立場が不利だった時代の話ですよ。

今回、研修の話を聞いた時には、その時の事をふんわり思い出して「いやだなぁ~」としか思わなかった。

とは言え、せっかくなので参加してみる事に。

前に受けた時の記憶なんてほぼほぼないので、ゲーム自体の内容は初めてに近かった。

前にやった奴はもう少しシンプルだったような気はする。

今回の研修中、このゲーム自体は面白かったし、前の時みたいな嫌な思いとかも全くしなかった。

今、実際に会社を経営しているわけで、ここ数年やってきたことを分かりやすい形で振り返ることが出来る感じ。

結果を見れば、何とか研修中倒産させずに、利益を出して終わる事が出来たけど、莫大な利益を出して会社を大きくしたわけでもなく、細々と利益は確保しつつ続けて行けているという、実際の今の会社に近い状態で終了した。

そんなところまで含めて、リアルなゲームだったと言う事だろう。

問題なのは、2日間、たくさんの人の中で揉まれつつ、脳を使い過ぎたため夜も覚醒状態でほぼ寝つけず、終わった後、体調を崩して2日ほど寝込んだことか。

まぁ、たまには、こうやって普段と違う事をやる事も大切ですよね。

パターン介入と言う奴です。

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2024年7月12日 12:02 CAT :

お名前なんてぇの?

先日の東京都知事選について、石丸氏がどうなるかが見ものだねと言う感じでチョッと記事書いてたけど、蓋を開けてみれば予定調和のように小池氏の再選でしたね。

分かっていたよ。番狂わせなんかねぇだろうな。と。

ただ、その中身を見ると、若年層では石丸氏が圧倒的支持、中高年層では小池氏が圧倒的支持、そして、蓮舫氏はどの層からも支持されてなかったと言う事が何となく分かった感じ。

投票率は、ここ数年では最高レベルで高かったらしいけど、それでも若年層の投票数はまだまだ少ない。

だから、お前らが投票に行かなければ、若い奴らの生活は良くならねぇんだよ。と。

なぁ~んでそれが分からないのやら・・・

もっと若年層の投票率が高ければ、蓮舫氏と石丸氏の差がもっと空いてただろし、暇空氏は50万票くらいとれていたと思う。

どっちにしても、小池氏の再選は揺るがなかっただろうけれども。

結果が分かってから、たらればを考えるのも楽しいです。

それで、未来が変わるかと言うとそう言う訳でもないことは百も承知がコンチクショウ。

あと、蓮舫氏のヤバさはしっかり伝わって、石丸氏に入れることで、小池氏の票数が減って蓮舫都知事が誕生することに危機感を覚えた層が一定数いたような気がしないでもない。

まぁ、どっちにしても秒殺KOだったし、そんな話しても詮無い事よ。

などツラツラ書きながらも、投票権もないし、所詮多少面白がるくらいしか出来ないオレは、娘と一緒に先日買ったブルーレイの「LEON」完全版を堪能しておりました。

「フィフスエレメント」については日テレ版日本語訳が最高傑作なんだけど、「LEON」に関しては、スタンはテレ朝版、レオンとマチルダは旧作ソフト版が好きなので、思うようにならないんだよなぁ。

今回は、娘がスタンを見たいと言う事でテレ朝版の安原さん吹き替えで見たけど、次一人で見る時は旧作ソフト版で見る。

いや、旧作ソフト版の佐古さんスタンフィールドもめっちゃカッコいんだけど、やっぱりスタンの狂気が一番出てるのは安原さんのバージョンだと思う。

お話が取っ散らかってしまったので、今日はここまで。

トム・フェルトン好きだった娘が、少しずつゲーリー・オールドマンにハマってきている。

オレの趣味に染めていっていいものか。

悩ましい所ではあります。

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2024年7月11日 12:54 CAT :

俺らまだのびしろしかないわ

朝起きて、フロントの部分で植物を見てると・・・「???」

トンボが、ドリフのコント見たいな感じで死んでた。

何か、うまく撮れなかったんだけど、お分かりいただけるだろうか。

庭に植えたティーツリーちゃんの枝では、アブが交尾をしておりました。

テラスで育てている、タニワタリには、庭で生まれたカマキリが住み着いているらしい。

夏がやってきましたな。

夏生まれなので、この季節は個人的に生き生きしてしまう。

しかも、今年は数年ぶりに夏らしい日差しがクッソ熱い気がする。

良い季節が来たと信じておこう。

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2024年7月10日 12:00 CAT :

泣きながら眠るよ 時の中で

香川県と言えば、何か知らないけど最近、父母ヶ浜と言う海岸が有名になってしまった。

いつまでも、うどんだけではないのだよ。ワトソン君。

その父母ヶ浜ってとこは、昔っから、潮干狩りでチョッと遠出して親に連れて行ってもらってた場所。

地元と言うにはあまりにも遠いけど、ちょくちょく遊びに行ってた訳ですよ。

それが、何か有名になってしまって、海外からの人とかもいっぱい来る観光地になってしまった。

周りの人は良いと思うんだけど、もう麦わら帽子被って、潮干狩りしにいくのは到底憚れる感じになった。

と言うか、駐車場もいっぱいで何だかもう近寄れない。

うどんブームの時、行きつけだった近所のうどん屋に行ったら、見知らぬおばさんに「にいちゃん、セルフうどんの食べ方分かる?」と聞かれて、悲しくなったのに近いものを感じております。

「お前がこの店にやとわれるより前から、この店に通ってるわい。ボケが!」と声高に言えるはずもなく、その店にはそっと行かなくなってしまった。

ブームが過ぎ去った後、似たような経験から地元の人にも見放されて閑古鳥が鳴いているお店も多々ある訳ですよ。

ブームとは実に罪深い。

少し前はタピオカ屋や高級食パン店、最近では餃子の無人販売や、から揚げ専門店の閉店告知を眺めながら色々思ってしまう。

父母ヶ浜がそうならない事を祈りつつ、もうここで潮干狩りは出来ないので、遠くから愛でるだけだ。

その父母ヶ浜は、何でも、インスタ映えが良いと言う事で、有名になったらしい。

こんな写真。

キレイだとは思う。

ただ、田植えのこの時期、夕方近所の水田で散歩しながらでも、似たようなもの撮れますぜ!

みたいな野暮な事は言わないでおこう。

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2024年7月9日 8:45 CAT :

駆け出す世界に心奪われて 無邪気な瞳にゆれる

「まぁいつでも買えるからいいか。」と、取り合えず購入を先送りにしていた漫画がいつの間にか買えなくなってる。

どころか、価格が高騰しているという事が多々起きている。

出版業界が不況過ぎて、発行部数が極端に落ちていると言う事なのだろうか。

最近だと、徳弘先生の「亭主元気で犬が良い」をうっかり買い忘れてたので、続き買おうかなと思ったら、もうどこにも売ってなかった。

それにビビッて、買い忘れを調べたところ、「おやすみプンプン」の10巻以降と「エンバーミング」が8巻以降を買ってなかった。

「エンバーミング」は発行部数も多かったのか、特に問題なく買えそうだけど、「おやすみプンプン」はもう中古でもなかなかない感じ。

と言う事は・・・と思い立って「男坂」を買おうと思ったら、なんと全巻セットは16000円くらいする・・・

???

「男坂」ですよ?

オレ前に1~3巻セットで100円で買ったんだよ?

でも、連載再開後の4~11巻は普通に売ってるみたい。

じゃあ、オレがセットで100円で買った1~3巻が1万円以上の価値があると言う事なのか!!?

軽い衝撃を受けた。

まぁ、そう言う事ならと、残りの分は新品で買おうと思ったんだけど、なぜか7と8巻だけ新品でも中古でも見つからない。

何か事情でもあるんでしょうかね。

取り合えず、今日お仕事で出る予定があるので、近所の古本屋さんにでも寄って、「男坂」売ってないか探してこよう。

欲しい漫画は出来るだけ発売日に購入するように心がけます。

とは言え、今、オレが新刊で集めている漫画はもう「波が聞こえる」「望郷太郎」「マイホームヒーロー」「カイジ」「ハンターハンター」「ヒストリエ」だけになってしまった。

そして、その内3つは休載中。

「ヒストリエ」に至っては、もう最終巻だとさえ思ってる。

そう言えば「喧嘩商売」と「バスタード」もあったな。

いや、これももう最終巻だろう。

「ハンターハンター」は続きが出ると期待しております。

どうでも良いけど、今連載再開の準備してる「不動産売買であった怖い話」の最終話の扉絵は、もちろんこの男坂の最後の見開きの パクリ オマージュですよ。

このページね。

オマージュと言うのがおこがましいクオリティの差・・・

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2024年7月8日 12:57 CAT :

12時解禁で見られる明日のビジョンは大切なところでモザイクがかかる

世の中には色んな事を懇切丁寧に教えてくれる人がいる。

でも、その色んな事をそのまま信じてしまうと、実態が見えなくなることも多々ある。

情報化社会ですな。

情報化社会と言われてもあんまりピンと来ないけれども、要は、色んな媒体がいろんな角度から様々な情報を垂れ流してくれていると言う事だと理解している。

これまでは、「はい。これが大切な情報ですよ」とテレビなり、新聞なりが懇切丁寧にお届けしてくれていた。

それだけを信じていれば、それはそれで幸せだった。

所が、その情報自体が実は偏ったものだと言う事さえ分かるようになってきた。

偏ったものの考え方をするのは果たして正しいのか。

で、結局、色んな人が情報を垂れ流すようになって、受け取る側がそれぞれの取捨択一をしていく必要に駆られるようになってしまった。

まぁ、そんな感じかなと思っております。

何で人前で政治の話をしてはいけないんだろう。とか、ふと考える。

大っぴらに批判してはいけないのは、日本の文化としてある意味素晴らしい気もする。

で、同時に、その裏にある本来の意味を読み取らないといけないと言うスキルも要求されるらしい。

その辺が良く分からなくて、上辺通りの意味で理解すると、それはそれでダメなんだって。

日本語は、世界で最も理解するのが難しい言語らしい。

だからこそ、物凄く繊細な表現が出来るんだろうね。

それはきっと良い事なんだよ。

問題なのは、情報社会においてそれがマイナスに働く場合が多々あると言う事なのかもしれない。

何が言いたいかって、「もう色々めんどくせぇな」と思う事が、ここ最近色々あったよと言う事でございます。

それでも、前を向いて生きていくです。

それしかないです。

二股に分かれたかわいいネコジャラシを見つけた。

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2024年7月7日 12:45 CAT :

陳腐な物語~七夕変

七夕の日でございます。

だから何だと言うと、何でもないですと言う話だけれども。

折角なので、少しだけ七夕にちなんだエモい小話でも書こうかと思った。

思ったんだけど、流石にそんな陳腐なものはいかがなものかと。

七夕にちなむ物語。

ふと頭の中に浮かんできたのは、一人のおじいさんだった。

かつて、最愛の人など一人もいないまま、孤独に年老いていった一人の老人。

自分の人生とはいったい何だったのかと、毎夜眠る前に、それまでの人生を回顧し、ただただ呆然とするだけの毎日。

幾らかつての毎日を振り返ろうとも、そこに意義のある何かを見つける事は出来ない。

それを悲しいと思い涙を流す事すら出来ない程に、もう年老いてしまった。

このまま、何ら意味を見いだせないままに人生を終えるのだろうと、その全てを受け入れた。

そんなある夜。

あまりにも老人を哀れに思った一人の神様が気まぐれで、老人にかつて若かりし頃に出会ったであろう最愛の女性を思い出させる夢を見せた。

ふと老人はその事を思い出し、実は自分の人生に対して意味がないと言うのは、とてつもなく尊大な考え方であったことを知る。

人生とは、自分で選択することが出来る。

選択の結果、ここに存在している訳であり、因果の鎖の果てに現状があるのだとすれば、その選択の答えであると言うだけで、その人生には意味があるのではないか。

奇しくもその夜は七夕。

1年に1度しか最愛の人に出会えない選択をしたものの話に思いを馳せつつ、最愛の女性と添い遂げる選択をしなかった老人は静かに眠りについた。

その顔には、ここ数十年なかった不思議な安堵があったという。

やっぱり、陳腐な話になった。

分かり切ってた結果になる。

それもまた人生。

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2024年7月6日 12:47 CAT :

悲しみが飛び乗って優しさに生まれ変わる そしてひとつになれればいい

不動産屋さんからお金が帰ってきた。

これで、2年くらいかかった裁判が全て終わった事になる。

と言う事で、裁判の色々についてを漫画にして「不動産売買であった怖い話」第2部を再開しようかなと思っております。

思っている以上に凄い事態が起きつつも、果たしてこれがすっきりする終わり方になるのかと言うと何とも言えない感じもする。

結構賛否両論あるかも知れなくて、それを全部漫画にしてしまって良いものかと悩んでたりはするけど、まぁ、せっかくの面白経験なので、忘れる前に書いておこう。

多分、また10話前後になると思う。

今となっては、もう遠い昔の話のようにすら感じてしまう。

新しい土地を凄く良い感じの人から買うことが出来、その後も色んな人の協力を得て、無事お家が出来上がった。

この日曜日にも庭に新しい植物を植えたり、嫁や子どもと家庭菜園を作ったりとのんびり楽しんでいる。

あぁそう言えば、騙されていっぱいお金を払った上に、裁判までしてたんだなと、変な感じで回顧するに至った感じ。

この話を書き始めると、またどうでも良くなった過去の事を思い出し、沸々と怒りが湧いてくるかもしれないよね。

余計な事はしなくても良いのか。

それもそれとして楽しむべきなのか。

取り合えず、当時のテンションを思い出すべく、第1部の方を自分で読み返してみます。

そう・・・

この擦り倒した表紙。

新しい表紙を描き始める事から始めたいと思います。

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2024年7月5日 12:04 CAT :

束の間に意味など知りうる術もなく ただ鮮やかさだけ昨日に駆け抜けた

息子が小学校での素行が悪すぎて、席を一番前にされてしまったらしい。

先日、しょげきった顔で「ゲームとかやれないように、見守りswitchの時間をゼロにして」と言ってきた。

話を聞いてみると、どうしても授業中にゲームの事を考えながら手遊びしたり、落書きしたりしてしまうから、ゲームを止めてしまいたい。でも、出来るとゲームをやってしまうから、出来ないようにしてほしい。と言う事らしい。

・・・何か、子育てしてるぜぇって感じがする。

先日、子どもたちの授業参観に行った時、息子は確かに手遊びもしてるし、落書きもしてたけど、ちゃんと授業受けてるなと思ってた。

でも、先生の評価はダメだったらしい。

息子に少しだけ話をしてきた。

そもそも勘違いをしてる。手遊びをしてはいけないとか、落書きをしてはいけないんじゃあない。授業についていけなくて、理解できなくなることがいけない事なんだ。と。

息子は「?」がいっぱい浮かんでた。

お前が考えるべきは、ゲームを止める事でも、落書きや手遊びを我慢する事でもないんだよ。

授業をしっかり聞いて、内容を理解して、ノートをしっかり取って、テストで点を取りつつ、手遊びをするためにはどうするべきかを考えればいい。

もし、テストで良い点とって、ノートもしっかり取れて、忘れ物もしなくて、宿題もちゃんとできてるのに、落書きしたことを先生に怒られたら、お父さんが先生に話しに行ってあげる。

ただ、そこまで考えてまでしたいとは思わない程度なら、今すぐ辞めてしまえ。

話の内容が理解できてないとは思わないけど、息子は黙って考えてた。

そもそもなんで、手遊びしちゃあダメなのかを誰も説明してくれてなかったのかもしれない。

自分がやりたいと思ったことがあるのであれば、それがどのくらいやりたい事なのかを考えればいい。

その上で、そうでもないなら辞めれば良いし、どうしてもやりたいならやれば良い。

ただ、それだけの話なんだと思う。

やりたい事を伸び伸びやって、変な大人になってほしい。

ただただ、それだけを願っております。

自分の自我をもって、自分のやりたことに対して色々考えてる子どもたちを愛でていると、まぁ、可愛くてしょうがないと言う話。

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2024年7月4日 12:53 CAT :

きみの行きたい場所はどこでも行ける

東京都知事選が何か知らんけど、面白い事になってきてる。

まず、蓮舫さんにだけはなってもらっては困ると言うのは、ほぼ全ての日本国民の総意だとして、問題は石丸伸二さんだよね。

安芸高田市の市議会の話は、良くYOUTUBEで見てた。

エビス記者とのやり取りとかも、地方の新聞記者ってここまでアホなのかと思いながら、ニラニラしながら見ておりました。

石丸伸二さんが知事になると、これと同じことを東京でもやるんだろうかと思うとそれはそれで面白いよね。

ただ、これまでの話が面白かったのは、あくまでも耄碌したおじいちゃんおばあちゃんがワチャワチャやってた地方のいち自治体の議会の中だからな訳で、流石に日本の首都の都議会で同じような事は起きないんじゃないかなと思ってる。

何だったら、一方的に権力に叩き潰されて何もできずに終わってしまうんじゃないかとすら思ってる。

チョッと噛みで飛び込んでみて、かき回したくらいで変われるほど簡単な話じゃない位複雑に利権が絡み合ってるんだろうと。

石丸伸二さんは同年代。

オレと同じ同年代の人が、その中で戦ってくれるだけでも、何か政治に対してアクションを起こしても良いんだと言う強い気持ちを持たせてくれるので、それだけでも効果はあるんじゃないかとさえ思う。

石丸伸二さんと言う人が何者なのかという点に関して、良く分からない部分もある。

もちろん、今表立って出ている部分だけではない裏の顔もあるだろうて。

ただ少なくとも、2重国籍を持って共産主義国のスパイをしてると噂されている蓮舫さんよりは間違いなく良いのは間違いない。

あと、この石丸伸二さんがもし当選するとなった時には、ネット上での動きが世論を動かすと言う、そっちの意味での歴史的な出来事にもなる可能性があるよね。

テレビではどう考えても、小池さんと蓮舫さんの事ばっかり偏って報道してる訳で、その上で、石丸さんが当選なんてしたら、テレビよりネットの方が世論に対して影響力があると言う事になってしまう。

もし、今回石丸さんを当選させるため、過去にない位40代以下の投票率が高かったりしたら、めっちゃ面白い事になるんだけどな。

などなど思っております。

まぁ、オレは超絶田舎の四国に住んでいるので、直接何かが出来る訳じゃあないけれども、それでも今回の都知事選はかつてない位結果を楽しみにしています。

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2024年7月3日 12:39 CAT :

5年おきに現れる前髪を垂らした知らない動物

映画とか、音楽作品とかを見ての感想と言うか、考察って言うのは好きで色々書いてきた。

それが当たってるか当たってないかは問題ではなくて、「オレはこの作品に対してはこう言う楽しみ方をしてますよ」的な感覚で書いてた感じ。

ルパン三世のOVA作品「green vs red」の考察なんか、なぜか未だにこのブログのアクセス数で常にトップクラスの人気記事になってしまってたりすらする。

一応、その記事を加筆修正した奴も昨年アップしてたりする。(⇒こちらですな)「【過去の自分を見つめ直すと言う名の水増しシリーズ第3段「「GREEN vs RED」について書いてみたらこんなに長くなってしまいました。4年ザクロ組志茂田 聾二」

ホント面白い名作だよ。

「カリオストロの城」や「vs 複製人間」とは全く違った角度で。

ふと気が付いた。

一番好きな漫画作品でこの考察と言う奴を全くやってなかった。

と言う事で、何か漫画でもそう言う考察をやりたいなと思った次第でございます。

いやね。「ヒストリエ」の12巻読んでて、フィリッポスが死んだと思わせて死んでない描写があったから、絶対、公には死んだことにして、アンティゴノスとしてエウメネスと結託するんだと思ったんだよ。

この構想に関しては、絶対連載開始当初からあったはずで、そうじゃないとおかしい伏線がメッチャたくさんある。

ただ、まぁ先日の記事でも書いた通り、おそらくその超ワクワク展開に関しては執筆されない可能性が高いよね。

考察に取り上げる漫画として「ヒストリエ」は止めておこう。

本当は凄くやりたい気もするんだけど・・・

と言う事で、何か、考察できる作品無いかなとぼんやり考えております。

最初は自分の漫画でやってやろうかとも思った。

「Gの世界」とか、結局最後は凄い独りよがりで終わってしまった気がして、チョッと後悔してるし。

でも、自分の漫画はなぁ~・・・考察と言うか解答だもんな。

それは、「オレはこの作品に対してはこう言う楽しみ方をしてますよ」と言う考察ではなんだよ。

そんなもの考察じゃなくて、タダの補足説明だ。

そんな情けない事はやりたくない。

「これで書きたい!」と言う記事が見つかったら、近日中に書くと思う。

書かないかも知れないけど、その折にはまぁ、察してください。

結局作品を絞り切れなかったと言う事ですよ。

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